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花粉症の目のかゆみ、目薬でなく漢方薬で治せる!?

~約4週間後の再診~

丸山先生「どうでしょうか?」
V美「飲み始めた次の日からかゆみがだいぶよくなりました。でも2週間後ぐらいから胃が少しムカムカするようになったので1日2回だけ飲むようにしました。もともと胃は強いほうなので大丈夫だろうと思ったのですが……」

丸山先生「胃腸にくるようなら、食前や空腹時でなく、食後に飲むのもひとつの方法です。量を減らしたらムカムカはおさまりましたか?」
V美「はい。いまはだいぶ症状が改善してきました」

丸山先生「それで目のかゆみが落ち着いているなら1日2回でもいいですし、徐々にかゆみのあるときのみ服用するようにしていきましょう」
V美「わかりました。花粉症の時期が終わるまで頑張ります!」

◇~4月末になってからのU子とV美~

U子「今年もようやく花粉症の季節が終わったね」
V美「そうだね。今年は漢方薬のおかげでだいぶ楽だったよ」

U子「私もV美に漢方薬をすすめてもらってよかった!」
V美「効き方によって差があるけれど、体の症状で困っていたらできるだけいろいろ試してみたほうがいいんじゃないかと思うよね」

U子「そうだよね。体って何をするにも基本だから、土台がちゃんとしてないと、生活を楽しめないし」
V美「花粉症だとメイクもうまくできないし、せっかくの春が憂鬱になっちゃう」

U子「私、生理痛もちょっと気になってるから相談してみようかな」
V美「そうしてみたら? 体の不調を放っておくのは禁物だよね!」

※効果には個人差があります。漢方薬の服用は医師の診断を受けてからをおすすめします。

(取材協力:丸山綾、構成:小川たまか、イラスト:miya)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

丸山綾 

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

※この記事は2014年02月28日に公開されたものです

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