自己否定から抜け出せる言葉とは?―「だが」「しかし」などの逆接の接続詞
職場の仲間たちとのコミュニケーションがうまくとれず、自己嫌悪に陥る社会人が増えているようです。社会生活に支障をきたすという最悪の事態を招く前に、なんとか自己否定の感情から脱却したいと願っている人のために、その方法論を紹介しましょう。
【こじらせ女子に見られる特徴 1位「自己否定ばかりする」2位「意地悪」】
自己否定の感情から脱却する
すべての悪循環を断ち切るには、まず自己否定の感情をなくすことが肝要です。ただ、自力でこのような状態から脱却するのは至難の業といえます。マイナス思考をプラス思考に転換するためには、これらの感情が起きる要因とその改善法についてよく学ぶ必要があります。
悪いことから良いことへ、否定から肯定へ
人間の脳は、考えたことを実現しようとする働きがあるといわれています。つまり、悪いことばかりを考え続けていると、現実も悪いことしか起きないということになるのです。したがって、否定から肯定的な考え方に転換することさえできれば、すべてが良い方法に向かうということになります。
逆接の接続詞を用いてプラス思考に
否定的な考えが頭に浮かんだら、「だが」「しかし」という逆接の接続詞を用いてマイナス思考をプラス思考に変えるようにしましょう。大切なのは否定的感情が芽生えたらすぐにそれと真逆の考え方をすることを習慣付けることです。
すると次第に、最初からプラス思考をするように思考法が変わっていくはずです。
「だが」「しかし」のあとには具体的行動を
「だが」「しかし」などの逆接の接続詞を用いる際に大切なのは、そのあとに続く考え方を、常に具体的な思考にするということです。否定的感情の最大の欠点は、悪いことばかり考えていると、良い方向に向かおうとする行動力が阻害されてしまうことにあります。
能動的行動に駆り立てる効果
例えば、重要なプレゼンを翌日に控えているOLの場合、「明日のプレゼンが失敗したらどうしよう」という不安がよぎった場合、すぐに「だが、作成した手順通りにやれば必ずうまくいくはず」「そうだ、もう一度手順に落ち度がないか確認してみよう」という風に、能動的行動に自分を駆り立てることができるのです。
※この記事は2014年01月05日に公開されたものです