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弱音が吐けなくて……アラサー独女が素直になれなくなったこと「甘えベタ。つい大丈夫と言う」

恋も仕事も人間関係も……それなりにいろいろな経験を積んできたけれど、おひとり様ってちょっと複雑!? 未婚のアラサー女子ならではの心境をセキララにつづります!

「どうしてかなあ、なんでこんな簡単なことが言えなくなったんだろう」。日常生活で、自分自身の行動にふと疑問がわくことってありませんか? 今回は20代前半と比べて、アラサー独女が素直になれなくなったことについて調査してみました。



■素直に弱音を吐きづらくなった

・「彼に会えないときに昔なら『会えなくてさみしい』が言えたけど、今はいい年なので『強く生きてます』的な感じで弱音を吐けないし、迷惑をかけちゃいけないとか考えてしまう」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「甘えベタ。つい大丈夫と言う」(30歳/金融・証券/専門職)
・「素直に疲れた、愚痴が言えないと言うことがあります」(26歳/生保・損保/事務系専門職)

弱音を吐いたほうが、もっと人からやさしくされるとわかっているのに……。独女の胸のウチは、複雑です。

■素直に謝れない

・「ごめんと謝ることができなくなってきた。彼と喧嘩しても、間違っていることを認めるということ自体が自分の今まで生きてきたプライドが邪魔するのか、難しくなった」(30歳/金融・証券/事務系専門職)
・「仕事などでミスをすると、つい言い訳をしてしまう」(29歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「すみません、と言う回数が減りました」(32歳/食品・飲料/営業職)

ほとんど条件反射で言い訳を口にしてしまったり、ごめんという言葉が喉元につっかかって出てこなくなったり。アラサーになると、言葉も不自由になります。

■素直に「できません」、「わかりません」が言いづらくなった

・「仕事で重い役割を任されたときに、素直に『できません』とは言えなくなりました」(26歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「仕事でもプライベートでも『できない』と言えなくなってきた」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「わからないことを、わからないと言いづらい」(31歳/ソフトウェア/技術職)

経験や実績を積めば積むほど、なぜか逃げるのが下手に。「できません」と言える若い子がうらやましいです。

■素直に人に頼れない

・「悲しくても感情的になったりしなくなったこと。前はすがるようなこともできたが、もうすがるだけ虚しくなるなぁという思いが先行するようになった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「相手は忙しいのでは? と思い、気軽に相談したり頼れなくなった」(26歳/情報・IT/営業職)
・「頼りたいところで強がりしか出てこない」(32歳/学校・教育関連/営業職)

「自分で何でもやってのける強さ」が昔はほしかったのに、今は「人に頼れる弱さ」がほしいなんて。ないものをねだってしまうんですよね。

■拒否されたり、裏切られたりするのが怖くて、素直に人と近づけない

・「好意を持ってくれる男女に対して、本音を否定されるのが怖く、本当は近くにいたいのに自分から距離を保ってしまう」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「20代前半までは仲よくなった人は信頼しきっていたけど、ある人に裏切られて、それからは新しく仲よくなる人もある程度までしか信頼しないようになった」(32歳/運輸・倉庫/その他一般事務)

好きな人から裏切られたり、否定されたりすると、独女は致命傷に近いダメージを受けます。避けたくなるのも当然です。

年をとれば知恵や経験はつくけれど、反面で不器用になっていくのも人の不思議なところ。つらいものはつらい、好きなものは好き、苦しいものは苦しい、やりたくないことはやりたくない。そんな言葉を自然に言える人に、いつか出会いたいですね。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2013年10月にWebアンケート。有効回答数220件(26歳~34歳の未婚の働く女性)。

※この記事は2013年12月09日に公開されたものです

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