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深刻な現代病のひとつ! 目の疲れを解消する「4つの方法」

◆目の疲れを解消する「4つの方法」

1.目を動かす体操をする

パソコンなどでの作業が続くと、毛様体筋などが疲れて凝り固まっているため、目の体操で凝りをほぐしましょう。(1)~(3)を繰り返すと目の疲れが取れやすくなります。
(1)一度目をギュッと閉じた後、パッと開く
(2)頭を動かさない状態で、眼球だけを左右に動かす
(3)同じく眼球だけを上下に動かす

2.ツボを押す

疲れ目に効果が期待できる、手と顔にあるツボを押してみましょう。まず手のツボは、親指と人差し指の間の、人差し指寄りの付け根付近(合谷:ごうこく)です。少し痛いくらいの力で押してみてください。顔のツボは、鼻の根元と目頭の内側のくぼみ(睛明:せいめい)です。目を閉じた状態で、親指と人指し指の腹でつまむようにしながら、やさしく押します。

3.ビタミンAを摂取する

目の乾燥を防ぐ働きを持つ、ビタミンAを含む食べ物を摂取しましょう。ビタミンAはサプリメントでも摂取できますが、脂溶性ビタミンのため、過剰症が起きやすくなります。できるだけ食べ物で摂るようにしましょう。ビタミンAを多く含む食品には、うなぎやレバー、人参、小松菜、シソ、春菊、ピーマン、ほうれん草などがあります。

4.ブルーライトから目を保護する

最近よく耳にするブルーライトとは、パソコンやスマートフォンなど、LEDディスプレイから発せられる青色光のこと。可視光線の中でもっともエネルギーが高く、網膜にまで到達してしまうため、目に与える影響が懸念されています。パソコンやスマートフォンなどを使うときは、目への負担をなるべく減らすため、画面の明るさを暗くしたり、パソコンメガネをかけたり、画面にブルーライトをカットする液晶保護フィルムを張るなどして、目の疲れを予防しましょう。

どれも今日からでも簡単にできる心がけなので、目の疲れを解消するために、実行してみてくださいね!

※『マイナビウーマン』にて2013年10月にWebアンケート。有効回答数278件(マイナビウーマン会員:22歳~34歳の働く女性)。

林 尚美(はやし なおみ)

田代医院(http://tashiro5111213.com/index.html)に勤務する医師。「視力のお話~視力と飛蚊症について~」など、目に関する講演なども多数行っている。

(取材協力:林 尚美、文:池田園子)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2013年11月25日に公開されたものです

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