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給料アップもキャリアアップも望めない状況で焦る!どうすればいい?

■職種を変えたり、転職するのも手

編集部 ちなみに瞳さんは、商社で一般事務のお仕事をされているようです。

杉浦 一般事務なんですね。これだけ意欲があるなら、事務だけにとどまらず、可能なら総合職になって職種転向することを考えてもいいのでは? ご希望のように、今より責任のある仕事や役職が回ってくるでしょう。

編集部 なるほど。もし今と同じ事務職にこだわらないなら、職種を変えるのも手ですね。

杉浦 ご自身の希望やキャリアプランをふまえて、あくまでも今の一般事務職でキャリアアップしたいのか、あるいは職種を変えてもいいのか考えてみましょう。そして、その意欲を持っていることを社長や人事部長に伝え、実現できる可能性があるのか聞いてみましょう。

編集部 話し合っても、部署やポジションを新設する見込みもなく、職種変更も難しそうな場合は、どうしたらいいですか?

杉浦 話してもキャリアアップが望めそうになかったり「与えられたポジションで仕事をしていればいい」というのが会社の見解なら、そんな会社に執着するのはやめて、転職活動をはじめましょう。28歳ならまだまだ転職先はあるはず。前向きに行動していきましょう!

監修
杉浦里多
株式会社デリィス 代表取締役、ブランド価値プロデューサー。LVMH(モエヘネシールイヴィトン)グループなどで宣伝広報マネージャーを務めた後、P&Gジャパンに入社。SK-2、パンパース、ブラウンジレットなど多くのブランドのコミュニケーション戦略に携わり、最優秀社員賞など社内表彰多数。独立した現在は、顧客志向のマーケティングコンサルティングや、戦略力&リーダーシップを育む管理職・ダイバーシティ・女性管理職育成などの企業研修を行っている。著書に『1年で成果を出す P&G式10の習慣』(祥伝社)『がんばりが評価される女性の仕事術』(クロスメディア・パブリッシング)など。
http://www.delice-delice.com/

※この記事は2013年11月21日に公開されたものです

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