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本当に大切なことは、人に話さない方がいい理由

近年はSNSなどの普及により、自分のもつ情報を誰かに話すことで、他の人たちの反応をみる状況は意外に多いもの。しかし、自分のとった行動が本当に正しかったのかどうかは、状況によって異なります。そこで今回は、大切な情報を人に伝えた場合の影響力の大きさについて迫ってみましょう。

【言い訳するわけではないけど、誤解される言葉「若干」「かもしれない」】

大切なことを言われた状況を思い出してみよう

まず、自分が誰かに何か大切なことを言われた状況を思い出してみましょう。「友人の進路報告」、「職場での意見交換」、「異性からの愛の告白」など、いくつか思い出せる状況があるはずです。

この際、言われたほうの自分は少なからずそのことに影響を受けていることでしょう。状況によっては相手に対する考え方が大きく変わったり、自分の持っていた意見を改めたり、それまでは考えもしなった行動をとることさえあるはずです。

もしまったく影響を受けていないのであれば、そのことがそれほど大切なものではなかったか、もしくは自分の意思のほうが勝っていたということになります。つまり、言われたことが自分にとって重大で大切なものであればあるほど、受ける影響は大きいと考えることができます。

たったひとつの大切な情報が、人間の生き方を180度変えることも

どれだけ大切なことかは、人によって異なります。情報を発信した側と受け取った側の双方が大切だと感じていれば、お互いにとって良い方向に考えや行動が進んでいくはずです。しかしどちらか一方だけが大切だと判断していた場合は意見の食い違いが発生し、順調に進んでいくことはなくなります。

情報を受け取った側は今までの自分の考えをやめて、入ってきた情報にあわせた考えを進めるようになるか、一時的に情報に影響されて本来の考えが進まなくなってしまうことでしょう。

相手の考えを尊重したいなら、大切なことは言わないほうがいい

自分と相手の意見が食い違うことがわかっている場合、相手の意見を尊重したいのであれば自分の意見はいわないほうがいいでしょう。ただし、相手の意見を改めたいもしくは双方の意見を尊重したいということであれば、自分の意見も言ってみるべきです。

どちらが正しいかは状況次第ですから、よく判断した上で行動するのが良いでしょう。

情報化社会といわれる現代では、さまざまな情報が手軽に手に入り、人間の行動に影響を与えています。自分が他人の意見に影響を受けやすいということであれば、あえて情報を得ないような行動を起こしてみるのもいいでしょう。

※この記事は2013年11月06日に公開されたものです

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