お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

営業の面白アイスブレーク、使えるもの、使えないもの「卑下ネタはあり」

●アイスブレーク
営業担当者にとって、アイスブレークは重要。ここでいうアイスブレークとはお客さまとの心の距離を縮めて仲良くなるきっかけ。その中でも面白いものと、これはキワドイというものがある?

【2年のブランクを経て転職! 営業職から事務職になっても変わらない仕事の心構えとは?】

●面白アイスブレークの定番は名前
自分の名前をアイスブレークにする方法は定番中の定番。例えば、筆者ミヤマであれば、「昔はビルマと呼んでいたんですけれど、今はミャンマー(ミヤマ)です」といったお笑い系がある。また、名刺を使ってトリックのようなことをするケースもある。トランプ手品のようなこと。これには修練が必要だと思われる。

●自分を笑い飛ばしてもらうのがアイスブレークの基本
アイスブレークの基本は、「この人面白そうだな」と思わせること。そのためには、自分を笑い飛ばしてもらうことが基本。格好をつけず、自分を笑い飛ばしてもらう。例えば、野球のペナントレースで最下位のチームの熱烈なファンだったりすると、それがアイスブレークになる。いかに弱いかを嘆くなどは、お客さまに笑ってもらえるし、「そのうち、浮上しますよ」といった話題になることが多い。

●キワドイ?アイスブレーク
筆者が聞いたキワドイ?アイスブレークとして、こういうものがある。建設関係の営業担当者が実際にやっていた、というもの。大きな建築現場には必ずプレハブの事務所がある。そこへ勢いよく入る。

その時に、わざと転ぶのだそうだ。スッテンコロリン転んだ瞬間に、事務所の人たちは何が起こったか分からずきょとんとする。そこで立ち上がって、笑いながら「○○商事のXXです。お騒がせしてすいません!」と大きな声であいさつする。そこで「責任者の方はどちら様ですか?」とやるので、勢いで紹介してもらえるのだそう。彼は柔道の黒帯で、転び方も心得ていたはず。だが、ちょっと間違えると大けがをすることもある。キワドイ?アイスブレークと言えよう。

(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)

著者プロフィール
著書:【「できるリーダーはなぜ『リア王』にはまるのか」~100冊のビジネス書よりシェイクスピア~ 青春出版社】。コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。http://www.miyamacg.com/ お問合せ先:info@miyamacg.com

※この記事は2013年10月15日に公開されたものです

SHARE