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恋と仕事を両立! 幸せ女子になる人生設計のコツ・13選

恋愛部長

■望む結果を出すために、次の3年間で何をすべきか

では、人生のプランはどう立てるか、ということですが。まずは、「自分が結婚したいかどうか」「子どもをつくりたいかどうか」を考えましょう。これが大事です。なぜなら、出産に関してだけは、肉体的なタイムリミットがあるから。そこから逆算しての結婚、と考えましょう。

そして、それに基づいて中期目標を立てていきます。会社に入ると、10年ごとにライフプランを立てて、なりたい自分を想像しておくように言われますが、女性の場合は、それを3年ごとくらいに区切るべきだと思います。一説には、人の運気とは3年ごとに区切りがきて、起承転結のような流れがあると言います。いま24歳なら、24~27歳、27~30歳、30~33歳……というふうに区切り、それぞれその時期にどういう自分になっていたいかを考えます。同時に、10年、20年のスパンでも、自分の到達点を考えておきます。

たとえば、「ある程度仕事で結果を出してから、結婚して子どもを産んで、その後は、出産前のキャリアを生かしてペースを落としつつも仕事を続ける」というプランを立てたとします。では、仕事での結果とは何を指しますか? 社内外の人脈をつくることでしょうか? 海外赴任で経験を積むことかもしれないし、資格を取ることかもしれませんね。企画などで賞を取ることが結果になることもあるでしょう。現実的なものをベンチマークに設定してください。そして、その結果を出すために、次の3年間で何をすべきか現実的にリストアップしましょう。

3年後、もし思うような結果が出なかった場合。そのときにどうするかを設定します。もうあと3年がんばりますか? それとも、その時点で方向転換して、別のキャリアを目指しますか。結果が出なかったとしても、結婚はしますか?

結果がどうあれある年齢になったら結婚する、と決めたら、その後の生活についてもプランを立てておきます。結婚後、今の仕事を辞める場合、新しい場所で仕事を見つけるための下準備は何ができますか? 結婚したからと言って、専業主婦になる必要はありません(なりたいなら別ですが)。相談者さんのように、遠距離で、自分の住むエリアではない場所で再スタートする場合は、仕事を探すのも難しいと思います。今のうちから根まわしして、どんな職に就けるか、もしかしたら、今の仕事のスキルを生かせるものはないか、調べておくことです。

出産に関しては、授かりものですから、時期は想定できませんが、2年以内の確率が高いことは頭に入れておいてください。逆に言うと、新天地で仕事の下準備ができるのは1~2年間しかありません。結婚後の3年間は、いつ出産してもいいように、復職のための下地づくりの時期だと考えたほうがいいですね。そう考えると、結婚したらのんびりダラダラ生活していればいいというわけではないとわかると思います。

結婚したら当面の生活の心配もないんだし、仕事に戻るかどうかは出産してから考えればいいじゃない、と思うかもしれませんが。現状のこの国の制度的には、保育園などは、新規で求職中の人よりも復職の人のほうが圧倒的に有利です。いつかまた働けばいいや、と思っているとなかなか腰が重くなるのもあります。結局、手軽なパートなどでは戻れても、完全に元のようなやりたい仕事には就けなくなってしまうことも。ですから、オススメは、多少大変でも、出産前に、1~2年後、復職できる可能性を広げておくことです。これが、絶対にあとから差となって出ます。

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