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男性が言う「女子力高いね」の意味→「ポジ:女の子らしい」「ネガ:必死で気の毒」

いつからか、当たり前のように使われるようになった言葉、“女子力”。意味合いとしては「キラキラした生き方をする女性が持つ力」って感じでしょうか? 基本的にポジティブな意味で使われることが多いこの言葉ですが、なかにはネガティブな意味を込めて使う人もいるよう。そこで今回は、女子力という言葉をどう使っているか、男性に聞いてみました!

Q. あなたが女性に対して「女子力高いね」という言葉を発するときの気分に近いのはどちらですか?

ポジティブな意見 77.9%
ネガティブな意見 22.1%

“女子力”という言葉をポジティブな意味で使う男性が多いなか、22%は「いい意味で使っていない」ことが判明。両者の意見を聞いてみました。

◆ポジティブな意見

・「見えないだろうと思われるアンダーウェアに、ババシャツじゃなくてパステル系のキャミソールを着ていたときなど。見えないところでも万が一誰かの目に触れたときを考えて工夫されているときに思うので」(34歳/機械・精密機器/営業職)

・「浴衣を着ている姿を見たとき。可愛くていい」(28歳/建設・土木 事務系専門職)

・「弁当を毎日作っているところ。毎日料理を作るなんて素晴らしい」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「どんな魚もさばける。可愛らしさや料理の上手さなど、女性にとって、あると望ましい能力があるとき」(28歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)

・「とっさにハンカチやら、ティッシュが出てきたとき。女の子らしくてよい」(27歳/建設・土木/技術職)

・「旅行の際のスーツケース、普段の鞄、机の中を小さな袋とか、ポーチとかに整理しているとき。女性らしくて素敵ですね。素直にポジティブな意味です。かわいらしいという意味も少し入っています」(29歳/学校・教育関連/営業職)

男性陣、実はけっこう見ていてくれているんですね! こんな意見を聞いちゃったら、常時ハンカチ・ティッシュを出せるように構えちゃいます。さてさて、一方で“女子力”をネガティブな意味合いで使っている人は、どう思っているのでしょうか?

◆ネガティブな意見

・「女子力って言葉は自己満足な感じ」(33歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「エステ通いに対しての皮肉。その割には……という感じ」(29歳/金融・証券/事務系専門職)

・「自分磨きに必死な人なのかなと思う」(33歳/その他/その他)

・「厚化粧をしている人に批判の気持ちを込めて使う」(44歳/電力・ガス・石油/営業職)

・「付けまつ毛、濃い化粧等を見ると必死だなと気の毒に見えるが、あえてそこは内心馬鹿にしつつ上辺では褒めている」(26歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)

・「高そうな場所でランチをしていたと自慢していたとき。それで、何か得するのかと思っている」(29歳/情報・IT/技術職)

男性は、外見に過度に気を使う女性に対し、ネガティブな女子力を感じるということでしょうか? “女子力”というより、“自分磨き”に時間とお金を使う姿に批判的なのかも……?

◆総評

男性がイメージする“女子力”とは、小物の使い方や、さりげなく家事をこなす姿など、外見からはわかりにくい部分のよう。一方、女性は、エステやネイル、コスメにお金をかけることだったり、合コン、ブランドバッグ、果てはパワースポット巡りまで、“力”を蓄えられそうなものに対して“女子力”を感じているがします。もし男ウケは悪くとも、そのほうが日本の経済も回ると思いませんか(壮大すぎる)? 自己満足と言われようが、楽しいものは止められません!

※マイナビウーマン調べ(2013年8月にWebアンケート。有効回答数299件

(中村未来/清談社)

※この記事は2013年08月26日に公開されたものです

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