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趣味費の“元本割れ”に注意! 損しないおけいこ選びのコツ

  • お気に入りのブランド「クレイサス」。ネットや店頭で見かけると、つい購入してしまうとか。名刺入れや日傘、水着なども所持。

花輪 最初に料金を一括で支払わなければいけないような料金体系は要注意です。株もそうですが、いきなり高額をつぎこむと大やけどするリスクが高まります。たとえば、公認会計士の資格に興味があるなら、試しに独学で簿記3級を受験してみるなど、基礎の基礎からスタート。やってみて自分に向いていそうだと思ったら、次のステップへ……と段階を踏んで投資していくのがオススメです。そして、レッスン費以外の出費が必要なものや、生徒同士での交際費がかかるものは、思いのほか出費がふくらんでしまう場合があります。

編集部 確かに、少額からスタートすれば、向いていないと思った時点でスパッとやめるなど、軌道修正も簡単にできそうですね。

花輪 自分に何が向いていて、何が長続きするのかはやってみないとわからないところがあります。私もファイナンシャルプランナー以外に、ダンスや英会話、コーチングなど、いろいろなことにお金をかけてきました。残念ながらその多くは元本割れしてしまいましたが、“経験”という意味では投じた金額以上の元はとれました。「自分に合うものが見つかれば儲けもの」と考え、興味がある分野には思いきってチャレンジしてみることをオススメします。

「趣味で社内ボランティア」という選択肢も

好きなことを仕事にするのは想像以上に大変です。最初のステップとしてオススメなのは、まずは職場で趣味を活かしたボランティアを買ってでること。たとえば、毛筆が得意なら大切なお客様への宛名書きや賞状の作成。生け花を習っているなら、オフィスに花を飾ることを提案してみてはどうでしょうか。こうした地道な活動を続けていると「○○が得意な人」と覚えてくれる人が出てきて個人レッスンを頼まれるなど、思いがけない広がりが生まれ、結果的に一生続けられる仕事に育つかもしれません。(花輪陽子)

※この記事は2013年07月16日に公開されたものです

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