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専門家 メンタル

携帯依存が生み出す悪循環!? 繰り返す「遅刻グセ」を直す方法

小高千枝

忙しく働く女子たちにとって、人間関係のストレスや会社生活の悩みはつきもの。ちょっとしたことにイライラしたり、憂鬱な気持ちになって、「会社に行きたくない!」と感じたことがある人も多いはず。実は日々のちょっとしたストレスは、考え方ひとつで解消できるもの。ここでは、心理カウンセラーの小高千枝さんによる「こころのメンテナンス方法」をご紹介いたします!

携帯やスマホが当たり前の現代、約束の時間に遅れそうになっても、すぐに連絡がとれるという安心感から気の緩みが生じ、「少しくらいなら遅れてもいいかな」と思ってしまうことはありませんか? 社会人として時間厳守は当然のこと。しかし、仕事でもプライベートでも、大きく遅れることはないものの、なぜかいつも少しだけ遅刻してしまう『遅刻グセ』。いったいどうしたら直せるの?

「申し訳ないな」と思いながらも同じことを繰り返してしまう『遅刻グセ』には、そのパターンを繰り返す原因が3つ存在します。

まずひとつ目は、現代病とも言われる「携帯依存」。常に連絡が取れる便利さゆえ、待っている相手の気持ちよりも「連絡が取れるから何とかなる」という安堵感のほうが勝り、無意識の中で自分優先に物事を考えてしまいます。その自己中心的な考え方が日常化してしまい、少しの遅刻を自分で許してしまっているのです。

2つ目は、「遅刻する自分」を当たり前にしていること。私たちは遅刻をすると「申し訳ない」という罪悪感を持ちます。しかし「もうしないようにしよう」と決めても、また同じように遅刻を繰り返してしまう人は「遅刻をしたら罪悪感を持てばいい」「謝ればいい」という感覚が潜在的に刷り込まれ、「開き直り」の気持ちを持っている傾向があります。

そして3つ目は、逆の思考パターン。遅刻をすることがその人にとって心理的にプラスになっている可能性があります。「自分のペースが保てる」「自分の時間を大切にできる」など、遅刻をしてもそれ程困難なことがなく日常が送れてしまっているため、遅刻をしてしまうのです。

それでは、「携帯依存」「遅刻する自分の日常化」「遅刻のプラス思考化」のスパイラルからどう抜け出せばよいのでしょうか?

本来、携帯やスマホはコミュニケーションを円滑にするための道具です。ところが私たちは「便利さ」に依存しすぎてしまい、心のコントロールがきかなくなってきています。そして、「連絡がとれるから何とかなる」という自己中心的な発想が芽生え、他人に迷惑をかける「遅刻」という形であらわれてしまうのです。そういった「携帯依存」を克服するために、携帯を持たずに外出することや、2時間は見ないようにするなど時間を決めて携帯やスマホと向き合うようにしてみてください。連絡がとれない環境を作り出し、不便さを経験することで本来の対人コミュニケーションの感覚を取り戻す必要があります。

携帯やスマホを使用してではなく、直接的な対人コミュニケーションをとることで相手の気持ちに寄り添うことや思いやりの気持ちが生まれ「遅刻する自分の日常化」「遅刻のプラス思考化」を冷静に受け止めることができるようになります。

遅刻によって発生するマイナス面を客観視し、「謝れば済むことではない」「周囲に不快な思いをさせている」「信頼を失う」など具体的にすべて書き出し、その都度、相手の立場になったらどう思うのかを考え、マイナス面の行動修正を繰り返していきましょう。

便利な世の中であり、時間をムダに使うことも少なくなりましたが、自己中心的になり他人に不快感を与えるような『遅刻』は問題です。社会人としてのマナーを守り、他人に迷惑をかけない上手な時間の使い方をするようにしてくださいね。

「遅刻グセ」を直すには……
  • 携帯やスマホを使う時間を決める
  • 携帯やスマホを使用せず直接的な対人コミュニケーションをとる
  • 遅刻によって発生する「マイナス面」を具体的に書き出す

(監修:心理カウンセラー・小高千枝)

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