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専門家 メンタル

同僚や友人の結婚ラッシュ! 素直に喜べないのは、なぜ?

小高千枝

忙しく働く女子たちにとって、人間関係のストレスや会社生活の悩みはつきもの。ちょっとしたことにイライラしたり、憂鬱な気持ちになって、「会社に行きたくない!」と感じたことがある人も多いはず。実は日々のちょっとしたストレスは、考え方ひとつで解消できるもの。ここでは、心理カウンセラーの小高千枝さんによる「こころのメンテナンス方法」をご紹介いたします!

6月といえば『ジューン・ブライド』。結婚報告や寿退社など、友人や同僚の幸せな話を聞く機会も増えますよね。もちろん心から幸せを喜んであげたいけれど、なぜか心から喜べない。年齢とともに少しずつ人の幸せを喜べなくなった自分に違和感を感じ、自己嫌悪に陥ってしまうことも。なぜ、こういった感情は芽生えてしまうの? そして、この感覚に対処するにはどうしたらいいの?

私たち人間は、常に他人と自分とを無意識の中で比較し、評価している生き物です。外見や才能、育った環境など、自分より境遇のいい立場の人と自分を比べて、うらやましく思ったり、ねたんだり、『あこがれ』と『失望』の両極端な感情を生み出しています。

特に、結婚の話題を耳にする機会が多いこの時期は他人の幸福感と自分自身を比較し、幸福度合いを「勝ち(強者)」「負け(弱者)」で決め、大きなストレスを発生させてしまっているのです。

友人や同僚の結婚報告に対して生まれる『あこがれ』の感情。「いつか私も幸せになりたい」「結婚ってステキだな」そう思ったとき、同時に「結婚していない自分はいけないのではないだろうか?」と無意識にマイナス感情で比較し、自己否定感や失望感がそこに生まれてしまっているかもしれません。そして、自分自身を「負け(弱者)」として捉え、さらに相手に嫉妬心を抱き精神的負荷をかけてしまっている傾向があります。

人と比較をすることは、ときとして向上心や自己の成長に繋がることもあります。しかし、虚栄心や嫉妬心が強く、自分の劣等感を打ち消すために相手を否定的に見てしまう(引き下げの心理)のであれば、それは自分のプライドを保つための『自己防衛』や『弱さ』に過ぎません。

このように、人の幸せを喜べない理由は、他人と自分をマイナス感情で比較してしまうために起こります。そして、他人の価値観の中で生きているため、自分に自信がなくなってしまうのです。

まずは、その嫉妬心に同調し徹底的に嫉妬し、「○○さんがうらやましい!」と言葉に出してしまいましょう。言葉に出すことでそのうらやましさの度合いも明確になります。そして、素直にうらやましい気持ちを認めると、次に自分はどうしたいのかが見えてきます。結婚したいのか、彼氏がほしいのか、ただ単に寂しいだけなのか、他人に嫉妬してしまう原因を明確にしましょう。そして、自分にとっての幸福の価値観をはっきりと5つ言葉に出し、自分に落とし込んで、方向性を意識化してみましょう。

歳を重ねるごとにその都度、自分にあった等身大の『幸せ』を受け止めていくと、「今の自分は幸せ」と自分で肯定できるため、人をマイナス感情でうらやむ気持ちや、ねたみ、失望が生まれにくくなります。

また、いろいろと思い悩んでいると思考回路が負の感情に支配されます。一度、思考回路を切断するために運動をしたり散歩をしたり、まったく別の行動をすることで視野が広がり、ちがった視点から自分を客観視することができます。

この季節。お天気も不安定だからこそ、心が晴れ晴れとしていたいですよね。人の幸せを素直に喜べる人は内面からキラキラ輝き、本当の幸せを手にすることができるようになりますよ!

人の幸せを素直に喜べないあなたは……
  • 『幸福感』を勝ち(強者)・負け(弱者)で決めない
  • 徹底的に『うらやましい』と思う嫉妬心に同調する
  • 自分自身の幸福の価値観を5つ言葉にする
  • 運動や散歩など体を動かし、負の思考回路を一度切断する


(監修:心理カウンセラー・小高千枝)

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