貯蓄ベタを卒業! 人気の袋わけテクで「貯まる女子」になる方法
花輪 たとえば、貯蓄額を5万円から4万円に減らして、無理のない予算を組むことをオススメします。もし、まったく貯蓄できなくなってしまうようなら、“使いすぎ”の可能性があるので、ムダ遣いをチェック。できるだけ現実的な予算を組みつつ、しっかり予算内に収めることが貯蓄体質への第一歩です。もし、給与口座で貯蓄しているのなら、毎月通帳に記帳し残高を確認するようにします。残高が5万円ずつふえていけば目標達成です。
編集部 ちなみに、クレジットカードでの買い物はどのように把握するのがいいのでしょうか。
花輪 袋わけでいえば、「クレジットカード用」の封筒を用意し、カード払いをするたびに、封筒に利用明細を入れていくことで、見えにくい支出を「見える化」します。あらかじめ、1カ月に使っていい予算の上限を決めておき、それ以上カードを使わないようにする方法がいいかもしれませんね。
編集部 「袋わけ」は節約上手な主婦の方に人気があるイメージがありますが、そういった方はあまりカードを使わない……?
花輪 そうですね。現金払いのほうがお金の管理がしやすいんです。ただ、ちょっと楽しみたいというときはクレジットカードを使ってもいいと思います。その代わり、カードの明細は放置せず、しっかり管理。使用総額を把握したうえで使うことを心がけたいですね。
「計画性」を大事にしつつ、幅を持たせるのが貯蓄の秘訣
計画性がある人のほうが、やはり貯蓄が得意という傾向がありますが、「計画」に縛られると、逆に貯蓄から遠ざかってしまうこともあります。月によって支出が多いこともあれば、少ないこともあります。完璧にやろうと思うと、かえって挫折してしまうことも。多少の変動幅は許しつつ、どれぐらい幅があるのかを観察。来月は出費が多くなりそうだとわかってくれば、事前に予算を少し残しておくなど手も打てるようになります。(花輪陽子)
※この記事は2013年06月04日に公開されたものです