お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

彼の“身内認定”を勝ち取る! 飽きない女子の「腹八分目」発想

恋愛部長

■「どうしたら彼は自分から私に会いたいと思うか」を考える

それから、もうひとつ覚えておいてほしいのは、「腹八分目」という発想。恋もね、長く維持させるためには、最初にドカ食いしてお腹いっぱいにしないほうがいい。カーッと燃え上がって、あっという間に燃え尽きる恋愛よりは、じわじわ温かい状態で長く続くほうがいい。そのために、自分でも意識して相手への気持ちの出力を調節しておくことです。たとえば、デートのときに「あともうちょっと一緒にいたい!」とか、「彼ともう少し話したい」とか思っても、そこはぐっとこらえて腹八分目で終わりにする。あと一軒飲みに行きたいところを、サッと帰る。メールの分量も八分目。いっぱい書きたいところを、少し控える。そうするとどうなるか? 自分はもちろん物足りないですが、同じように彼も物足りなく思うはず。「もっと一緒にいたかった」「もう少し話がしたい」そう思ってくれれば、それは必ず、次に会うモチベーションになります。

こっちから追いかけて、懇願して会ってもらって、お腹いっぱいにしてしまえば、あっという間に恋の賞味期限は切れてしまいますが。向こうが会いたいと思って追いかけてきてくれているのを軽くいなせるような立場になれば、いつまでも長く大事にされる彼女になれます。そのためにも、出だしが肝心!

自分の「会いたい」「もっと大事にしてほしい」「彼とラブラブしたい」という気持ちをほんの少しだけ意識的にコントロールして、「どうしたら彼が自分から私に会いたいって思ってくれるか?」ということを頭に置いておく。目線をつねに先の方に置いて、今日の数時間の満足のためではなく、1カ月後、半年後に、彼とどういう関係になっていたいかを考えて行動する。

今ある愛情をなくさないようにと必死になるから、余計裏目に出ちゃうんです。その焦りをまず捨てて。「この恋を育てて行こう」というふうに考え方をスイッチして。長く続くために今何ができるかを考えていけばいいのです。

どんな2人だって、付き合いたては他人同士。そこから関係をつくり上げて、もうこの人をおいてほかにはいない! という存在になるには、そうなるための努力が必要なんだと思います。付き合うのって、はじめるより続けるほうが難しい。そして、そこからが本当の恋愛です。そう心に刻んで、長い目で見た幸せをつかみましょう。

それでは今回のまとめです。

【恋が長続きする発想法】
1)最初の「盛り上がり期」を過ぎたら、発想を「長続きモード」に変えよう
2)男性は、盛り上がり期を過ぎると、通常モードに戻ろうとする。彼女に対して身内感覚で厳しいチェックをしてくることも
3)彼にいつまでも盛り上がり期と同じ態度や行動を求め続けると、相手の重荷になるので注意
4)相手ばかりを見ずに、自分の生活を大切に
5)一緒にできる趣味や、共通の関心ごとをつくって共有しよう
6)「飽きない女子」でいるために、中身のアップデートも怠らないこと
7)デートやメールは腹八分目に。自分が物足りなければ相手にとっても物足りないのがミソ
8)恋ははじめるより、続ける方が難しい。付き合いはじめたあとの努力を忘れずに

※この記事は2013年05月09日に公開されたものです

恋愛部長

自身の豊富な失恋経験・恋愛アドバイス経験をもとに、恋愛ブログ「恋はいばら道」を連載中。10代から40代まで幅広い女子の共感を呼ぶ。著者に『28歳からの必勝ルール 恋愛部長の恋のムチ』(大和出版)、『にっちもさっちもいかない恋がうまくいく本』(大和出版)など。

この著者の記事一覧 

SHARE