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彼の“身内認定”を勝ち取る! 飽きない女子の「腹八分目」発想

恋愛部長

■音信不通は「彼女の期待」と実生活のバランスが崩れた結果!

よくあるケースは、男性が、恋愛の初期の集中モードからふだんモードに入って、仕事などに打ち込み出した途端、不安にかられた彼女が泣いて責める、悲しむというもの。そこで泣かれたら男性もびっくりして反省し、自分の時間を彼女のために割こうとしますが、それはすでに自分の意志ではなく、彼女に泣かれたからなんです。そのせいで仕事が進まなくなれば、男性はこう考えるようになります。「彼女の機嫌を損ないたくなくて、仕事を犠牲にして彼女に時間を割いたけれど、このままずっとこんな調子ではやっていけない」と。そして、もし仕事がうまくいかなくなったりしたら最悪です。「彼女のせいで仕事がうまくいかなくなった」「彼女の期待にはもう応えられない」仕事が忙しい彼に突然音信不通にされた女子は多いですが、大抵はこういう男性の心理が原因だと思います。

では、どうしたらいいのか。付き合いがはじまったら、最初のラブラブ期はいいにしろ、しばらくしたら「長続きモード」に自分で切り替えることです。つまり、相手にばかり集中しないで、恋愛100%の生活を見直すってこと。彼が通常モードになりそうなタイミングを見計らうのでもいいですが、大体3カ月で自分のほうから切り替わっておくといいと思います(男性は、女子に求められる間は無理して恋愛モードで付き合ってくれちゃう可能性もあるので)。

この「長続きモード」とは何か。それは、ラブラブなだけの2人を見直すってこと。恋愛って、最初だけなら誰とでもできるんです。見つめ合って、言葉もなく抱きしめ合って、エッチして。ロマンチックな雰囲気はいくらでも出せます。言葉が通じない国の人とでも。でもね、その先は誰とでもってわけにはいきません。いろんな話をしたり、いろんな場所へ出かけたり。趣味をともにしたり、お互いの知り合いに紹介したり。ただただ見つめ合っているだけで時間が過ぎるのは最初だけ。すぐにそんな魔法は解けてしまいます。その先が大事なんです。

大切なのは、「自分は自分の人生を生きる」ってこと。どんなに彼に夢中でも、彼だけを生活のすべてにしないこと。自分の好きな趣味や仕事、生きがいを大切にして、未来を見て生きることです。

ベクトルをイメージしてください。お互いに向き合っているベクトルは、力を消しあってゼロになります。お互いに集中している間のカップルは、お互いに相手の力を吸収し合っている状態です。でも、いったんベクトルが同じ方向を向いたら。ベクトルは2本足し算して2倍の力になります。2人が横に並んで同じ方向の未来を見たら、2倍進むことができる。そういうカップルは長続きしてうまくいくんです。

彼だけを見て、ただ彼と会うことだけを目的にする恋愛は行き詰まります。そうではなく、彼と同じものを見るように、目線の先を一緒に見るようにすればいい。たとえば、彼が好きなスポーツがあるなら、それを一緒に見て楽しむようになるとか。2人で一緒にできる趣味をはじめたり、同じシリーズもののドラマを見はじめたりするのでもいい。小さなことでもいいから、彼と一緒にできることを「共有」することからはじめましょう。

そして、つねに自分の中身をアップデートすることを意識してください。昔、すごく美人な女子社員がいて、最初はすごくモテたんですが、すぐに彼女を追いかける人はいなくなりました。どうして? って男友だちに聞いたら、こんな答えでした。「何を話していても浅すぎてね。話題がなくなっちゃうからつまらないんだ」って。

人間の深さって、少しでも付き合ってみればわかってしまうもの。表面的な知識や表面的な興味だけでは、いい男を満足させることはできません。素敵な男性と付き合ったのならなおさら、そこで気を引き締めて、どんどん自分の中身を豊かにしていく必要があります。話題を豊富にしたり、新しいことにチャレンジしたり。どんどん人と交流したり、趣味を広げたりしましょう。「また君は新しいことをはじめたんだね!」と男性が感心してくれる。そういう変化に富んだ、「飽きない」女性だと、長く付き合っていても、2人の間に新鮮な空気が流れ続けるのだと思います。

【次ページ】恋愛が長続きする「腹八分目」発想とは

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