30代からの「恋活」。何にどれぐらい、お金をかけたらいい?
花輪 茶道や華道など、“和の趣味”に興味があるのなら、能楽のワークショップに行ってみるのはどうでしょう。能楽は男性の世界。思いがけない出会いがあるかもしれません。
編集部 ありえるさんは大学のOB・OG会にも積極的に参加しているほか、Facebookで再会した同級生との集まりや披露宴の招待などにもなるべく顔を出すよう、心がけているそうです。
花輪 とても効果的だと思います。できれば、周囲に「いい人がいたら紹介してほしい」と伝えておくといいですね。また、たまの機会なので、国内便でもあえてビジネスクラスにアップグレードしたり、グリーン車に乗ったりするなど、普段どおりの生活では得られない、出会いの機会に“投資”をしてみてもいいかもしれません。
編集部 意識的に男性と出会える環境にととのえていくんですね。
花輪 30代後半からの恋活・婚活は時間との戦いです。現在のありえるさんは、家賃・おけいこ・交際費といった「自分を楽しませる出費」のボリュームが大きめ。効率よくお金と時間を使うには、期限をつけて意識的に“この時期は○○をする”ということを決め、生活スタイルを具体的に変えることが大切です。
お金の使い方が、その人の“人となり”を作り上げるんです
どのようなところに、いくらぐらいお金をかけているのか。お金の使い方によって、その人の“人となり”が作り上げられます。心のなかでは「いつか結婚したい」と思っていても、出会いを増やすためのお金を使っていなければ、“おひとり様”街道まっしぐら。目指す理想と、お金の使い方がマッチしているかどうか、ときどき振り返ってみることが大切です。(花輪陽子)
※この記事は2013年04月02日に公開されたものです