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恋の自信を回復! 忘れられない「恋愛の傷」を手放すワーク

恋愛部長

■心の奥のネガ部分に、客観的に突っ込みを入れる

ネガティブな発想を手放すには、毎日ノートに、思っていることをだーっと書くのです。とにかく心に浮かんだネガティブなことも自信がない状況も、自分に対する疑い、未来への不安、誰かへの嫉妬、そういう、決して人には言えないようなことを書いて吐き出します。そして、自分の心の中のネガ部分に、さらに客観的に突っ込みを入れます。

たとえば、「結婚した○○さんがうらやましくて苦しい。私はどうして運命の人に出会えないんだろう?」と書いたとしたら、それに対してさらに、「そうやって思っているくせに、本当は人のことを信じるのが苦手なんだよね、なんでだろ?」みたいな感じで突っ込みを入れてみる。そうやって、心の深いところまで掘り下げて原因を探していくプロセスで、徐々に、心にたまっていたネガティブな発想の根っこにぶち当たったりします。たとえば、過去のトラウマにもう一度ぶつかることもあります。そのときは、その忘れられない傷のことをしっかり意識して、いや~な気持ちもいっしょに思いだしたら、ギュッといったんその気持ちを握りしめてフッと放す。そうやって、一個一個、トラウマを昇華していきます。
(これは、「セドナメソッド」という方法を私なりに簡略化したものです。本格的にやりたい人は、本で調べてみることをオススメします)

とにかく、自分の心にもやもやのまま置いておかない。形にして意識して、そして手放す工夫をしましょう。方法はなんでもいいんです。自分に合うものを試してみてください。
私も、いろいろなことを試しているうちに、ようやくネガティブ発想を捨て、自信が回復できたし、過去のあの恋は私のせいではなかった、2人が「違っただけ」だったと、穏やかに思い返せるようにもなりました。

でも、心の傷を克服するのって、それだけ長い時間がかかるってことでもあるんですよね。だから、焦らずに。今すぐなんとかして! と思わないで、徐々に徐々に、心の中から消していければいいんじゃないかなと思います。それに、傷ついたからこそ、わかることってありますよ。人を傷つけないようにいようって思えるし。大人になるって、傷を負って、そこから自分で立ち直ることなんじゃないかなって思います。そのとき、きっと、元の自分よりもっと強く、やさしくなれているんだと思います。

【過去の恋愛の傷を癒す発想法】
1)過去の恋愛で負った傷は、今の恋愛の相手に解決してもらおうとせずに自分で克服しよう
2)過去の男性がしたことを基準に、今を判断しないこと。人が変われば、状況も変わる
3)過去にとらわれてネガティブになっていると、また同じことが繰り返されてしまうので注意。今の相手に、過去の傷のことを言うのも不幸を繰り返す原因になる
4)うまくいかなかった恋愛は、「間違ったんじゃなくて、違っただけ」と考えて、自分を責めないようにしよう
5)過去を振り返るより、自分が理想とする姿を見て、それを目指すこと
6)ノートに思いを吐きだして、自分で突っ込みを入れることを繰り返し、ネガティブの根っこを根絶しよう
7)あまりにしつこい過去のトラウマには、セラピーなどを試すのもオススメ

※この記事は2013年02月14日に公開されたものです

恋愛部長

自身の豊富な失恋経験・恋愛アドバイス経験をもとに、恋愛ブログ「恋はいばら道」を連載中。10代から40代まで幅広い女子の共感を呼ぶ。著者に『28歳からの必勝ルール 恋愛部長の恋のムチ』(大和出版)、『にっちもさっちもいかない恋がうまくいく本』(大和出版)など。

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