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恋の自信を回復! 忘れられない「恋愛の傷」を手放すワーク

恋愛部長

■人は、言われ続けたことを無意識にインプットする

不思議なもので、ネガティブな予感は、必ず事実に変わってしまうもの。たとえば、相手につねに、「浮気するんじゃないの?」「過去私は浮気されたのよ。だから男性を信じられないの」と言い続けたとします。そうすると、相手の男性は無意識のうちにそのことを脳にインプットしてしまいます。その結果、望んでもいなかったのに、その通りに行動してしまうかもしれません。人間は、実はものすごく暗示にかかりやすいもの。だから、あまりにしょっちゅう浮気の話ばかりをしていると、なんだか自分が浮気しているような気分になったり、浮気しても仕方ないような気分になってしまいます。

同じように、しょっちゅう別れをほのめかしている場合もそうです。「もう別れる!」とあまりに何度も言われているうちに、いつかは別れる、という刷り込みがされ、2人そろってその方向に向かって行動をしてしまう。これ、ホントです。
だから、そうなりたくない未来については絶対に口に出さないこと。相手に無意識の刷り込みをしないよう、気をつけてくださいね。

そして、過去のトラウマを乗り越えるためには、まず傷つけられて失った自信を取り戻すことが大事です。たぶん、傷つけられると誰でも、「自分は大事にされない女なんじゃないか?」っていう根本論に発想が行っちゃうと思うんです。でも、この発想は危険。
自分の評価が低い人って、どうしてもそれ相応の扱いをまわりからも受けるから、それでどんどん自信がなくなっていくネガティブスパイラルに入ってしまうんです。

まずは、いったんそのネガティブ発想を断ち切らないとね! 自分には愛される価値があり、それを理解してくれる人が必ずいるって信じること。これは、実際に存在する誰かの行動に照らし合わせて判断するのではなくて、本当は、自分1人でしっかり信じないとだめなんです。

過去に自分を傷つけた人は、絶対の存在ではない。こういうときに有効なのが、この発想。

“間違ったんじゃない、違っただけ”。
私は、失恋すると必ず、こういうふうに心の中で唱えています。

つまり、自分が何かを間違えたからでもなく、相手が間違えたからでもない。2人は、いっしょにいるべき2人ではなかった。お互いに、「違った」からうまくいかなかったんだって。自分のせいだと思えば、苦しいです。自分に自信もなくなるし、過去の行動を悔やむ気持ちも、相手を恨む気持ちもわいてきます。でも、しょせん、2人はいっしょに生きていく組み合わせではなかった、ほかにもっとぴったりの人がいるから、その別れも必然なんだ、と思えば、過去にとらわれずに楽になれます。

もし、あなたを傷つけた人がいたとしたら、こういうふうに考えればいいんです。「彼と一生いっしょにいれば、いずれきっと、うまくいかなくなって裏切られていた。だとすれば、いま、彼が自分の一生の相手でないとわかってラッキーだ」って。特に、浮気するような男性や、二股かけるような男性は、何度でも繰り返します。そんな男性につかまらず、ラッキーだと思えばいい。そして、浮気はする人としない人がパッキリわかれます。すべての男性が必ず浮気するわけではないし、そうならないようにお互い気をつけることだって、きっとできるはずです。

過去の、最低な記憶を基準に苦しむよりも、自分が理想とする付き合いをしている人たちを見ましょう。世の中には、浮気や裏切りと無縁に幸せに過ごしているカップルがごまんといますよ。そういう人に目を向けて、自分は、過去の男性とは縁を切ったのだから、“幸せグループ”の住人になれるんだ! ということを喜びましょうよ。

結局、自分が強くイメージしたことが実現するのです。ネガティブな過去から未来を予想するのはもうやめて、その因果を断ち切っちゃいましょう。
私も、ずいぶん自分の中のトラウマや自信のなさと戦いました。セラピーも試してみたし、いろんな発想法の本も読んだり、暗示法を試してみたり。いろいろやりました。
その中でも一番簡単な方法を紹介します。

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