スウェットを着るのは何度から? 裏毛・裏起毛ごとの気温の目安を解説
「スウェットは何度から着ていいの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?
生地がしっかりしているので、着るタイミングが分かりにくいと感じる人も多いでしょう。しかし、実は思っているより長い期間楽しめるファッションアイテムなのです。
今回は、スウェットを着る目安の気温をお伝えしていきます。快適に着こなしたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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スウェット1枚で過ごせるのは何度から? 気温の目安
そもそもスウェットとは生地の名前で、服の名称ではありません。平編みにした綿で作られていて、表裏で質感が違うのが特徴。また、裏毛タイプと裏起毛タイプがあります。
ここでは、スウェットのトップスに焦点を当てて、着用時期の気温の目安を見ていきましょう。
裏毛タイプの場合は気温15度~20度が目安
裏毛タイプのスウェット1枚で快適に過ごせる気温の目安は、気温15~20度前後。東京なら主に春や秋といった、いわゆる季節の変わり目に多くみられる気温です。
この時期はスウェットに加え、ニットや長袖カットソー、カーディガン、ブルゾンなど、幅広いファッションを楽しむことができます。
裏毛のスウェットは裏地がタオルのような素材感で、伸縮性があり、汗をよく吸ってくれるので、気温が高めの日にも向いています。
また、気温15~20度前後を観測する春や秋は、一般的に行楽シーズンとも呼ばれ、過ごしやすい日が続きますが、朝晩の寒暖差が大きいのが注意点。1日のうちに10度近く差が出る日も珍しくありません。
そのため、時間によって調節できるよう、お出かけの際には重ね着スタイルでスウェットの下にシャツを仕込んだり、アウターとして薄手のコートなどを持ち歩いたりしておくのがおすすめです。
裏起毛の場合は気温10度~15度が目安
裏起毛タイプのスウェットを1枚で着るなら、気温10度~15度を目安にすると良いでしょう。
定番の裏毛タイプに比べ、質感がよりなめらかで保温性が高いのが特徴。季節の変わり目の中でも、秋冬寄りのタイミングで冷え込みが気になる日にうってつけのトップスです。
裏起毛タイプのスウェットとひと口にいっても、形はさまざま。1枚ですっきり着こなせるトレーナーや、オーバーサーズがかわいいパーカーなどもあるので、好みに合わせて選びましょう。
また、保温性に優れた裏起毛のスウェットは、屋外でのアウトドアシーンでも活躍します。体の熱を服内部にとどめながらも、外気が入り込むのを防いでくれるのがポイント。
ただし、朝晩の時間帯や冷え込みが強い日は、裏起毛のスウェットだけでは寒さをしのげないこともあるかもしれません。そのような時は、保温性の高いインナーを着用したり、アウターと組み合わせたりするのがおすすめです。
スウェットは気温15度前後で着用するのがおすすめ!
裏毛タイプのスウェットなら気温15~20度、裏起毛タイプなら気温10~15度が快適に着こなせる目安といえます。
それぞれ保温性や吸汗性など特徴は違いますが、どちらも春秋のファッションやアウトドアに活躍する優れ物。インナーやアウターを工夫すれば長い期間着用できるのもうれしいポイントですよね。
デザインや形もさまざまなので、気温に合わせて選べるように何着かそろえてみてはいかがでしょうか?
(#Lily_magazin)
※画像はイメージです