気温20度の日の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
20度というと、最高気温の場合は秋や春、最低気温の場合は夏や秋に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温20度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
初夏や残暑の季節は、基本的に暑いので涼しい服装をして出かけたいですよね。
でも、8月などの真夏のシーズンではないので、あまり露出をしすぎると季節外れになってしまうのでは? と悩ましい時期だったりします。
そこで今回は、季節感をキープしつつ涼しさも感じられる、気温20度の日のコーデ術を紹介します。
気温20度の基本情報と服装のポイント
「気温20の日」といっても、それが「最高気温」なのか「最低気温」なのかによって気候が異なります。
ここでは、最高気温20度・最低気温20度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温20度の場合
最高気温20度は季節でいうと、10月下旬~11上旬、4月の中旬といった秋や春の季節です。
過ごしやすい気温ですが、実際に天気の良い日などは日差しが強く、歩いていると汗をかくぐらいの気温になります。
服装のポイント
特に暑い日には半袖で過ごすのもいいですが、季節感に合っていないのでは? と悩んでしまいますよね。
そこでおすすめなのが、ビッグシルエットのトップスです。ビッグシルエットだと、半袖が五分袖ぐらいに見えますし、風通しもとてもいいので、最高気温20度の日にはちょうどいいアイテムです。
シャツなどのアイテムも袖をロールアップして肌見せすると、涼しげに見えますよ。
<POINT>
・真夏コーデに見えないようなルックスを目指して
・ビッグシルエットで通気性のいい着こなしを
・シャツコーデなら足元はサンダルで抜け感を
最低気温20度の場合
最低気温20度は6月下旬や9月中旬の季節。
この時期は梅雨や残暑のシーズンで、1年の中でも湿気が多く、不快に感じやすい時期でもあります。
服装のポイント
とにかくジメジメしやすいので、露出が高くなりがちな季節です。
でも、真夏シーズンかといわれるとそうではないので、季節感を大事にしていきたいところです。そこでおすすめしたいのが、カラーリングで季節感を演出する方法です。
梅雨の6月なら、ブルーやグリーンといった涼しさを感じるカラー、残暑の9月なら、ボルドーやグレーというふうに、春や秋のカラーで夏っぽくなりすぎるのを回避できますよ。
<POINT>
・じめじめと暑いので露出は高めでOK
・季節感を出したいならカラーリングで演出
・シーズン小物も上手に取り入れて
【秋】最高気温20度のときにおすすめの服装は?
ここでは、最高・最低気温20度のときにおすすめの服装を季節別に紹介します。
今回はカジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデの3タイプをピックアップ。気温と季節感を意識したコーディネートを厳選したので、服装選びに悩んでいる人はぜひトライしてみてくださいね。
まずは、秋の最高気温20度のときに最適なコーデのポイントを紹介します。
カジュアルコーデの場合
まだ少し汗ばむ日も多い秋の最高気温20度の日は、涼しげなシャツブラウスをカジュアルに着こなして季節感を楽しみましょう。
ボトムスやニット帽にブラウン系のアイテムを持ってくることで、秋のこっくりとしたイメージが高まります。
ゆったりとしたボトムスのウエストをベルトでキープすることでスタイルアップも叶いますね。
きれいめコーデの場合
秋のきめいめコーデにビッグシルエットを取り入れるなら、ドルマンスリーブのトップスがおすすめ。
ドルマンスリーブは脇のラインがオーバーサイズになっていて、リッチさを高めてくれつつ、通気性も良く着られるのでこの時期にとっても重宝します。
ボトムスに大胆な柄物を取り入れたりすると、より一層秋っぽさが演出できますよ。
シンプルコーデの場合
オーバーシャツも、涼しく着られますし、オーバーオールなどとレイヤードコーデにしてこなれた着こなしにするのもおすすめですよ。
シャツ1枚だと夏っぽくなりますが、レイヤードすることで露出感が減り、半袖コーデでも秋らしく見せることができます。
スニーカーやリュックでアクティブな秋の雰囲気を楽しむのもいいですね。
【春】最高気温20度のときにおすすめの服装は?
続いては、春の最高気温20度のときに最適なコーデのポイントを見ていきましょう。
カジュアルコーデの場合
春のオーバーサイズコーデにオススメなのが、定番の白シャツです。
オーバーサイズの白シャツは、そのままチュニック風に着てもよし、羽織ものにしてもよし、色んな着こなしができる万能アイテムです。
デニムパンツにインして袖まくりコーデにすれば、抜け感のあるカジュアルコーデが完成します。
きれいめコーデの場合
透け感のある薄手のリネンシャツも春らしさを高めてくれる存在です。
インナーにキャミワンピースなどの露出が高めてのものを取り入れても、シャツを羽織ることで春らしくなりますよね。
淡いくすみベージュなどのカラーは春っぽさがあるので、それだけでコーデ全体をこなれた印象に導いてくれます。悩んだ時の救世主になってくれるはずですよ。
シンプルコーデの場合
ゆったりストライプシャツをシンプルに着こなしたコーデは、ボトムスがポイントになります。
タイトなボトムスでカジュアル系のメリハリコーデにするのもいいですが、フレアシルエットのスラックスにすることで、シンプルマニッシュな見た目に仕上がります。
スキニーパンツなどよりも通気性がいいので、涼しく着られるのもポイントですね。
【夏】最低気温20度のときにおすすめの服装は?
ここからは、最低気温20度のときにおすすめのコーデとそのポイントを紹介します。
カジュアルコーデの場合
じめじめとした梅雨シーズンにおすすめしたいのが、寒色系のビッグTシャツコーデです。
ビッグTシャツは1枚でカジュアルコーデが完成するうれしいアイテムです。梅雨などの季節の変わり目シーズンには、カラーリングにこだわってオシャレを楽しみましょう。
雨を感じるブルーカラーは涼しさもありつつ、シーズンライクに見せてくれるのでおすすめです。
きれいめコーデの場合
爽やかなサックスカラーのブラウスも梅雨シーズンにはぴったりですね。
とにかく肌がじめじめして不快だという場合は、フレンチスリーブなどの袖が短めのシャツで露出高めにしても大丈夫です。
ボトムスをスラックスにしたり、パンプスにしたりして腕以外の露出を抑えると、夏っぽくなりすぎず、バランス良く決まりますよ。
シンプルコーデの場合
透け感のあるメッシュ系トップスは、通気性が良いので梅雨の不快感を軽減してくれます。
トップスがコンパクトな場合は、ボトムスにワイドパンツを合わせてメリハリ良く着こなすのがポイント。
全体的に露出が控えめかなと思ったら、ストラップサンダルなどで肌見せを狙ってみて。
【秋】最低気温20度のときにおすすめの服装は?
続いては、春の最低気温20度のときに最適なコーデのポイントを見ていきましょう。
カジュアルコーデの場合
秋っぽく見せてくれるベージュは、ブラックアイテムと組み合わせてシックなコーデに取り入れてみてください。
布感たっぷりのAラインスカートは、ゆったりとした着こなしで残暑のシーズンも涼しく着られます。
バッグやシューズのカラーを洋服と合わせてバイカラーに見せるのも、こなれ感を高めてくれるポイントです。
きれいめコーデの場合
こっくりカラーの中でも定番で取り入れやすいのがネイビーです。
ネイビーはしっかりした色味がありつつも、主張しすぎないのでどんなカラーとも相性良く決まります。
大人っぽくきれいめに見せたいならベージュやホワイトのアイテムと合わせてみてください。
チェックアイテムをコーデするなら、チェックとラインと色合わせするのが、コーデに統一感を持たせる上級テクニックです。
シンプルコーデの場合
深めの赤やボルドー系も秋っぽいカラーの代表格ですよね。
残暑のシーズンはまだまだ暑いので、ノースリーブで出かけたい日も多いです。そんなノースリーブアイテムも秋カラーにして、シーズンライクな着こなしを楽しみましょう。
シンプルに決めるならボトムスはデニムよりはスラックスなどのきちんとしたパンツがオススメ。スカートならハイウエスト×タイトシルエットのものを選ぶとすっきり見せられますよ。
ちょっとしたコツで季節を感じるコーデに
いかがでしたか? 季節の変わり目はアイテム選びに悩みがちですが、シルエットやカラーで簡単に季節感を演出することができます。
ぜひ今回の記事を参考にして、手持ちのアイテムを今一度見直してみてくださいね。
(文:Homare/イラスト:さのまるこ)
※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ(2013~2022年)から算出
※この記事は2023年08月01日に公開されたものです