お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

しか勝たんとは? 意味と語源、使い方、類語を解説

神戸梛来

SNSでよく見られる「○○しか勝たん」という言葉には、どんな意味があるのでしょうか? この記事では「しか勝たん」の意味と由来、使い方、例文を紹介します。

SNSなどでよく目にする「○○しか勝たん」という表現。一体どんな意味を持つ言葉なのでしょうか? また、この表現はどのようなシーンで使われるのでしょう。

この記事では、意味と使い方に加え、例文と類語についても解説します。

「しか勝たん」の意味と語源

「○○しか勝たん」という言葉は、自分が好きなものを褒める最上級の言葉です。

○○の部分には推しの名前や褒める対象が入り、「○○に勝るものはない」=「○○が最高!」という意味を持ちます。

元々は女性アイドルファンの間で生まれたようですが、SNSなどを中心に広まり、推し以外にも自分が好きなものを褒める時に使う言葉として使われるようになったのです。

「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」では、ティーンが選ぶ流行ったコトバ部門において4位になりました。

「しか勝たん」の使い方と例文

好きな人やもの褒める「しか勝たん」という言葉ですが、日常生活ではどのように使われるのでしょうか? ここでは例文を挙げながら具体的に紹介します。

「推ししか勝たん」

「推ししか勝たん」という使い方は、最も一般的な表現です。

自分のアイドルやキャラクターなど、いわゆる「推し」を最上級に褒めたい時に使うことができます。

推し以外にも、恋人を褒める時など○○の部分にはさまざまな人物を当てはめて活用できるでしょう。

「ラーメンはこってりしか勝たん」

人を対象に褒める以外にも、好きな食べ物を肯定したい時に使うことができます。

単に「好き」と言うとりも「他と比べてナンバーワン」「最高」「これ以外考えられない」というようなニュアンスを表現することが可能です。

「しか勝たん」の類語

好きなものを褒める最上級の言葉である「しか勝たん」には、似たような意味のを持つ表現もあります。

最後は「しか勝たん」の類語を見ていきましょう。

「神ってる」

「神ってる」とは「神がかっている」を略した言葉であり、2016年の流行語大賞に輝きました。

元々は、2016年に広島東洋カープの鈴木誠也選手が2試合連続のサヨナラホームランを打ったことに対して、監督が「神ってる」と表現したのが始まりとされています。

「しか勝たん」と同じように、他と比べて抜きん出ていることや並大抵ではないということを表す時に使える表現です。

「推しが尊い」

「推しが尊い」とは、自分が応援する推しを褒める最上級の表現。「しか勝たん」ととても似たニュアンスの言葉といえるでしょう。

愛情や尊敬、熱意などを込めて「尊い」という言葉で表しているようです。

「しか勝たん」は最上級の誉め言葉

「しか勝たん」とは、自分の好きな人やものに対する「最高!」という気持ちを表す時の言葉。

単純に「好き」という言葉では伝えきれないあふれる思いを表現した時は、ぜい「しか勝たん」を使ってみてはいかがでしょうか?

(神戸梛来)

※画像はイメージです

SHARE