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年上彼氏の呼び方は何が正解? 年上彼氏の呼び方候補4パターン

ウイケンタ(コラムニスト)

年上彼氏の呼び方は「さん付け」or「くん」? それとも呼び捨て? 上司や先輩をいきなり親しく呼ぶのは難しい場面もあるはずです。候補を紹介しながら、呼び方を変えるベストタイミングをコラムニストのウイケンタさんが解説します。

年上彼氏の呼び方に悩んだこと、ありますでしょうか。

全然悩まない人は「何でそこに悩むのか理解できない」と思われるかもしれませんが、世の中には自分の恋人のことをどう呼べば良いのか悩み、その正解が分からない人もいると思います。

一番多いのは、相手が会社の上司や先輩などで、付き合う前にある程度「さん付け」で呼び合う期間があったカップルです。

一般的に、年上の方と出会うと「名字+さん」で呼ぶ関係になりますよね。そこから互いが好意を寄せ合い、カップルになってもそのまま呼んでいるケース。

結果「いつまでも彼氏のことをさん付けで呼んでしまっている。今さら変えにくい……どうやって切り出そうかな……」と悩むことに。「名字+さん」で呼んでいる期間が長ければ長いほど、深刻です。

今回は、悩まない人は全く悩まないけど、悩んでいる人は深く長く悩んでいる「年上の恋人の呼び方」について書かせていただきます。

そもそも「名字+さん」は良くないのか

まずは「そもそも彼氏のことを名字にさん付けで呼ぶことは良くないのか?」について説明させていただきます。

僕は、彼氏がどんなに年上であろうが、名字にさん付けの呼び方は早急に変えるべきだと思います。

すぐに思いつくのは「結婚する時に困る」という理由ですが、それ以上に大事なことがあります。それは「精神的に対等になるため」です。

彼氏がいくら年上だろうが、上司・先輩だろうが、恋人としての2人は対等であるべきで、そのために呼び方は重要だと考えます。

もちろんどんな呼び方をしていようが、気持ちの持ち方ひとつなのですが、普段の呼び方に上下関係があるように見えると、精神的にはいつまでも対等になれない気がします。

年上彼氏の呼び方候補4つ

とはいえ、どうやって呼べば良いのか分からないという人もいると思います。そこで、年上彼氏の呼び方について、候補を出させていただきます。

(1)名字を略してさん付け

「田中さん」「佐藤さん」などの名字だと、あまりにも他人行儀。でも、いきなり下の名前で呼ぶ勇気は無い。

そんな方は、「田中さん→たなさん」「佐藤さん→さとさん」など、名字を略してさん付けするのはいかがでしょうか。1文字省略するだけでも、ちょっとくだけた印象になりますよね。

(2)名字をさらに略してさん付け

「たなさん」「さとさん」よりも、さらに名字を略して「たーさん」や「さーさん」と呼ぶ案です。省略すればするほど、くだけた感じになります。

(3)下の名前にさん付け

名字にさん付けから呼び方を変えるには、下の名前にさん付けが一番自然な流れだと思います。

(4)下の名前にくん付け

下の名前にさん付けまできたら、もうこの先は何でもいけるはずです。

あえてステップを踏むのであれば、下の名前にくん付けになると思いますが、呼び捨てでも、「太郎くん」でも、「たーくん」でも良い。何なら2人にしか分からないあだ名で呼び合ってもOKです。

呼び方を変えるベストタイミングは付き合った直後

では、どのタイミングで呼び方を変えるのがベストなのでしょうか。

答えは1つしかありません。「付き合った直後」です。2人の関係性が大きく変わるそのタイミングに、呼び方も大きく変えてしまうべきだと思います。

だって、それ以降って変えるの難しいですよね。「付き合って3年の記念に呼び方変えてみる?」とか、あまりなりませんもんね。年上彼氏の呼び方を変えるのは、付き合ったタイミングがベストです。

付き合いの長いカップルの場合

そうはいっても、すでに付き合っている関係であれば「付き合った直後」は逃しているわけです。

そこで、付き合ってからある程度時間が経過しているカップルにおける変え方を考えてみました。

(1)昔のあだ名を聞いてどさくさに紛れてみる

大体の人は、子供の頃にあだ名があったと思います。ぜひ彼に聞いてみてください。そして、すぐに呼んでみてください。

そうすると「急に何だよ」とか「変だね」とか「意外としっくりくるね」とか、そんな感じになると思うんです。そういう空気なら「ところで呼び方なんだけど」って切り出しやすくないですかね。

その時、切り出せなかったとしても、たまにそのあだ名で呼んでみると、彼から「ちょっと~その呼び方やめてよ(笑)」とか「なんで子供の頃のあだ名でたまに呼ぶの(笑)」って話題が出ると思うんです。きっと呼び方を変えるきっかけになると思います。

(2)テンションが上がった時にどさくさに紛れてみる

「みはる」という名前の僕の友人の実話なのですが、彼女の彼氏はテンションが上がると、呼び方を変えてくるそうです。

普段は「みはるちゃん」と呼んでくるのに、テンションの上昇と共に「みはる」「みーたま」「みーみー」と変わり、最終的には「みっ」になるそうです。こういう流れ、悪くないと思うんです。

付き合っていると、こんなふうに部屋とかでじゃれ合う時、ありますよね。イチャイチャまでいかない、じゃれ合い。その時、どさくさに紛れて呼びたい名前で呼んでみるのはどうでしょうか。テンションが上がっているし、勢いでいけると思います。

(3)単刀直入に聞いてみる

上に挙げた2つは「どさくさに紛れてみる」という力業でした。できる人とできない人に分かれてしまうと思います。

できない場合は、小細工なしで単刀直入に聞いてみるべきだと思います。彼の方だって、いつまでも名字にさん付けで呼ばれていたら、心のどこかで違和感を覚えているかもしれません。

本当は年上である自分から言い出すべきだと思っていながらも、照れがあって言えない可能性だってあります。思い切って自分から切り出してみましょう。

その際、注意しなければいけないことがあります。

それは「真面目に聞いてみる」ということです。何となく聞いてしまうと、何となくの答えしか返って来ないでしょう。彼が照れてしまい、はぐらかされる可能性もありますので、聞く時は真剣に質問してください。

彼が嫌じゃないかの確認も忘れずに

呼び方が決まりそうになったら、必ず「彼が嫌じゃないか」を確認してください。

過去に同じような呼び方をされて嫌な思いをした可能性も0ではないのです。新しい呼び方に慣れるまで違和感はあるものですが、そもそも嫌じゃないかの確認は必ず行いましょう。

呼び方を変えてますます仲良く

名前の呼び方について書かせていただきました。

経験がある人もいると思いますが、これまでと違った名前で呼び合うと、2人の間に流れる空気がガラリと変わりますよね。

新鮮に感じるし、2人の距離もこれまで以上に近くなる。きっと「もっと早く変えれば良かった」と感じるはずです。

親しい2人だからこそ、呼び方は何でも良いように感じるかもしれませんが、実は大事なのです。

(ウイケンタ)

※画像はイメージです

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