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【花言葉】「笑顔」や笑顔になれる意味を持つ花20選

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

花に気持ちを乗せてプレゼントしたい時、参考にしたいのが「花言葉」。今回は、笑顔を与えてくれるような意味を持つ花言葉を紹介します。思わず笑顔になれるような花を集めたので、花選びの際の参考にしてみては?

落ち込んでいる友人に笑顔になってほしくて、花を贈ることで元気づけたいと思ったことはありませんか?

笑顔になれるような花言葉を持つ花は、陽気さを取り戻すための力を与えてくれます。

今回は「笑顔」にまつわる花について、花言葉とともに紹介します。

ラナンキュラス「晴れやかな魅力」

花経は5~9センチ、春の暖かい日差しの中で、何枚も花びらを重ねて鮮やかに開くラナンキュラス。

原種は黄色で、光を浴びて金色に輝き、カップ状に咲くことから、別名「バターカップ」とも呼ばれています。

その華やかな姿がそのまま花言葉になり、黄や赤・オレンジなど花色も豊富なのが特徴です。

一輪でもボリュームがあり、相手の魅力を称えたい時にぴったりの花です。

菜の花「快活」

春の花としておなじみの菜の花が持つ花言葉は、「快活」。

多くの詩歌に取り上げられ、春の訪れを知らせてくれる花として元気を与えてくれます。

太陽の光を集めたような黄色の菜の花は、明るさを忘れず前向きに生きたいと願う時、手にしたい花です。

スノードロップ「希望」

まだ冬の寒さが厳しい時に、春への希望を託して咲くことから「希望」という花言葉を持つスノードロップ。

真っ白な花びらがランタンのような形で開く姿は、ヨーロッパでは純潔の象徴とされています。

良い便りを待つ人への励ましの気持ちとして贈るのもいいですし、希望を持ち続ける勇気が欲しい時、手にしてみると元気をもらえるかもしれません。

カンパニュラ「感謝」

ラテン語で「小さな鐘」を意味するカンパニュラは、春にふっくらとした鐘の形で花開きます。和名の「風鈴草」も同様に、そんな花の形から名付けられました。

ギリシャ神話では、花の女神・フローラが、果樹園に侵入する兵士をベルで知らせたものの殺されてしまった精霊・カンパニュールの死を悼んで、彼女をベル状の花に変えたといわれています。

頑張った人へ、ありがとうの気持ちを込めて贈りたい花です。

サフラン「陽気」

香辛料として有名なサフランですが、薬として服用した時には鎮静効果があり、気分を晴れやかにすることから「陽気」の花言葉を持っています。

秋、筋の入った薄紫の花びらを開く様子はとても美しく、中央から伸びる赤い糸状のめしべが特徴的です。

元気を出してほしい人、明るい気持ちを取り戻してほしい人にプレゼントするといいかもしれませんね。

カモミール「苦難に耐える」

エジプトでは神様や太陽に捧げる花として重宝され、世界で一番古いハーブといわれるカモミールは、地面にしっかりと根を張り、どんな環境でも育つ生命力の強さから、こんな花言葉を持っています。

気持ちをやわらげるハーブとして有名ですが、真っ白い花にはリンゴのような香りがあり、つらい状況にある人に大きな癒やしを届けてくれるはず。

ハナスベリヒユ「いつも元気」

真夏の暑さを楽しむように、オレンジやピンクの花を元気いっぱいに咲かせる様子からこんな花言葉を持つハナスベリヒユは、大ぶりで鮮やかな花姿が、もらった人を笑顔にします。

自分が元気を取り戻したい時に、力をくれる花ともいえるでしょう。

他にも「無邪気」という花言葉があり、いつも明るく元気を分けてくれるような存在の人に、「そのままでいてね」と伝えたい時に贈りたいですね。

マトリカリア「楽しむ心」

他にも「集う喜び」という花言葉を持つマトリカリアは、細く枝分かれした茎の先に小さな花を一輪ずつ咲かせる様子から、人との交流を喜ぶ時に贈りたい花です。

夏、白い花が細い茎の先で揺れる姿は、爽やかな気持ちにさせてくれます。

リンゴに似た良い香りを持つので、友人たちとの会合やお部屋に行く時の手土産として喜ばれそうです。

フクジュソウ「幸せを招く」

旧暦の元旦のころ花を咲かせることから、幸福と長寿を願って「福寿草」とも書くこの花は、花言葉もおめでたいものが付けられています。

日が沈むとしぼみ、日が昇ると黄金色の花びらを杯のように広げる姿は、幸せを感じてほしい人に贈りたい花。

喜びを祝う時にプレゼントしてみるといいかもしれません。

ヘレニウム「上機嫌」

晩夏から秋にかけて咲くヘレニウムは、中心に丸く花芯があり、それを囲んで花びらが下に向かって開くのが特徴です。

別名「ダンゴギク」とも呼ばれますが、「上機嫌」という花言葉はそのユニークな雰囲気からきています。

いつも機嫌が良く周囲を明るくしてくれる人に、感謝の気持ちを込めて贈りたいですね。

オンシジウム「一緒に踊って」

秋から春と咲く時期が長いオンシジウムは、別名「ダンシングバレリーナ」とも呼ばれています。

ドレスを広げて踊る女性のような花姿から、こんな花言葉が付けられました。

黄色やオレンジなど明るい色が多く、また珍しい花の形は、いつも元気な人をさらに笑顔にしてくれるでしょう。

デルフィニウム「清明」

空色の色素「デルフィニジン」を含み、空の美しさを表す清々しいイメージから「清明」という花言葉が付けられました。

春に咲く花で、欧米ではちょうどジューンブライドの頃に開花します。

花嫁が何か青いものを身に着けると幸せになれるという「サムシング・ブルー」の言い伝えから、ウエディングフラワーとしても人気がある花。

青以外にも紫や白などがありますが、どれも淡い色合いでデリケートな柔らかさを感じさせます。

物静かだけれどきりっとした強さを持つ人にお似合いの花です。

サンダーソニア「祝福」

黄色やオレンジの花びらが、ベルのようにふくらんだ形で下を向いて咲くサンダーソニア。

夏に咲く花で、小さな筒状の花が「祝福のベル」をイメージさせることからこんな花言葉が付けられました。

おめでたい出来事を喜ぶ花として、お祝いの気持ちを届けてくれます。

また、いいことがあった自分への祝福としても、部屋に飾りたいですね。

クリンソウ「幸福を重ねる」

春、赤紫の鮮明な花を咲かせるクリンソウは、お寺の塔についている九輪に似ていることからこの花名が付けられました。

ラッパ状の小さな花が茎の先にたくさん開く様子は、幸せを重ねるイメージを持たせてくれます。

良いことがあった人へ、さらに笑顔になってほしい時に贈りたい花ですね。

スパティフィラム「上品な淑女」

夏に咲き、真っ白な一枚の花びらがうちわのように開くスパティフィラムは、「上品な淑女」という花言葉を持っています。

葉の緑と白のコントラストが涼しげで、姿勢良くしとやかに立つ女性を連想させるので、「あなたはこの花のようです」と伝えたい時に最適です。

大ぶりではないけれど存在感のある花の姿は、見る人の目を細めるような美しさがあります。

ゲッカビジン「あでやかな人」

夏から秋にかけて、肉厚な白い花びらが幾重にも重なって咲くゲッカビジン。

夕方からゆっくりと開き、素晴らしい香りを放ちますが、朝になるとしぼみます。

一夜限りの花ですが、その妖艶な美しさは多くの人をとりこにする魅力があります。

「あでやか」という花言葉がよく似合う人にプレゼントしたいですね。

シンビジウム「飾らない心」

冬の花として人気のシンビジウムは、まだら模様の入った花びらが優雅なたたずまいを感じさせます。

ピンクや白など、華やかだけど穏やかな色合いのものが多く、花言葉はそこからきています。

自分を偽らず、素直な心を持つ人へ、憧れを込めて贈るのも喜ばれるでしょう。

アマドコロ「人の痛みが分かる人」

わずかな風も感じて揺れる繊細な花の様子から、この花言葉が付けられました。

暖かな春、小さな白い筒状の花が地面に向かって開く姿は、とても愛らしく穏やかな心を取り戻してくれます。

落ち込んでいる人に寄り添いたい時、そっと渡してみるのもいいかもしれません。

ゼラニウム「尊敬」

春から秋まで長く咲くゼラニウムは、その独特な香りが虫除けにもなることから、信頼を込めて「尊敬」という花言葉が付けられました。

赤やピンク・白など花色が豊富で、薄い花びらが集まって咲く姿は愛らしく、鮮やかな存在感を持っています。

花言葉の通り、尊敬と信頼を持つ相手へのプレゼントに選びたい花です。

アベリア「強運」

力強い花言葉を持つアベリアは、春から秋までと咲く時期が長く、また病害虫がほとんどいないタフさが特徴です。

しかし、花自体は小さく釣り鐘状に開き、葉に隠れるような奥ゆかしさも感じさせます。

ピンクや白など優しい色合いのものが多く、また甘い香りも持っているので、プレゼントだけでなく自分への強運を願って飾るのもいいですね。

花の美しさに価値を添えてくれる花言葉

喜びを表す時も、落ち込んだ心を元気づける時も、花は大きな力を与えてくれます。

花言葉は、伝えきれない思いを届けてくれたり、自分に向けてのメッセージになったりと、花の美しさに価値を添えてくれるもの。

笑顔にまつわる花言葉を知り、花のある生活を楽しみたいですね。

(ひろたかおり)

※画像はイメージです

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