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一匹狼ってどんな人? 男女に共通する特徴や恋愛傾向・モテる理由

藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー)

「一匹狼」と聞くと、どんな人をイメージしますか? どことなく孤独なイメージがありますが、恋愛コラムニストの藤本シゲユキさんいわく「一匹狼は自分軸がはっきりとした人」なんだとか。今回は一匹狼の特徴や恋愛傾向、モテる理由を教えてもらいました。

今も昔も、「一匹狼」の男女はモテる傾向にあります。

なぜ、彼ら彼女らは時代を問わずモテるのか?

今回は、そんな一匹狼がモテる理由や特徴についてお話しします。

「一匹狼」とはどんな人?

まず、一匹狼とはどういう人のことを指すのかを紹介していきます。

一匹狼とは「我が道を貫いて生きる人」

群れてべたべたとしたなれ合いの関係を好まず、集団の中にいても同調圧力に屈しない。

そして、どことなく影があり寂しそうにも見える。

そんな人が、一匹狼です。

さらに、一匹狼は我が道を貫いて生きているタイプの人が多い。

日本では、人と同じことをして安心する人間が多いので、少数である一匹狼は目立つんですよね。

基本的に人は、希少性を感じるものに対して価値を感じる傾向にあります。

そんな姿が魅力的に映るのも、彼ら彼女らがモテる原因の一つではないでしょうか。

「一匹狼な人」と「孤独な人」の違い

中には、集団になじめない、もしくは、人付き合いが面倒だからなじみたくない人もいますが、この場合はどちらかというと、自分を守っていたら独りになっていたというケースが多いので、一匹狼には該当しないというのが僕の見解です。

前述したように、一匹狼は我が道を貫いて生きている場合が多いので、人に流されることがほとんどありません。

「分かってくれる人だけ分かってくれればいい」というのが、彼ら彼女らのスタイルでもあります。

なので、自分の人生を切り開くために攻めるのが一匹狼で、守る生き方をするのが孤独になる人です。

男女に共通する「一匹狼」の特徴3つ

ここでは、そんな一匹狼の3つの特徴について解説します。

(1)自分軸がある

自分の基準やルール、信念や信条があるのが一匹狼です。

「自分はこう在りたい」「こんな生き方はしたくない」というのが明確になっていますね。

だから好き嫌いもはっきりしています。

(2)いざという時は戦う

ここでいう戦いとは、他者との衝突を恐れずに意見や指摘をすることです。

自分を貫くために戦う時もあれば、理不尽な物事に立ち向かうために戦うことがあるのも一匹狼の特徴。

たとえ組織に属している身であっても、嫌なことは嫌だとはっきり言い、納得がいかないことがあれば上の人間にガンガン噛み付くこともできます。

(3)どことなく影がある

一匹狼は、深い悲しみや傷付いた過去を背負い乗り越えている人が多いです。

彼ら彼女らは、幼少期に不遇な経験をしていたり、ひどい裏切りに遭ったりしていることは珍しくなく、生きてきた中で「サバイバル能力」を身に付けたケースもよくあります。

つまり、「誰も守ってくれないから自分の身は自分で守るしかない」と思っている人が多いですね。

前述した孤独になる人の多くは、自分を守るために傷付くことを避けて生きるのに対し、一匹狼は、傷を乗り越えて強くなったから、いざという時に戦うことができます。

参考記事はこちら▼

あなたは一匹狼タイプ? 10の質問から、あなたの一匹狼度をチェックしてみましょう。

一匹狼の恋愛傾向3つ

次に、一匹狼の恋愛傾向を3つ解説します。

(1)信用しないと付き合わない

基本的に一匹狼は、あまり人を信用しません。

なぜなら、簡単に人を信用して裏切られた過去を、身をもって経験していることがよくあるからです。

そして一匹狼は、「どういう人間が信用できるか?」という独自基準を持っているので、その基準に沿わない人に心を開くことがないんですよね。

それは恋愛においてさらに顕著に現れることが多いのですが、その理由は、他の人間関係に比べて肉体的にも精神的にも距離が近くなるのが恋愛だからです。

なので、特に恋愛関係になる異性を選ぶ際は、慎重に判断しているといえるでしょう。

(2)理解してくれる人じゃないと付き合わない

一匹狼の多くは自分を貫く生き方をしているので、周囲から理解されないことがよくあります。

そういうことがあまりにも多すぎるので、当の本人は慣れっこなんですが、やはり心のどこかでは「ちゃんと自分を理解してほしい」という気持ちがあるんですよね。

しかし、本当に自分のことを分かってくれる人はあまりにも少ないことも理解しているので、それが時折見せる寂しさの表情になるというわけです。

言うまでもなく、自分のことをちゃんと理解してくれない人に心を開くことはできませんから、彼ら彼女らにとっての信用と理解はセットになっていることが多いです。

(3)自分がない人間とは付き合わない

同族嫌悪という言葉がありますが、一匹狼は同類の異性と付き合うことがよくあります。

一匹狼同士がくっ付くというケースですね。

自分と共通した部分が多いから分かり合えるというわけです。

一匹狼の異性をあえて選んでいるわけではなく、自然と恋愛関係になったというケースがほとんどですが、彼ら彼女らが絶対と言っていいほど選ばないのが、「自分がない人」。

一匹狼は自分軸がはっきりしている上に、つらい過去を乗り越えて自分で人生を切り開いてきたから、人に流されてぬくぬくと生きてきた人を見ると、イライラすることがよくあります。

なので、たとえ性格が違っても、自分と同じように自分軸が明確にある異性しか選ばないんですね。

最後に診断! 一匹狼チェックリスト

それでは最後に、あなたが一匹狼かどうかのチェックリストを紹介しましょう。

1人が好き

自分の意見をちゃんと言える

好き嫌いがはっきりしている

べたべたした関係は嫌いだ

決断力がある

つらい過去を経験して乗り越えた

人と同じことをしている人間が理解できない

筋が通らないことや理不尽なことが許せない

人に頼ることが少ない

決めたことに対しストイックになれる

該当する項目が多い人ほど、一匹狼率が高めです。

自分の人生を歩む上では、誰もが一匹狼になり得る

以上になりますが、一匹狼を「寂しい人」というイメージで捉えていた方も多いのではないでしょうか。

ですが、自分軸がはっきりし、自分で人生を切り開くようになってくると、人は誰でも一匹狼になってしまうといっても過言ではありません。

つまり、それぐらい自分がなく、他の誰かに人生を作ってもらいたがる人があまりにも多いということです。

そして、「守られる側」から「守る側」になったのが、一匹狼でもあります。

いくら周りに人がいようが、守られる側から抜け出せないうちは、自分の人生を歩むことはできないので、覚えておいてください。

(藤本シゲユキ)

※画像はイメージです

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