失恋から立ち直る方法は？　心理カウンセラーが教える7つの方法

「いつまでも失恋から立ち直れず、新しい恋にも踏み出せない……」そんな悩みを抱える女性は少なくありません。しかし、復縁を望むわけでもなく、ただただ失恋の痛手から解放されないとなれば、やはりそんな苦しい状況からは早く脱したいですよね。

そこで、今日は失恋から立ち直る方法を7つ紹介します。どれも心理学を基にした方法ですので、「失恋から早く立ち直りたいけど、どうすればいいか分からない」と思う方は、ぜひ参考にしてみてください。

失恋を経験したことがある人はどのぐらいいる？　失恋を引きずる期間は？

失恋したあと、すぐに立ち直る人もいれば、失恋をしばらく引きずってしまう人もいますよね。

最初にマイナビウーマン編集部が行ったアンケートから、失恋した人々の心理を見てみましょう。

全体の約7割が失恋を経験している

まずは20～39歳までの男女に、今までに失恋をしたことがあるか聞いてみました。（※1）

Q：失恋した経験はありますか？

失恋した経験があると回答した人が全体の約7割を占めました。

次の恋愛ができるかどうか分からないほど1つの恋へとのめり込んだ経験がある人は、少なからずいるようです。

失恋を引きずる期間は？

では、失恋はどのくらい引きずるものなのでしょうか。

どんな恋愛をしたか、どれくらい付き合っていたかなどによって異なりますが、一般的な期間をアンケート調査したところ、次のような結果になりました。

男女別々にアンケート調査したところ、女性の1位は「1年以上」、男性の1位は「1カ月以上～3カ月未満」という結果に。

女性の方が失恋を長期間引きずりやすいのかと思いきや、男性の2位は「1年以上」（26.3％）となっていて、1位の「1カ月以上～3カ月未満」（28.8％）に迫る勢い。失恋を引きずる期間の差に、性別は関係ない様子です。

とはいえ、女性の恋は「上書き保存」、男性の恋は「フォルダ保存」とも言われます。

女性の場合、長い時間をかけて整理し、その整理が終った後は振り返らない恋愛をするのかもしれません。

なぜ？　失恋のつらさが忘れられない理由

そもそも、人はなぜ失恋のつらさをなかなか忘れられないのでしょうか？

失恋から立ち直れない原因は「執着心」

失恋をした直後に「つらい」と感じるのは、喪失感が原因だと考えられます。

喪失感とは、何かを失った経験により、心にぽっかりと穴が開いたように感じることです。手放したくなかったものだからこそ、手放すことになったときや急に失ったときは喪失感を抱きます。

そして、そんな喪失感がいつまでも消えないのは、失ったものに対する執着心があるからです。執着心とは、何かに対して強く心が惹かれ、とらわれる気持ちを指します。

例えば、

などに対する執着心を抱き続けると、いつまでたっても失恋のつらさから解放されません。

▶次のページでは、心理学を応用した「失恋から立ち直る方法」を紹介します。