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忘れられない人の特徴とは? 未練を断ち切る究極の方法

エマちゃん

いつまでも心に居座り、次の恋愛に進むことを阻む「どうしても忘れられない人」。早く忘れて新しい恋愛に踏み出すためにはどうしたらいいのでしょう? この記事では、忘れられない人に共通する特徴と忘れる方法をエマちゃんに解説してもらいました。

どうしても忘れられない人っていますか?

このコラムを書くにあたって、「私にはそういう人全然いないよな」と振り返ったのもつかの間、「いや忘れられない人、いるわ(笑)」とソッコー前言撤回。

思ひ出ぽろぽろした男性が何人かいました。

どうしても忘れられない人がいるのはなぜ?

忘れたいのに忘れられない人。すてきな思い出になっているならいいですが、その人が新しい恋に踏み出せない原因になっていたらちょっと厄介です。

まわりの人の話を聞くと、

「ずっと曖昧な関係だったけどすごく好きだった人」
とか
「長年付き合ったけど、結局結婚はしなかった人」
とか
「とにかくハイスペックで理想的だった人」
とか、逆に
「あんなに付き合っていて傷ついた人はいない最悪だった男」

などなど、それぞれに「忘れられない人」が存在しているようですね。

今その人が隣にいないということは、そのときは「縁がなかった相手」ということなのに、なぜこんなにも忘れられないのでしょうか。

まだ好きだから

忘れられない人を忘れられない理由はシンプル。まだ好きだから、じゃないでしょうか。

自分の中では思いを断ち切ったつもりでも、ふとした瞬間にその人のことを思い出してしまうなら、まだ「好き」という気持ちが残っているのかもしれません。

無意識のうちにその人を思い出して、他の男性と比べてしまったり。中には今の彼氏や結婚相手とその人を比べてしまって、落ち込んでしまうなんて場合も。

思い出は美化されるから

思い出は美化されやすいもの。忘れられない人にも嫌なところや合わない部分はあったはずですが、「過去」になってしまうと欠点すら魅力に見えてしまうのかもしれません。

今そばにいる人とその人を比べて、「あの人の方がよかったな」と思ってしまうのは、過去が美化されているからという可能性もありますよね。

今そばにいる、ということが本当は一番大事なことなのに。

きれいな思い出になったその人のことを忘れられないのは当然のことかもしれません。

忘れられない人の特徴

次に、私の「忘れられない人」を3人ご紹介します。

(1)本物の初恋相手だった元彼

21歳くらいのときに付き合った人。

その人の前に付き合ってきた人たちは、私がなんとなーく好きになって、そしたら向こうがガツガツ私のことを好きになってくれて、告白してきてくれたしまあ付き合いましょうか、という感じで「好き」という感情がふわふわしたお付き合いでした。

しかし彼は、お互い好きになるスピードが一緒で、完全に「私、この人のこと大好きだ……!」と思えてから付き合ったので、恋人としての結びつきや思い入れがとても強い人となりました。

彼と付き合うことで自分の知らなかった感情を引き出してもらって、女としてどんどん輝けたし、遊び上手でおもしろい友人が多くいた人だったので、楽しくキラキラした思い出がたくさんできました。

彼の友人関係は今でもつながりがあるほど。

いいお付き合いだったなと思い出が蘇ってくる人です。

(2)男女の関係にはなれなかった片思いの人

男性としてというより、「人として大好き」なところが大きい人です。

兄のお友だちだったので小さなころから私のことを知っていて、遊んでくれたり、悩み相談に乗ってくれたり、勉強を教えてくれました。

その人は優秀な大学を出て、優秀な会社で働き、パリッとしたスーツを着ていながらも、素朴な優しい性格をしていて、それはそれはモテるお兄さんです。

電話もしょっちゅうしていたし、彼が初めて買った車の助手席に一番最初に乗せてもらうほどかわいがってもらっていたものの、彼は社会人で私は未成年だからと、絶対手は出さない、今思うと超マトモな大人の男性でした。

彼のことは、私が尊敬していて大好きだったお姉さんと結婚するところまで見届けて、結婚式のときには心から祝福をしながらも、なぜか悲しみの涙が止まらなかったという思い出があります(笑)。

(3)すれ違いが続いて付き合えなかった人

この彼は、私が「好き! 付き合いたい!」と思うときには彼が乗り気ではなく、彼が「私のことを好き! 付き合いたい!」となったときには私が乗り気でない、というタイミングのズレが3~4回あった不思議な男性でした。

ズレはあるものの、そのときそのとき一緒にいることには抵抗がなく、お互い彼氏彼女ができてまったく接触のない時期もあれば、フリー同士でたくさん会う時期もあり……。など、年月をかけて友だち以上恋人未満の関係がダラダラと続いた人でした。

体の相性がよかったのもそうさせたのでしょう……。

タイプだし性格も好きだったけど、タイミングが合わなかった(まあ言っちゃえば合わせようとしなかった)ので、結局「手に入ることのなかった人」として記憶に残っています。

その他にも。忘れられない人の特徴

エマちゃんの話に「わかる、そんな人私にもいたな」と共感した人も多いかもしれませんね。

ここからは、マイナビウーマン編集部が「忘れられない人」の特徴を挙げていきます。あなたが忘れられないその人も、こんな特徴を持った人ではありませんでしたか?

(1)体の相性がよかった人

さきほどエマちゃんが語ってくれた話とも共通しますが、体の相性が抜群によかった相手のことはなかなか忘れられない人が多いもの。

そもそも「体の相性」は自分がどう感じるかのフィーリングで、何かわかりやすい基準があるわけでもないのでフワッとしていますが……。

数回関係を持っただけだったのに、あのときの、あのキスのとろけるような気持ち良さ。腰が砕けるようなセックスの快感。その相手というよりも、そのときの気持ち良さが忘れられない、なんてこともあるかもしれません。

(2)一度会っただけの、外見がタイプだった人

数回会っただけなのに、なぜかその人のことを忘れられないのは、外見や雰囲気がドタイプだったからかもしれません。

日常生活で、タイプの人を見つけるのって意外と難しかったりします。顔はタイプだけど、服装はあんまり好きじゃないな……なんて人も多いもの。

そんな中で、全てがタイプど真ん中の相手が過去にいたならば、「あの人とご縁があったら今頃~」なんて妄想をしてしまうときもあるかもしれません。

(3)付き合いが長かった相手

付き合いが長かった元カレ、元カノを忘れられないのは、もう仕方ないことかもしれません。

付き合いの長さ=思い出の多さなので、忘れたくないすてきな思い出がたくさんあるのではないでしょうか。

たとえ新しい恋人ができても、前の相手の方が付き合いが長い場合は思い出の数も多ければ、自分のことをたくさん知ってくれています。そんな相手のことを忘れられないのは、何らおかしいことではありません。

(4)一目惚れした店員さん

これも意外にあるあるですよね。店員さんでなくても、職場の人だったり取引先の相手だったり、一目惚れした人のことはなかなか忘れられません。

編集の話で恐縮ですが……、一目惚れしたシンガポール料理店の店員さんのことがなかなか忘れられず、一時期は週2でシンガポール料理を食べに行っていました(笑)。

一目惚れする相手には、自分と何らかの共通点がある場合が多いんだそう。顔のパーツや雰囲気が似ている相手を忘れられない、なんてことはありませんか?

(5)職場の同僚・先輩

職場の同僚や、先輩のことを忘れられない……なんて人もいるかもしれません。

これまた編集の話なのですが、新卒のときにOJTをしてくれていたイケメンの先輩のことが忘れられません。仕事がつらくて、誰にも見つからない場所でこっそり泣いていたときに「はいこれ、ハッピーにターンやで」って言ってハッピーターンをくれました。

先輩は同じ職場内の美人と結婚して、今ではかわいいお子さんもいます。LINEのプロフィール写真でこっそりお子さんの成長を追いながら、彼のことを思い出す日々です。

(6)仕方なく振ってしまった人

過去にお付き合いしていたものの、遠距離になってしまったり周りから反対されたり、何らかの事情があって仕方なく振ってしまった人もいるかもしれません。

まだ好きだったのに振ってしまった場合、「好き」という気持ちが過去に置き去りになっているのかも。

相手を嫌いになるような何か決定的な理由がないと、その人を忘れるのは難しいですよね。

(7)大好きだったのに振られた相手

大好きだったのに振られた相手のことが忘れられない、という人もいるのではないでしょうか。

それは仕方ありません。だって、「大好き」なのですから。

振られた理由は何かしらあったにしろ、あなたの「大好き」な気持ちはなかなか消えません。

忘れられない人への未練を断ち切る方法

ここからは、またエマちゃんが解説していきます。

私は「忘れられない人がいる」というのはネガティブなことだとは思っていません。

だって人間だもの。忘れられないものはどうしようもないじゃない。

でもね、「自分の人生の足を引っ張っている思い出」を忘れられるように努力することは必要だと思います。

それこそ未練によって前に進めない、とか
悪い男によるトラウマで誰かを信じられない、とかね。

じゃあどうやって忘れられるようにするか。

(1)己に集中する

誰かを思い出す、ということは「自分のことを考えていない」時間でもあります。

逆にいえば、「自分のことを考えていれば、他人のことを考える隙間はない」ということ。

だからうまく失恋から抜け出せる人って、カラダを鍛えようとジムに通ったり、習い事や勉強をはじめたり、仕事に打ち込んだりと、「己の活動への集中」を極めるわけです。

これのいいところは、隙間時間を生み出さない&いい結果が待っているということ。

たとえば痩せてスタイルがよくなったり、新しい特技が身についたり、すてきな人と出会たり、仕事で評価が上がったり。

結果が出るころには「忘れてる」という人は多いものですね。

(2)寝る

人間の脳っておもしろくて、寝てる間に必要な記憶といらない記憶を整理するらしいです。

一晩たったら嫌なことも忘れる……とまではいかなくても、軽減するかもしれません。

だから「寝る」もバカにできない。すごく有効な手段です。寝ましょう。

(3)狂うぐらい、過剰なくらい思い出す

もうね、開き直りましょう。

あの人を思い出すような音楽を聴き、あの人を思い出すような映画を観て、あの人を思い出すようなカメラロールを眺める……。

とね、ストイックに思い返しましょう。

そうするとね、だんだん「私は何やってんだ? 何悲劇のヒロインやってんだ? ちょっとバカみたいに感じてきたぞ……」となることはなきにしもあらず。

忘れられないくらい大好きな人。忘れなくていい?

もはやね、忘れなくていいものだってあるよ。

無理して忘れなくていいです。

さっき言った自分の人生の足を引っ張らない思い出限定だけどね。

美しい思い出は箱に鍵をかけてそっとしまいましょう。

でも、ひとつ忘れてはいけないのは、自分の大切な思い出だからって他人にそれを強要しないことね。

忘れられない人がいて……という情報や、元カレの写真や手紙などの痕跡を今の大切なパートナーに知られてしまうなんてだめ。失礼な話です。

逆の立場で、もし彼がそういうものを残していたら「それって失礼じゃない?」と真剣に詰めますよ、私は。

自分の大切なものだから他人にも大切にしてほしい、という考えは「昔の男の思い出」というジャンルだけは決して当てはまらないことを忘れずに。

墓場まで持っていけとは言わない。

箱に鍵をかけて実家のクローゼットにしまっておいて? って感じ。

後悔するなら連絡するのもアリ

あなたに今、恋人やパートナーがいないならば、忘れられないその人に連絡するのもアリ。

もうね、連絡とかもしちゃって全然相手にされず現実に突き落とされましょうか。

ボロボロになってから気づくこともある。意外と使える強硬手段よ。

それに、もしかしたら相手もあなたを忘れられなくて苦しんでいたかもしれないですしね。

忘れられないその人は運命の人?

忘れられないその人は、「運命の人」だった可能性も気になっているのではないでしょうか。

ソウルメイトとは?

スピリチュアルの世界には、「ソウルメイト」という考え方があります。

ソウルメイトとは、soul(魂)とmate(伴侶、仲間)を組み合わせた造語。前世から何度も一緒に生まれ、関わってきた相手のことを言います。

なぜかその人のことが忘れられないのは、前世からのお付き合いがあったからかもしれません。

もしも相手が本当にソウルメイトだったなら、今は過去の思い出になっていてもまた出会えるときがくるはず。

じゃあ、絶対にその人と結ばれなきゃいけない? と思うかもしれないですが、そうとも言えないですよね。だって、今あなたのそばにいる人や、これから出会う人がソウルメイトという可能性も十分あるのですから。

ソウルメイト診断

その人があなたのソウルメイトかどうか、この場では判断することができません。

誰にも正解はわかりませんが、下記記事の診断で当てはまる特徴が多いならば、その相手がソウルメイトだったのかも。

忘れられない人から連絡がくるおまじない

不思議なことに、おまじないが効力を発揮して、好きな人から連絡がきたり、告白されたりすることも。

本当にスピリチュアルな力が働いているのか、それともおまじないによって自信がついたことがよい方向に働くのか、真相はわかりません。

こんなおまじないを試してみてはいかがでしょうか。

・左手薬指にリングのネイルアートをする

・新月の日に、紙へ願いを書く

・ワイルドストロベリーを育てる

詳しいやり方は、占い師解説の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

忘れる努力が人生を変える

忘れる努力って、けっこう報われるものです。

「忘れてやる!」とか「見返してやる!」という気持ちで行動してたら、人生が好転した人、たくさん知っています。

いかに原動力にしてやるか、っていうことですよね。

だから、忘れたい人がいるなら全力で忘れる努力を。

忘れたくない美しい思い出は鍵をかけて実家のクローゼットへ。

どんな思い出もあなたのためになりますように。

(エマちゃん)

※画像はイメージです

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