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結婚はOK? 厄年の結婚で気をつけたい7つのこと

紅たき(占い師・コラムニスト)

厄年に結婚すると災いがあるって本当? 男性と女性、それぞれ「厄年に結婚してもいいのか?」を占い師・コラムニストの紅たきが解説。厄年に結婚するとき、気をつけたい7つのポイントを紹介します。

こんにちは。占い師・コラムニストの紅たきです。

日本には「厄年」といって、何かよくないことが起きるといわれている不吉な年があります。そのため、結婚を考えているカップルのどちらかが、あるいは両方が厄年を迎えることを理由に結婚を踏みとどまることもあるようです。

でも、厄年に結婚するのは本当によくないことなのでしょうか。

今回は「厄年の結婚」についてくわしくお伝えしたいと思います。

そもそも厄年とは?

まずは、厄年はいつなのか、どう対処すればいいのかなど、厄年についての基本をおさえていきましょう。

「厄」という言葉には災難や不幸という意味があります。そして「厄年」とは、大きな災難や不幸を避けるために、普段より慎んで過ごすべき年齢のことです。

厄年は男女で異なる

厄年は、男性と女性で異なります。男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳になる年を指します。

ここで気をつけなくてはいけないのは、厄年は満年齢ではなく数え年で計算するということ。満年齢は普段使っている年齢の数え方。数え年は、生まれた日を「1歳」とし、1月1日になると年をとるという計算方法です。つまり、満年齢に、誕生日前には2歳、誕生日後には1歳を加えた年になります。

※今年は何年生まれの人が厄年なのか、一覧表にして張り出している神社も多いので、たしかめてみるといいでしょう。また、インターネットでも自分の厄年がいつなのか簡単にわかるサイトがあります。ぜひ検索してみてください

気をつけなくていけない「本厄」と「大厄」

厄年を「本厄」といい、いちばん気をつけなくてはいけない年になります。

本厄の前の年を「前厄」、あとの年を「後厄」といって、この年もいろいろなことを慎んだほうがいいとされています。

また「大厄」といって、厄年の中でもっとも災難や不幸が多いと予想される年があります。数え年で男性は42歳、女性は33歳です。

厄年に結婚してもOK?

結論からいえば、厄年に結婚してもかまいません。

男性女性とも、前厄、後役を含めて厄年の期間はちょうど一般的な結婚適齢期と重なります。結婚したいと思う時期が厄年に当たる可能性は、実はとても高いのです。

そこで厄年を気にしすぎると、結婚出産のタイミングを逃してしまうかもしれません。良縁に恵まれ出会った男女が、結ばれるべくして結ばれるわけですから、厄年よりもお互いの気持ちを大切にするべきなのです。

厄年に結婚をするときのポイントとは?

とはいえ、厄年での結婚に不安を抱く人もいるはず。

そこで、厄年に結婚するときのポイント7つを紹介します。これを頭に入れておけば、安心して結婚ができるでしょう。

(1)新しく家を建てるのは避ける

結婚するのだから、新居を構えたいと思う人は多いと思いますが、新しく家を建てたり、マンションを購入したりするのは避けたほうがいいかもしれません。

厄年は判断力が鈍る時期です。

「望み通りの住居とはちがった」と、あとで気づくことになる可能性がありそう。まずは、賃貸マンションや借家に住むことをおすすめします。

(2)転職は避ける

結婚を機に収入アップをはかりたい、環境を一新したいと転職を考える人もいるでしょう。

しかし、厄年には人間関係のトラブルが起こりやすくなります。

新しい職場の人間関係になじめず、力を発揮できない可能性があります。厄年の過ごし方としていいのは、現状維持。転職は厄年を抜けてからにすると吉。

(3)新婚旅行で海外に行くのは避ける

厄年はエネルギー不足になりがちです。

結婚式や新婚旅行を海外でするとなると、体力を消耗するかもしれません。また、トラブルに巻き込まれる可能性も。

これらのことは厄年でなくてもいえることですが、大きな移動は避けたほうが無難。新婚旅行先は慎重に選ぶとよいでしょう。

(4)バランスのよい食生活をする

厄年は体調を崩しやすくなります。規則正しく、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。

また、出産の時期が厄年と重なる場合もあるかもしれませんね。厄年の出産は悪いことではありません。

ただ、いつも以上に体調に気をつけ、無理をしないことが大切。

厄年は何かを深く勉強するのにはいい時期なので、栄養学や料理の勉強にしっかり取り組んでみるのはおすすめです。毎日おいしい食事が食卓に並べば、夫婦仲もよくなるでしょう。

(5)部屋の整理整頓をする

厄年は心の切り替えをして自分を見つめなおす時期でもあります。

部屋を整理整頓することで自分の頭の中も整理することができ、迷いが晴れたり、ストレスがなくなったりするはずです。

また、厄年は新しい物を買うのにはあまり向きませんが、いらない物を手放すのにはいいタイミング。

不用品は、結婚を機に思い切って処分してしまいましょう。新居には、本当に必要な物しか持っていかないことです。

(6)毎日掃除をする

厄年の過ごし方でもっともよいといわれるのは掃除をすることです。毎日1箇所ずつでもかまいません。

ただし、悪い気がたまりやすい水回りの掃除は、特に念入りに行ってください。

キレイな家には、よい気が入ってくるので、災いを避けることができるでしょう。

(7)夫婦でリラックスできる時間をたくさん持つ

厄年は心が不安定になり、ちょっとしたことでイライラしがちです。

結婚したばかりなのに、毎日ケンカばかり……ということにならないよう、2人でリラックスして過ごすよう心がけましょう。

朝陽のあたるテラスでゆっくり朝食をとったり、お月見をしながらお酒を飲んだりしてみてはいかがでしょうか。

夫婦で語り合う時間を大事にして絆を深め、ともに厄年を乗り越えていきましょう。

厄年をあまり恐がらないで!

大昔、人の寿命が今よりもずっと短かったころは、厄年に命を落とす人が多数いました。しかし、現代はちがいます。

厄年は節目の年であり、人生の通過儀礼としてとらえるべきで、過剰に恐れることはありません。ただ、何かきっかけがないと、神様や仏様を敬い感謝することを忘れがちです。

厄年はいわば神様に与えられた休憩時間であって、次の人生のための充電期間。

厄年で結婚するのは少し不安かもしれませんが、「夫婦で一緒に乗り越えていく!」という気持ちを持てば、むしろ絆が深まるはずですよ。

(紅たき)

※画像はイメージです

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