お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

作り方がわからない! 社会人が「恋人を作る方法」

藤本シゲユキ(リアライフカウンセラー)

「恋人の作り方がわからない!」と悩む社会人はけっこう多いはず。では「彼氏がすぐできる女性」と「なかなかできない女性」は決定的に何がちがう? リアライフカウンセラーの藤本シゲユキが恋人を作るコツを解説します。

学生時代は苦労せず彼氏ができていたり、恋愛に発展する機会が多かったりして、そんなに悩んだことがなかったのに、20代後半になって恋人の作り方がわからなくなってしまった、そんな女性がいます。

今回は、「社会人のための恋人の作り方」に焦点を当てて、そのコツをお話させていただきます。

恋人の作り方がわからなくなる理由

社会人になって「恋人の作り方がわからなくなった」のには、大きく分けて3つの理由があります。

(1)結婚を意識するようになった

学生のころと打って変わり、結婚を意識して恋愛するようになった社会人女性は多いはずです。

多くの女性が「次に付き合う相手とは結婚したい」という願望を持つようになり、それをプレッシャーに感じているはずです。したがって、学生時代のようにライトなはじまりで恋愛ができなくなるのです。

この場合、「結婚するために(彼との関係を)うまくいかせないといけない」という重圧を抱えている上に、「相手に結婚願望があるかどうか」に重きを置いてしまうので、「恋人がほしい」ではなく「結婚がしたい」に趣旨が変わっていることがよく見受けられます。

そうすると、異性との出会いが純粋に楽しめなくなってしまい、それが恋人の作り方がわからなくなる理由を作っています。

(2)異性と出会う機会が少ない

残業や休日出勤が多い職場に勤めている女性によくあることですが、家と会社の往復がルーティン化してしまい、気がつけば何年も彼氏がいないというパターンです。

恋愛から遠ざかる期間が長くなるにつれ、恋人の作り方がわからなくなるだけではなく、恋愛の仕方まで忘れてしまったという話はよく聞きます。

(3)恋愛指南書の見すぎて頭でっかち状態

これは情報社会であるがゆえの落とし穴だといっていいでしょう。

これまでの恋愛経験を通じて、うまくいかなかった理由を探るために、恋愛指南書やコラムから情報を仕入れる女性がけっこういます。

しかし、そこに載っているのは正しい情報ばかりではありません。

こうして間違った情報を鵜呑みにしてしまい、それが足かせとなって恋愛に発展しづらくなっている女性が実はものすごく多いです。

たとえば、一般的にいわれているような男性ウケを狙って自分らしさを放棄したり、「交際前の男性に好きバレしてはいけない」というアホみたいな情報を信じて接し方がぎこちなくなってしまったり。

もしかすると、恋人の作り方がわからなくなる諸悪の根源は、「情報」なのかもしれません。

恋愛のプロが教える「恋人の作り方」とは?

では、社会人になってから恋人を作る上で、必要な心構えをいくつかお話させていただきましょうか。

(1)新しい人と出会う機会を無駄にしない

出会いはどんなところから生まれるかわかりません。

知らない人が多いという理由であまり気乗りしなかった飲み会にしぶしぶ参加したら、そこで運命的な出会いが起こったというケースは別に珍しい話ではないんですよね。

電車で隣の席に座った人でも、もしかしたらすごい出会いにつながるかもしれません。そう思って出会う人々と接する意識を持つことが大切です。

(2)家と仕事以外にコミュニティを持つ

当たり前の話ですが、家と職場の往復で出会いがないのであれば、これから先も恋に発展するような男性と出会う可能性はほぼありません。

もちろん、出会いがないなあと思っていたら、ある日転職してきた男性と恋仲になったというケースも存在しますが、これって「ある日突然、白馬の王子様がやってきた」という出来事を待つのと同じです。

受け身でいる女性の恋愛はうまくいきません。

出会いのベクトルを増やすべく、趣味のサークルや地元民が集まるオフ会など、コミュニティの幅を広げる必要があるでしょう。

(3)結婚相談所や婚活アプリ頼りにならない

なぜかというと、相談所やアプリ頼りになると、自分の足を使って出会いを探そうとしなくなっていくからです。

相談所に入会するな、アプリをするなとは言いませんが、あくまでもオプション程度で考えておいたほうがいいというのが、僕の見解です。

(4)おひとりさま行動を恐れない

いまだに「ひとりで行動している女性は寂しい女に見られそう」と思って、単独行動を避ける女性がいますが、周囲は誰も気にしていません。

それに、いい男性とめぐり会って交際に発展した女性でけっこう多いのが、「ひとり飲み」をしているときに店の常連と仲よくなって付き合ったというもの。

僕自身も、「出会いがない」とお嘆きの相談者には、バーなどでのひとり飲みを推奨しています。

さらにおひとりさま行動は、いろんな場所に単独で行くことにより、メンタルが鍛えられて行動力も身につくので、そういった意味でもおすすめです。

(5)自分らしさを捨てない

すごく大事なことです。

自分らしさを捨てて人に合わせていると、その波長に同調した人が集まってきます。

そうなるにつれ自分を出せなくなるので、周囲が求める自分像を演じるようになり、どんどん苦しい思いをすることに。

逆に、自分らしさを捨てずに人と接していると、その自分を支持してくれたり共感してくれたりする人が集まってきます。

恋人の作り方がわからないのが問題ではなく、恋人ができても、自分らしく振る舞えないような相手だったらそっちのほうが問題なんです。

参考記事はこちら▼

あなたにぴったりな「恋人を作るきっかけ」は合コン、アプリ、職場? 診断でチェックしてみましょう。

「すぐ恋人ができる人」と「できない人」のちがいは?

二者の決定的なちがいは「いいなと思った男性がいたとき、自分から行動を起こせるかどうか」です。

すぐ恋人ができる女性は、いいなと思った相手がいたら失敗を恐れずすぐに自分からアプローチします。

それでうまくいかなかったら「はい次!」で、また同じようにチャレンジを繰り返しているのです。

昔から彼氏が途切れたことのない女性って、実は自分から先に行動を起こしていることがほとんどなんです。

逆に、恋人ができない女性は、失敗を恐れて相手からアプローチしてくるのを受け身で待っています。

この場合、向こうからやってくることはほとんどなく、ぼけーっとしているあいだに、あとから登場した“すぐ恋人ができる女性”に横からかっさらわれていくのが成れの果てです。

すごく仲よくしている男性がいて、「この人といずれ付き合うんだろうな」と思っていたら、ある日突然「実は彼女ができたんだ」と打ち明けられた女性のほとんどは、このパターンに当てはまっていますね。

そして、「なんで私を選んでくれなかったんだろう」と意気消沈している女性がいますが、アンタが動かんかったからやんという話です。

そもそも、チャンスというものは自分から奪い取りに行くぐらいの気持ちじゃないとつかめないんですよ。

行動しなきゃ何も生まれない

以上が、「社会人のための恋人の作り方」になります。

結局、恋愛も自己啓発の世界と同じなので、「行動しなかったら成功もしないし何も生まれない」ということなんです。

恋人がほしかったら、活動範囲を広げること。その中でいいなと思った人がいたら、自分からアプローチするぐらいじゃないと先に進まないんですよね。

もちろん、成功率を上げるためには、女性としてだけではなく人としての魅力の底上げも必要なので、その点はお忘れなく。

(藤本シゲユキ)

※画像はイメージです

▼恋人の作り方診断をチェック

SHARE