彼氏に浮気された! 今すぐやるべき5つのこと
こんにちは。恋愛コラムニストのさかもとみきです。
浮気って、友だちの相談で聞くと簡単に「別れなよ」とか言っちゃいますよね。それがその子のためって思うから。
でもいざ自分が浮気されるとむかつくやら、悲しいやら「どこの誰!?」とか「別れたほうがいいの?」と思考回路はショート寸前に!
実際、筆者が行っている恋愛相談でも、彼に丸め込まれてまた浮気されたり、一旦許したものの疑う気持ちが消えず悩んでしまったりする女性の話をよく聞きます。
彼に浮気されたときのポイントは「いかに冷静になるか」です。
そんなわけで今回は、浮気されてしまったときに女性が不利になったり振り回されたりしないための対処法をご紹介します。
浮気された直後にすべき「4つの手順」
彼の浮気発覚後はほとんどの人が混乱します。
そんな状況ですぐ別れるかどうか決めるのは難しいですよね。だから、まずは主導権を握り、保留にしてからそのあと結論をだしましょう。手順はこちらです。
手順1:証拠をとっておく
まずは、浮気相手の電話番号や写真など浮気の証拠があればとっておきましょう。彼が嘘をついたり言い逃れしようとしたりしたときに役立ちます。
手順2:友だちに相談する
次に、信用できる人に相談します。
沸騰したヤカン状態の頭のまま話し合いに挑むと好きなのに別れることになったり、うやむやに丸め込まれたりするかもしれません。
だから、一旦自分の気持ちや状況を整理する必要があります。
手順3:会って浮気の有無と理由を聞く
電話だと彼の態度や反省が見えないので会いましょう。
場所は第三者のいる公園やファミレス、カフェなどにして、事実を確認するための取り調べをする気持ちで挑んでください。事前にメモを用意しておくのもよいでしょう。
手順4:考える時間をもらう
できれば結論って早く出したいですよね。話を聞いてもう無理だと思ったら、ここで終わりにしてOKです。
でももし迷っているなら、一旦引きます。
好きで別れられない場合も一度ここでは「考えさせて」と時間をもらってください。大事なのは、主導権がこちらにある状態を作ることです。
彼氏と別れたくない場合は「約束をする」
浮気を許すことにしても、「簡単に許してくれた!」と彼を安心させてはいけません。きちんと反省させて、信用を取り戻せる状況を約束してもらいましょう。
まずは「彼氏と別れたくない」と決めたときのステップから。
ステップ1:会って彼がどうしたいかを聞く
まずは相手の言い分を聞きましょう。浮気相手とどうなったか、今後どうしたいかを聞きます。
今回も場所は、第三者の目があるところにすること。スキンシップでうやむやにされたり、泣き落としで許してしまったりするのを避けてください。
ステップ2:自分の正直な気持ちを伝える
次に、悲しかった、辛かった、まだ許せるかわからない、でも好きな気持ちも残っているなど傷ついた自分の気持ちを正直にぶつけてください。もし戻りたいけど信用できないなら、以下で紹介する約束をしておきましょう。
ステップ3:信用を取り戻すためのルール共有をする
ルールとして必ず決めておきたいのが、隠し事をしないこと。
そのために、たとえば女の子と飲みに行かない、スマホはいつでもオープンに、GPSアプリを入れるといったルールを作り、約束してもらいます。
気がすむまでは彼に信用が戻るよう努力してもらいましょう。
ステップ4:二度としないという念書か誓約書を残す
また、念書か誓約書を書いてもらうことも大切です。
言葉だけではなく、2人の約束が文字として残ることに意味があります。
ステップ5:話が終わったら浮気のことは蒸し返さない
別れないと決めたら、ケンカなどで浮気の話を蒸し返さないようにしてください。男性は、過去のことをほじくり返して責められるのが大嫌いです。
「浮気を許すリスク」はないの?
浮気する男性は、今後もそれを繰り返すリスクがあります。彼とやり直すなら、また浮気されるかもしれないという覚悟を持たなければなりません。だからもし、別れるか迷っているのなら、筆者は浮気男とさっぱり別れることをおすすめします。
女性としての貴重な時間をその男性に使って、不安な気持ちで過ごすのはもったいないですよね。
それよりも悔しさを自分磨きの原動力にしてレベルアップするほうが健全で、不安もストレスも減り、今よりも素敵で大切にしてくれる人に出会えるはずです。
彼氏と別れたい場合は「もう連絡をとらない」
別れたいならできるだけ早く彼のもとを去りましょう。
浮気男と話しても、言いわけや泣きごとしか出てきません。裏切ったのも事実です。
とはいえ一度は好きになった彼、きちんと別れたいという人もいるでしょう。ここではきちんと別れるためのコツを伝授します。
(1)彼氏の気持ちを聞く
彼がどれだけ情熱的に話しても、右から左に流していいので一旦感情を受け止めるポーズをとります。
逆恨みや、執着されないためのガス抜きなので、実際同情する必要はありません。
(2)戻れない理由を伝える
話を聞いたら、浮気をされてどう思ったかを伝えましょう。
注意すべきところは隙をあたえないこと。
「まだ好きだけど」なんて絶対言ってはいけません。「ほかの人に触ったことを考えると気持ち悪くなった」や「もう信じられない」など可能性が0%なのをはっきり伝えるのがポイントです。
(3)その後は連絡をとらない
理由を告げたら「思い出して辛いからしばらく連絡をとらない」と伝えて終わりましょう。
目の前で連絡先を消してもかまいません。はっきり言えない、彼が引き下がらない場合は「距離を置きたい」でOKです。
自分が納得できる選択を
浮気は、したほうが100%悪いです。
不満があれば、浮気をする前に言うべきだし、それを解決してこそ関係が深まるはずです。
でも、それができずに彼に浮気されてしまったのは、2人の関係を見直して、彼か自分が変わらなればいけないタイミングなのでしょう。
恋愛に正解はありません。でも、自分が納得できる選択をしないと、後悔することだけは確かです。
気持ちにしこりを残さないためにも、冷静に気がすむまで考えて、自分が少しでも幸せになれる選択をしてくださいね。
(さかもとみき)
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