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占いじゃわからない! 「本当の婚期」を見逃さない方法

沢宮里奈(婚活マッチメーカー/コラムニスト)

三浦一紀

女性が気になることのひとつに挙げられるのが「婚期」。テレビや雑誌などで女性の婚期について語られることはありますが、具体的にいつが自分にとっての婚期なのか、いまいちわからないという人も多いことでしょう。そこで、婚活マッチメーカー・コラムニストの沢宮里奈さんに、婚期を見逃さない方法についてお伺いしました。

そもそも婚期ってどういうことなの?

女性の場合は、「子どもがほしいかどうか」がひとつの基準になります。子どもがほしい場合は現代では35歳初産が目安となります。そこから逆算して、33歳までに結婚、31〜32歳で出会いと考えれば、33歳までの間に婚期を迎えるのが理想です。

逆に子どもを必要としない人生を考えるなら、35歳を過ぎてもかまわないでしょう。そのなかで、自分の仕事や人生設計が安定し、男性からも需要とのバランスが取れてきた時期が女性の婚期と言えます。

もちろん、子どもを産むことだけを考えれば若いほうがいいのかもしれませんが、精神年齢が追いついていないと、安易に離婚に走ってしまう可能性が高まります。とはいえ、一般的には若ければ若いほどモテやすいので、恋愛や仕事に煩わされず、早く落ち着いた人生を送りたい人は、20代半ばでも決して早すぎることはありません。

婚期は、ひとによって変わると考えていいでしょう。

これで見逃しゼロ! 婚期の前兆はこれだ

婚期は人それぞれ異なるタイミングで訪れるもの。しかし、自分に訪れた婚期に気づかなければ、いつまで経っても結婚することはできません。具体的に、婚期とはどんなときなのでしょうか?

「この人以上の男性はもう現れない!」と思えたとき

結婚に一番必要なのは、何といっても勢いです。「この人を逃したら一生後悔する」と思ったら、何を置いてもすぐに行動しましょう。そのタイミングこそ絶好の婚期です。

仕事が安定し、人生設計が見えてきたとき

これからの時代、男性だけに頼る生き方はナンセンスです。万が一相手に何かあっても、やっていけるだけの見通しが立てば、結婚後にたとえ何があっても、自由な選択肢が広がります。そのため、女性にとっても、仕事が安定し人生設計をひきやすくなったタイミングが婚期とも言えます。

自分の生きがいがある程度見えてきて、家族を持つ自信が持てたとき

「結婚相手がほしい」「子どもがほしい」というだけで結婚すると目標を達成したときに「想像とちがった」ということになりかねません。結婚は恋愛とちがい、子ども、夫、その親、家族のお世話も視野に入れて、覚悟を決める必要があります。その覚悟が決められそうな時期も、婚期と言えますね。

焦りは禁物。婚期が訪れたらどうするべき?

いよいよ自分にも婚期がやってきた! そう感じたとき、どのような行動をするのがベストなのでしょうか?

女性は基本的に「向こうから誘われる」術を身につける

自分からアタックする方法もありますが、男性の習性から見ても成功率はあまり高くありません。向こうから誘われるためにも、魅力的な女性になる、それに向けて努力するのが一番です。

よい評判を広めてもらう

SNSは自分が書きたいことを書く場ではなく、「こう見てもらいたい」という自分を演出する場です。特に結婚の場合は、相手の親兄弟が見てどう思うかまで考えながら写真や言葉を選びましょう。リアルな生活でも、特に近所の方や年配の方から悪い評判が広まらないように、私生活は慎ましく、周囲の人への気遣いを忘れないようにしましょう。

女子会はできるだけ控える

せっかく婚期が来ているのに、独身の友だちと一緒にいると、考え方が独身よりになってしまいます。その時間を使って、タイプの男性がやっていること、たとえばゴルフや英会話などを習いに行くのが理想です。その男性が興味のあることについての本も、積極的に読みましょう。

相手が定まったら「自分と結婚したら幸せ!」ということをイメージしてもらう

おいしい料理を作る、いつも部屋をきれいに整える、一所懸命のところを見せる、だらしないところを見せないなど、「この子と結婚したら幸せだろうな」ということを自然にイメージしてもらうことが大切です。そのためには言葉ではなく、実際の行動で示しましょう。

婚期が来たときにやってはいけないこと

婚期がやってきたときに、よかれと思ったやったことが逆効果になってしまうことも。「これだけはやってはいけない」ということを挙げていただきました。

早くから相手に結婚をほのめかす

どんなによく思われていたとしても、リードするのはあくまでも男性。自分から結婚をほのめかすのはNG行為。相手から「どうしても結婚したい」と思われるように仕向けましょう。

他の男性の影を見せる、過去のゴージャスな経験を話すなど

男性は「自分にはこの子を幸せにする能力が足りない」と思った時点で去っていきます。それがたとえ過去の話であったとしても、男性にとっては耐えられない屈辱なのです。

SNSに不用意に投稿しない

相手が求める、もしくは相手も投稿しているならかまいませんが、自分から2人のデートの様子を口外しないことが大事です。素敵な相手であればあるほど、周囲の嫉妬は怖いもの。ただあなたたちの関係を壊すためだけに男性を誘う女性も現れます。できれば結婚するまでSNSのステータスは空欄のままにしておき、デートをほのめかす投稿も控えましょう。

乗るしかない、婚期というビッグウェーブに!

「なんとなく気になる人がいる」「最近アプローチしてくる男性がいる」。そのような状態になったとき、この記事を読んでそれが婚期なのかどうか見極めてください。そして婚期が来たのだと確信したら、あとは行動あるのみ。決して浮かれないように。慎重に、確実にその婚期を活かしましょう。

(文:沢宮里奈、構成:三浦一紀)

※画像はイメージです

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