下心の意味とは? 男性が見せる下心の見抜き方と対処法
下心のない男性はいない!? 下心のある男性が見せる行動のサインや見抜き方を徹底解説。また、下心をかわす対処法も紹介します。
恋は下心(下に心)、愛は真心(真ん中に心)とよく言いますが、女性たるもの、できれば男性には真心をもってアプローチしてきてほしいもの。
下心とは、具体的にどんな感情なのでしょうか。また、下心だけで寄ってくる男性に騙されないよう、見抜くコツを知っておきたいですよね。
男女約800人へのアンケートを基に、男性が抱く下心の特徴や見抜き方、対処法を分析・解説していきます。
下心とは? 下心の意味
そもそも、「下心」とは何か、その意味をご存じでしょうか。
本来の意味
辞書で「下心」と調べると、以下のように記載されています。
した‐ごころ【下心】
1 心の奥深く思っていること。心底。本心。
2 心に隠しているたくらみごと。「親切にしてくれるのは―があってのことだ」
3 漢字の脚の一。「忝」「恭」、「感」「悲」などの「⺗」「心」の称。「忄(りっしんべん)」とともに「心」の部に属する。
4 格言などの裏に隠された意味。寓意。「誠に―がおもしろう御ざる」〈虎寛狂・今参〉
(『デジタル大辞泉』小学館)
私たちが下心と聞くと、恋愛的な場面を思い浮かべがちですが、本来は広く一般的に「隠している本当の気持ち」を指す言葉です。
「恋愛におけるよこしまな気持ち」という意味
そこから派生し、「恋愛におけるよこしまな気持ちを表すもの」として、言葉のイメージを持つ人も多いでしょう。
例えば、実は「恋愛関係になりたい気持ち」や「体の関係を持ちたい気持ち」を抱いているさまを指して、「あの人は下心を持って優しくしている」などと使われますよね。
また、本気度が低く、遊びのニュアンスを含めた気持ち、といった意味で捉えている人の方が多数派かもしれません。
下心のある男性が見せる言動のサイン
実際に下心のある男性の行動には、どんな特徴があるのでしょうか。男性407人へのアンケートでは、以下のような行動が共通項として挙げられました(※2)。
・ボディタッチ
・飲み会で隣をキープする
・手を繋ごうとする
・ホテルに入ろうとする
これ以外にも、下心を持つ男性の行動はいくつ特徴があります。今回は、上記を含めた7つの特徴を紹介していきます。
(1)ボディタッチ
ボディタッチをして、まずは相手が乗り気かどうか、反応を見るという男性意見が多く集まりました。特に飲みの場では、お酒の力を借りて普段できないスキンシップもできてしまう様子。
いきなり誘うのではなく、ボディタッチを嫌がらないかどうかでジャブ打ちをしているということです。
ただ手を触れるくらいなのか、太ももや腰などよりセクシャルな部分を触ってくるのかによって、下心の度合いは変わってきそう。嫌な場合は、はっきりと断りましょう。
ボディタッチする男性心理を部位別に心理コーディネーターの織田隼人さんが解説します。
(2)飲み会で隣をキープする
合コンや飲み会で、あからさまに気に入った子の隣をキープするのも下心の可能性。
下心がある場合、そこから1対1の会話に持ち込んだり、積極的に連絡先を聞いてきたりするはずです。その後、「2人で抜け出さない?」と提案があるなら、ほぼほぼ黒でしょう。
アンケート調査から、飲み会で男性が見せる下心のサインを6つ紹介します。
(3)2人きりになりたがる
合コン後の「2人で抜け出さない?」という誘い文句にも象徴されますが、下心のある男性はやたらと2人きりになりたがるもの。
飲みの誘いに対し、「友達も誘いませんか?」と打診すると、「○○ちゃんと2人がいいな」と返してくるような調子の良さがあります。
大勢の人がいる場では手を出しにくいと考え、2人になれるチャンスを狙っているのでしょう。
(4)距離が近い
ぐっと至近距離で会話をしたり、肩と肩が触れ合うほど近づいてきたりするのも、下心から来る言動の1つかもしれません。
それで自身の下心を満たしているor次の展開に繋げようとしているのでしょう。こちらが少し身を遠ざけても、お構いなしに距離を縮めてきます。
「距離が近い男性」が考えている8つの本心を分析・解説します。
(5)手を繋ごうとする
飲み会の帰りなど、酔った勢いで手を握ってくる行為も要注意。
そして、下心なのかどうかの見極めポイントは、強引さにあります。
手を繋ぐと言っても、何度もデートを重ね、「繋いでもいい?」と優しく尋ねてくるようであれば、あなたのことを大切に思っていそう。
そうではなく、強引に無理やり手を繋いでくるようであれば、その場限りの下心や高揚から来る行為かもしれません。
手を繋ぐ男性心理を、繋ぎ方別に心理カウンセラーの高見綾さんが解説します。
(6)「家で飲まない?」と言う
飲み会の後など、「家で飲み直さない?」という誘いをしてくる男性もいますよね。簡単について行ってしまうと、相手の下心のままに、不本意な関係を築くことになりかねません。
他人の目がない、自身のフィールドへ連れ込もうとしている可能性があります。
「手を出さないから」という断りも、言葉だけでは分かりません。相手の本心はどこにあるのか、これまでの関係値や時間を振り返りながら、後悔のない選択をするようにしましょう。
付き合っていないのに家へ誘う男性の本音をアンケート調査から分析・解説します。
(7)ホテルに入ろうとする
これは、完全黒の分かりやすい下心ですよね。
ご飯や飲み会の帰り道、手を引っ張るようにホテル街へ連れていく。直球に「ホテルへ行かない?」と誘ってくる……。これらは完全なる下心。
覚悟を持って、「自分はどうしたいか」を考え、本心を伝えましょう。くれぐれも流されないようにしてくださいね。
初デートで女性をホテルへ誘ったことのある男性の割合について、アンケート結果を発表します。
応用編:下心のある誘い文句とは?
ちなみに、下心のある男性がよく使う誘い文句には、以下のようなものがあります。まずは2人きりの食事の誘いで相手を呼び出し、そこから帰り際にたたみかけてくることも……。
こうしたセリフを聞いたら、少し身構えておくといいかもしれません。
・俺の家の近くにおすすめの居酒屋あるんだけど行かない?
・家で飲まない? 手は出さないからさ。
・(終電間際に)この後、どうする?
・大丈夫、大丈夫。もっと飲みなよ。
・この後、ホテルで飲まない?
▶次のページでは、「下心」と「本気」の違いと見抜き方について紹介します。