お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

男性が嫉妬する心理 ~やきもち彼氏への対処法~

織田隼人(心理コーディネーター)

中田ボンベ@dcp

彼氏の「やきもち」も軽いものならかわいいと感じますが、あまりにしつこかったり、何度も繰り返すようだと面倒になってしまいますよね。では、もしすぐにやきもちを焼いてしまう彼氏だった場合、どうすれば嫉妬させないようにできるのでしょうか? 今回は、男性が嫉妬する心理を探り、やきもち彼氏への対処法を調べました。

男性が嫉妬する心理

まず、「男性が嫉妬する心理」について、心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。

男性が嫉妬する心理とは

基本的に嫉妬とは、「劣等感」と「信用できない気持ち」の2つから湧いてくるものです。ここでの劣等感は、男性が「自分よりいい男がいる」という妬ましさから来る気持ちです。「信用できない気持ち」は、彼女の愛が自分に向けられているかどうかを100%信用できておらず、「心変わりするのではないか?」という不安から来るもの。この2つが混ざり合うことで男性の嫉妬が生まれます。「ほかにいい男がいて、彼女はその男性を好きになってしまうのでは」との思いから、嫉妬してしまうのです。

女性とはちがう? 男女の「嫉妬」のちがい

嫉妬の心理も男女で少しちがっています。たとえば、男性はいろいろな女性に目移りしやすいといわれています。生き物として男性は多く子孫を残さないといけないため、さまざまな女性のことが気になりやすいのです。男性は、女性も同じ感覚だと考えるため、彼女がほかの男性を見たときに「気になる存在なのでは?」と思って、ちょっとしたことでも嫉妬してしまうのです。これが男性の嫉妬の特徴です。

一般的に女性は、ちょっと異性を見るくらいは浮気に直結しないものだと考える傾向にあります。そのため、相手が気にするようなことではないと考えて、つい男性が嫉妬する行動を取ってしまうのです。

彼氏に嫉妬させないために

次に、彼氏を嫉妬させないために注意すべき言動や、嫉妬させてしまったときのうまい対処法を織田さんに教えてもらいました。

男性を嫉妬させてしまう女性の態度や行動

まずは「比較されること」です。嫉妬は「劣等感」から生まれるものなので、ほかの男性と比較されると嫉妬しやすくなります。「あの人はこういうところが素敵だよね」と彼女に聞かされただけでも、嫉妬の気持ちが芽生えてしまうことがあります。それは彼が自分とその男性を比較してしまうためです。ですので、彼と比較対象になりそうなことを避けるのが、嫉妬の気持ちを生み出さないポイントです。

もうひとつは「彼にとって安心できない(浮気しそうな)行動」を取ることです。たとえば、自分以外の男性がいるところに遊びに行くのは、男性からすると安心できない行為となるため、嫉妬につながりやすいです。ほかにも、スマホの中身を見せないようにすることも、「見られたくないことがあるのでは」と心配になり、嫉妬心が生まれる原因になります。

彼氏が嫉妬したときの対処法

彼の嫉妬が激しいときは、「彼をオンリーワンにすること」と「彼に愛情をしっかり伝えること」で、嫉妬が少しずつ薄れます。

上で挙げたように、嫉妬は「劣等感」から生まれるものなので、劣等感を抱かせないように「あなたは特別」と、相手にしっかり伝えるのです。「こんないいところがあるよね」「いつも優しいね」「頼りになるよね」などいろいろなところを褒め、彼に自信を持ってもらうようにします。そうして、彼が自分にとって特別な存在であることを認識してもらうと、劣等感による嫉妬が薄まります。

「信用できない気持ち」から生まれた嫉妬は、「あなたが一番好き」「ずっとずっと愛している」など、彼に対して愛情の気持ちをちゃんと伝えるといいですね。抱きついたり、手を握ったりとスキンシップをまめに行うのもいいでしょう。好きであることをたくさん伝えることで、「愛されている」と感じ、あなたのことを信用しはじめます。この信用が積み重なることで、嫉妬心も薄れていくのです。

彼氏を嫉妬させないよううまくコントロール

彼氏が抱く嫉妬の原因は主に「劣等感」と「信用できない気持ち」とのこと。もし彼氏がすぐに嫉妬して、やきもちを焼いてしまう場合は、この2つの原因をつくらないようにしたり、取り除いたりするといいですね。嫉妬するのは、彼氏がこちらを愛してくれている証でもあるので、彼氏の気持ちをうまくコントロールすれば、「理想的なカレカノ関係」を作れるかもしれませんよ。

(文:織田隼人、構成:中田ボンベ/dcp)

※画像はイメージです

SHARE