【第5回目】NON STYLE井上さんの結婚観とは?(前半)
「出会いがない」、「好きな人ができない」……。 ある程度恋愛も経験し、結婚適齢期にさしかかったアラサー女子が陥ってしまいがちな、「恋愛ネガティブ思考」。そんなアラサー女子が新しい恋愛の第一歩を踏み出せるように、お笑い界一のポジティブ芸人NON STYLE井上さんに聞く、脱・恋愛ネガティブ思考のためのアドバイス連載企画!
第5回目は、「井上さんの結婚観について(前半)」です!
編…マイナビウーマン編集部
井…NON STYLE井上さん
編:結婚を考えた彼女と別れた理由を教えてもらえますか?
井:その彼女とは、4~5年付き合ってから結婚できたらいいなと思っていました。でも、付き合っていたころは、僕もまだ30手前の遊びたい時期の真っ只中で、仕事もバリバリやらなきゃいけない時でもあったので、自分のネットワークを広げるためにも、いろいろな場所に顔を出して、女性がいる飲み会などにも頻繁に行っていました。それは、僕にとっては仕事の一環だったんですが、彼女からしたら「浮気」の範疇だったんです。お互いが、その辺をうまく譲歩することができなかった結果、別れてしまいました。
その彼女は、良くも悪くも、僕のことをNON STYLE井上ではなく、一人の男として見てくれていました。だから、彼女にとって彼氏の僕が芸人である必要はなくて、「浮気」の不安がなくなるのなら、芸人を辞めてほしかったみたいです。
編:井上さんは、彼女から芸人として見てほしいですか? 男として見てほしいですか?
井: 両方ですね。結局、男としての井上裕介の中にNON STYLE井上がいるので。僕の仕事を理解して、尊敬してくれる女性じゃないと付き合えないし、結婚できないと思います。男性が人生かけて取り組んでる職業を、女性から尊敬されないとうまくいかない。これは、どの職業にも言えるんじゃないでしょうか。
僕は、男が仕事をする一番の理由は、「好きな女を幸せにするため」だと思うんです。 彼女を幸せにするためには、お金を稼がないといけない。そのためには身を削って仕事をしなければならない。その結果、彼女を疎かにしてしまうんです。この負の連鎖は、彼女を幸せにするために起こっているので、彼女側にも仕方ないことだとわかってほしい。アラサーであれば、これを理解できる女性であってほしいですね。
僕に限って言うと、芸人として好きっていうよりも、芸人という仕事に対する取り組み方を尊敬してもらわないと、うまくいかないんじゃないかな? (日めくりカレンダーを指しながら)これとか、ふつうに考えたら意味わかんないじゃないですか(笑)?
編:そんな井上さんが「いい奥さんだな」とあこがれる、先輩の奥さんはいますか?
井:個人的には、 ロザンの宇治原さんの奥さまがすばらしいと思いますね。ほかの人がいる前では、ちゃんと旦那さんを立てていらっしゃる。だけど、たまに「2人きりのときは奥様が引っ張ってるのかな?」と思うところが見え隠れするのも、なんかいいなと思います。あと、夫婦で共通の趣味も持っていらっしゃるし、何よりも心から旦那さんを尊敬しているように見えますから。お互いがお互いを尊敬していて、必要としている。理想的な奥さんと言うよりも、理想的な夫婦かもしれませんね。
<脱ネガティブへの1歩>
男が仕事をするのは彼女を幸せにするため!
仕事ばかり優先して疎かにされても「理解」ある態度を。
彼だけじゃなく、彼の「仕事に対する姿勢」も見よう!
次回は、4月29日更新予定! 「井上さんの結婚観(後半)」へ続く
(取材・文 安倍川モチ子、編集・企画 梅津千晶/マイナビウーマン編集部)
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※この記事は2016年04月22日に公開されたものです