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疲れた、もう嫌だ、何もしたくない……自暴自棄になったときの解決法

笹氣健治(心理カウンセラー)

行き詰ったら、視点を拡げて自分自身の今と将来をじっくり見つめ直そう

自暴自棄になるのは、自分の理想を実現したい、よりよい人生を送りたい、といった前向きな意識があるからです。そういう意識がある人ほど、うまくいかないことが続くと、どうしても焦ってしまって閉塞感を覚え、行き詰まりを感じてしまいます。特にアラサーは、仕事において責任が重くなるとともに、将来についても悩むことが多い年齢ですので、悩み疲れて自暴自棄になりやすいといえるかもしれません。

でも、人生70年、80年といったように視点を拡げると、今はそんなに焦らなくてもよくて、むしろ、これからのことをじっくり考えて、いろいろチャレンジしながら経験を積んでいけばいいということがわかるはずです。40歳、50歳になった人は、「30代にあれをやっておけばよかった」と振り返ることが多いものです。人生はまだまだこれから! いろいろやり直すこともできます。自分の人生を楽しむために、さまざまな角度から自分自身の今と将来をじっくり見つめ直してみてはいかがでしょうか?

(笹氣健治)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2014年9月にWebアンケート。有効回答数150件(26歳~34歳、未婚の働く女性)

 

※この記事は2014年10月25日に公開されたものです

笹氣健治(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

メンタルトレーナー・心理カウンセラー
1967年生まれ。国際基督教大学を卒業後、NTT(東京支社)に入社。その後、地元の仙台に戻り、スポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感して心理カウンセリングを学び、現在は、ストレスやコミュニケーション問題の解消をテーマにした講演やカウンセリング、目標達成のためのメンタルトレーニングを行っている。『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)など、著書19冊。

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