【TGCインタビュー／新川優愛】「いろんなモデルのいいとこ取りをしたい」野心語る

モデル・女優として活躍する新川優愛さんが、2017年9月2日開催の「マイナビ presents 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN／WINTER」（以下TGC）に登場しました。真っ白のワンピースに身を包み、堂々とランウェイを歩く姿を披露した新川さん。気になるバックステージを、マイナビウーマン編集部が直撃取材しました！

特定のモデルに影響を受けるより「みんなのいいとこ取りをしたい」

――ランウェイお疲れ様でした！　たくさんの歓声を浴びていましたが、ステージはいかがでしたか？

今回もすごく緊張しました！　でもお客さんが名前を呼んでくれたり、手でハートを作ってくれたりして、あたたかいなと感じましたね。今回みたいに大人っぽい衣装のときは、クールに歩くようにしているので、お客さんからのアクションや要望にもあまり反応できなくて。だけどその分、明るい衣装のときにいっぱいリアクションできたらいいな。

――新川さんは、長年モデルのお仕事をされていますよね。昔と今とで、モデル業に対する心境の変化はありますか？

私は学生時代からモデルをしているんですが、昔はまだ“習い事”のような感覚でした。でも今はきちんと“お仕事”という感覚があります。

――新川さんのまわりには、たくさんの先輩モデルさんがいるかと思いますが、特に影響を受けたモデルさんはいらっしゃいますか？

うーん、あまり誰かに影響を受けたりしないです。もちろん素敵なモデルさんはいっぱいいますけど、ある特定の人だけにとらわれてしまうと、視野が狭くなってしまうので。いろんな人のいいとこ取りをして、視野を広げたいですね。

――新川さんはモデルだけでなく、女優としても活動の幅を広げていますよね。今後のお仕事の展望を教えてください。

そうなんです、ありがたいことにいろんなジャンルのお仕事をいただいています。モデルも女優もバラエティーも、全部楽しんでやれたらいいな。どんな職種にも、積極的に挑戦していきたいです。

新川優愛が忘れられない「クマのナップザック」とは？

――今回の衣装、白を基調としていて、清楚で大人っぽい雰囲気が素敵ですね。お気に入りのポイントはありますか？

全体的にワントーンですごくシンプルなんですけど、顔まわりにある大ぶりのネックレスやイヤリングがアクセントになって、気に入っています。

――普段もこのようなファッションをすることが多いですか？

いえ、私服はかなりシンプルでカジュアルです。Tシャツにデニム、スニーカーとか。TGCではプライベートでも雑誌の仕事でもあまり着ないような奇抜な格好ができるので、出演させていただけるのがとても楽しみです。

――今回のTGCでは秋冬のファッションアイテムが出揃っていますが、新川さんが気になっているアイテムはありますか？

チェック柄のアイテムが気になっています！　雑誌『non-no』でもよくチェック柄を着るんですが、一般的なグレーや茶色のチェックじゃなくて、ピンクなどの色味があるチェックとか、大きい柄や小さい柄、いろんなチェック柄にトライしてみたいですね。チェック柄のパンツを1本持っておくと、きちんとした雰囲気も出せるのでおすすめです。

――チェック柄を取り入れるだけで、秋らしいコーディネートになりそうですね。最後に、新川さんが今までの人生で一番“思い入れのあるファッションアイテム”を教えてください。

保育園に通っていたときにずっと持っていた、クマのナップザックです。今じゃ絶対に背負えない、ポーチくらいのサイズなんです。特に何か思い出があるわけではないんですけど、多感な時期の私を見守ってくれたので、今でも大事に持っています。

――ずっと持っていた分、新川さんにとってお守りのような存在になっているのかもしれないですね。

そうなんです。女の子の服って、流行り・廃りが激しいので、なかなか思い入れのあるアイテムに出会うのって難しいですよね。そんな中でも、昔からずっと大事にしているそのナップザックは、私にとって特別なアイテムです。

まわりに流されない。新川優愛が見せた、芯の強さと向上心

まだ20代前半とは思えないほど、大人で凛とした雰囲気をまとう新川優愛さん。それは見た目だけではなく、選び取る言葉のひとつひとつからも感じられました。「特定の人だけに影響されたくない」「もっと視野を広げたい」……そう語る新川さんの瞳は、遥か遠く、ずっと先の未来を見据えているかのよう。いつまでも成長を追いかけたくなる不思議な魅力が、彼女にはあるのかもしれません。

（取材・編集：高橋千里／マイナビウーマン編集部、撮影：前田立）

※この記事は2017年09月29日に公開されたものです