え、わたし成長してない……? 同窓会でのあのひと言、「うれしくない」女性は45%!
学生時代の同窓会、たまに開催されるとワクワクしますよね。数年ぶりに会う友だちと、“あのころ”に戻っておしゃべりする時間は楽しいひととき。「変わってないね~」と言ったり言われたりすることもあるかと思いますが、人にとって受け取り方はさまざまなようです。働く女性に聞きました。
Q.同窓会などで久しぶりに会った友人や知人から「変わってないね」と言われたら「うれしい」ですか?
「うれしい」……55%
「うれしくない」……45%
「変わってないね」を「うれしい」と思う人のほうが過半数を占めましたが、「うれしくない」という人も45%という結果になりました。それぞれどのように感じているのか、詳しく聞いてみましょう。
<「うれしい」派の意見>
■「若い」と言われているように感じる
・「若さをキープできているような気がするからです」(27歳/その他/その他)
・「ふけてないって意味だと思うので」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「自分では劣化していると思っているのでお世辞でもうれしいから」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
学生時代の自分に少なからず自信があった人なら、「キレイなままだね」と言われているように感じて、「変わってないね」を褒め言葉だと受け取るようです。また、年齢を重ねると肌のハリなども衰えてくるもの。そんな中で「変わってない」というのは「若々しいままだね」という意味なので、うれしく感じるようです。
■昔のままの雰囲気を維持できているから
・「大人になったけど、雰囲気が変わらないというか、ベースが変わらないというのは、昔を知っている人にしか言えない言葉だから」(27歳/情報・IT/技術職)
・「懐かしんでくれたということだから」(24歳/自動車関連/事務系専門職)
昔の友達同士では、その仲間内でしか分からない雰囲気、リズム、ノリというものがありますよね。「変わらないね」というのは、昔のままの会話のキャッチボールができていると相手が感じてくれたということでしょう。昔は一緒に笑い合えた話題が、今では全然盛り上がらなくなってしまっていると、悲しい気持ちになりますよね。そういう思いをすることなく、変わらぬ楽しさを感じられるというのは、同窓会での醍醐味でしょう。
<「うれしくない」派の意見>
■よい意味で「変化しているはず」だから
・「昔の自分が嫌いなので、変わるためにがんばってきたから」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「いじめられたりつらい過去があるので、明るくなって見返したいから」(28歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
昔の自分に自信がなくて、そこからがんばって変化してきた人にとっては、「変わってないね」と言われると残念な気持ちになるようです。「ずっとがんばってきたのに私は変わっていないの?」という気持ちになるようです。
■褒め言葉ではない?
・「バカにされている気がしてうれしくないです」(23歳/その他/その他)
・「その年齢なりの魅力があると思うのに、いつまでたっても変わらないのは成長できてないのかなと思ってしまう」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
数年ぶりに会う仲なら、お互い何か変化があって当然ですよね。そこを「変わってない」で済まされてしまうと、「成長していないの?」と思ってしまうという人も。
<まとめ>
たとえ自分がよい意味で相手に「変わってないね」と言ったとしても、相手によっては反対の意味で受け取られてしまう場合も。何が「変わっていないのか」をきちんとフォローすることも大事なようですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数121件(22歳~34歳の社会人女性)
※この記事は2016年02月20日に公開されたものです