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それ、モテませんから! 男性の73%が、「●●高い系女子」をご遠慮したいと回答、理由は?

「意識高い系」と呼ばれる人たちをご存知でしょうか。実際には大した実績も経歴もないのに、自分磨きに精を出しているとか、デキる人風アピールばかりする人たち。小難しい用語や横文字を使ったり、得意顔で(格好だけで始めたような)趣味話などをするような人のこと。実は最近意識高い系オヤジとか、意識高い系女子というのが急増中なのです! オヤジはともかくとして、女子の皆さん、それ、モテませんから!

73%の男性が「意識高い系女子とは付き合いたくない」

某サイトのアンケートでの回答。「意識高い系で面倒だ」と思う女性が周りにいるか聞いたところ、職場では47%、プライベートでは60%が「いる」と回答。「付き合いたいと思う?」との質問には「付き合いたくない」が73%!これだけの高い確率でNGだと思われているのですから、注意してしなくてはなりません。気づかぬうちに、意識高い系女子になっていませんか?

意識高い系の代表例~仕事編~

・SNSで「仕事を頑張った」アピール。さらに「そんな自分にちょっぴりご褒美」と極上のスイーツを食べている写真をアップ。
・大きなプロジェクトを任されたアピール。「まさか私に任されるとは思ってなかったから、大変!これから忙しくなりそう」
・スティーブジョブズなど有名な人の名言を多用。「2本の二塁打より、1本のホームランのほうがずっといい!ってジョブズも言ってたわ」など。
・カタカナ用語を頻発。「もっとバッファを持たせた方がいいんじゃない?」「ジャストアイディアでやっちゃったんだけど~」などなど。

できる人ならどれもOKなんです。むしろ説得力があるかもしれません。でもそうではない人のアピールは、周りをドン引きさせます。万が一奇跡的に白羽の矢が立っても、沈黙は金ですよ。

意識高い系の代表例~プライベート編~

・海外旅行へ行く前に飛行機の写真をアップ。「今から行ってきまーす」とだけ書き、「どこに行くの?」と言われたい!
・予約の取れないレストランで、あっさり予約が取れたような書き込みと写真。「予約が取りにくいと聞いてたけど、結構簡単。たまたまだったのかな。私、持ってる?」
・有名人と知り合いアピール。「(この人が有名人という意識はないんだけどね風で)今日は朝までカラオケでした!」と一緒に写った写真。
・エステ、旅行など高級感の漂うものだけをアップ。「この間より、ちょっといいコースを予約しちゃいました!」と日常の習慣のような書き込み。
・カフェ飯、彼と手つなぎデート写真、うちの猫ちゃんカワイイ写真をインスタグラムで。
・正義感や政治論争を押し付けてくる。動物愛護やエコを声高に叫んだりして、「私、黙ってられないのよ!」

「スゴイ」「カッコいい」「うらやましい」と言われたい様子がアリアリで、見ている側が疲れてしまいます。ここで「ウザい」とでも言われようものなら、「妬んでるんでしょ?」と一言……。スルーが一番と判断され、徐々に旧来の友人を失いかねません。同性は特に敵に回りやすいので、控えめにいた方が無難です。

70%のNGは、30%はOKという裏返し

「私ってダメだから」「自信がないから」とウジウジしている人よりも、堂々としていていい! という捉える人もいます。実際に意識高い系の人は、写真をアップするだけの事実を作っているわけですし、エステや旅行に行くために、必死に見えないところでお金を稼いでいるかもしれません。みんなに褒められたい気持ちから露出も高くなり、見られても恥ずかしくない自分を作り出す。努力家であることは間違いないのですが、それをまたアピールするからややこしくなる。でも自分に全く自信のない人や華やかな世界に憧れるなら、あえて意識高い系女子を目指してみるのもアリかもしれません。自分磨きは悪いことではないのです。現状から脱出できるきっかけになることもありますよ。


昔は自分のことを知ってもらうのに、相当な努力が必要でした。今は、「自分」を気軽にアピールする場所がたくさんありますので、見せかたによってはまるで芸能人のようにファンやコメントも集まってきます。女性は特にマウンティングする生き物。「○○ちゃんよりも、絶対に『イイネ」をたくさんもらう!」と思ったら、闘志もわいてくるでしょう。程度を間違えなければ、自分を高めるきっかけにもなるので、意識高い系も悪くありません。でもやり過ぎはやっぱり鼻につく……。そのバランスをうまく取れれば、ホントの人気を獲得できそうですよね。

(鈴木ナナ)

※この記事は2015年10月20日に公開されたものです

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