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だから全然うまくいかない! 婚活パーティでやりがちなこと4つ

羽林由鶴

結婚を真剣に考えはじめると、やっぱり気になるのは婚活パーティ。「お見合いはハードルが高いけど、婚活パーティくらいならちょっと参加してみたいかも……」って思いませんか? もちろん参加するからには素敵な男性と出会いたい。その意気込みから、ファッションやメイクに力を入れる人は多いけど、実はそれだけじゃダメなんです。実際の婚活現場を知っている恋愛カウンセラーは見た! 残念ながら、これだからうまくいかないんです。

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■年収が高い人としかかかわらない

結婚は生活だから、お金は重要。確かに間違ってはいないけど、高収入の人としかかかわらないことで、幸せな結婚から遠ざかっていることに気づいていないみたいです。あなたが結婚生活で必要な金額はいくらなのでしょう? 家賃、食費、光熱費……などなど結婚して必要なお金は何で、金額はいくらかを具体的に数値で考えます。

今の時代低い賃金で働いている人はたくさんいます。貯金もないという人もいます。そしてマレに高額所得者もいます。年収が少なくても、家族を大事にしてくれる素敵な夫、優しいパパになるかもしれません。年収が高くても、自分の趣味にばかりお金を使いケチな人かもしれません。一緒に暮らすために大事なことはお金以外にもいっぱいあります。お金にこだわりすぎて、幸せになれる相手を最初からのがしていませんか?

■結婚相手の年齢または自分と相手の年の差を決めている

自分が望む相手の年齢。年上がいい、年下がいい、同じ年がいいって本当ですか? 年上、年下、同じ年、それぞれにイメージがあるのかもしれません。子どものころは1歳ちがうだけで、ずいぶん大きなちがいに感じたものです。でも大人になると年齢ほど不確かなものはありません。同じ年でも人によって外見がずいぶんちがいます。それ以上に今までしてきたさまざまな経験がちがいます。

年上だったら頼れるわけではありません。年下だったらかわいいわけでもありません。同じ年だったら話が合うわけでもないんです。年齢は数字なのでわかりやすいですが、実際はそれほど意味がないことを知っておいてくださいね。

■自分からは話しかけない、かかわらない

男性から話しかけてくるのをひたすら待っている。「自分に興味がある男性がいれば話しかけてくるはず……」。美人という自覚があったり、若いころからそれなりにもててきたイメージがある人は、自分からかかわるという練習をしてきていません。その結果、どうやって話しかけたらいいのか、何を言えばいいのか、など全部不安になります。自分に好意がありそうな人と話したいのは男性だって一緒ですよ。みんな傷つきたくはないんです。最低限誰かと話をしたいと思っているように見られなければ、壁の花で終わってしまうものですよ。

■自分が気になる人とだけかかわる

外見やプロフィールからわかる条件だけで、アリとナシを決めて、自分からは誰ともかかわろうとしないのに、かかわりを持とうと話しかけてきた人をチラッと見て迷惑そうな顔。その顔は、ほかの参加男性からも見られてますよ。

「でも、限られた時間で、対象外の人と話す時間なんてムダじゃないですか……、それよりうまく追い払う方法を教えてもらえませんか?」って、残念ながら、これではせっかくいろいろな人と出会える場所に出かけても、練習にさえなりません。怖い顔や冷たいそぶりで追い払うより、二言三言柔らかい表情で話をして「じゃあ、ほかの方とも勇気出して話をしてきますね。○○さんもがんばってー♪」というような感じで、すぅーっと席を外すほうがスマート。まわりの人からの評価も「感じがいい女性」になるはずです。

■羽林由鶴からのメッセージ

婚活イベント(いわゆるお見合いパーティ)などで参加者支援を何度もしています。かかわりが少なければ外見やプロフィールでしかお互いを知ることができません。だから美人やイケメンに人気が集中します。ところがかかわればかかわるほど美人やイケメン以上の魅力が少しずつ見えてきます。おもしろいことに、魅力と思うことって同じではありません。だけど結果、意外な人が意外な人と仲よくなることも多いんです。おしゃべり上手、盛り上げ上手じゃなくてもいいんですよ。何かに優れていることが大事というわけではないんですから。

(羽林由鶴)

※この記事は2015年05月08日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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