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血液のしみ抜き方法「お湯は厳禁」

ぎゃー!こんなところに血の跡が!みなさん、そんな経験がありますよね。こういう血液の跡って、なかなか取れないものです。しかも目立ちます。なんとかして取ってしまいたいもの。しみ抜き方法、覚えといて損はありません。

お湯は厳禁!

血液の場合、ついてすぐならば水ですすげは綺麗に落ちます。このとき、真冬であっても冷たい水で洗いましょう。お湯は絶対に使ってはいけません。というのも、血液中に含まれるタンパク質が、熱によって固まってしまうからです。

繊維の奥で固まってしまうと、水ですすいでもなかなか取りのぞけません。冷たいままの水で。これ重要です。

それでも落ちないしみは食器用洗剤!

血液は時間が経つとどんどん落ちにくくなります。そういうときのしみ抜き方法は、洗剤の選び方が重要です。まず、しみの部分に食器用洗剤をつけてもみ洗いをします。なぜ食器用洗剤かというと、食器用洗剤の大半は「中性洗剤」だからです。

念のため、成分表示を確認してから試してくださいね。

まだ落ちない場合は酸素系漂白剤!

それでも落ちない場合があります。頑固なものは落ちません。その場合は、一度すすいで洗剤を落とした後に漂白剤を使います。このとき、必ず「酸素系漂白剤」もしくは「消毒用オキシドール」を使ってください。漂白剤には塩素系漂白剤や還元系漂白剤というものもあります。

これでは落ちません。また、試す前に色落ちしないかテストをしてからチャレンジしてください。ガーゼに酸素系漂白剤をつけ、しみの部分を優しくポンポンと叩きます。反応してくると、白い泡が出てきます。そしたら、水で洗い流しましょう。

最終手段はつけ置き洗い

ここまでやっても落ちない頑固なしみもあります。その場合は、洗面器などに水と酸素系漂白剤を入れて、その中にしばらくつけ置きしましょう。30分~1時間くらいでいいのですが、柄物ですとたまに色落ちしたりしますので、こまめにチェックすることを忘れずに。

しみが取れたら、普通に洗濯して大丈夫です。

血液のしみ抜きは、女性にとって永遠のテーマです。今回の方法は漂白剤など手荒れの元になる洗剤を使いますので、必ずゴム手袋をはめて、手を保護しながらやってくださいね。

※この記事は2014年12月25日に公開されたものです

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