プロポーズ後、両親の反対
幸せいっぱいのプロポーズ! その後はつつがなく入籍……とことが進めばいいのですが、プロポーズ後に「両親の反対」という分厚い壁にぶち当たってしまうことも。プロポーズ後、反対にあってしまった2人はどうする? どうした? 既婚女性に、反対を賛成に変えたエピソードを聞きました。
まずは母を理解者に
「旅行中のハワイで感動的なプロポーズを受けたのは良かったものの、彼がバツイチ、私が兄弟の中で初めて嫁ぐ、ということもあって、両親が大反対。まず私から母に、彼の人となりや、離婚の経緯などを詳しく話しました。母を理解者につけて、母から父に説得をしてもらって、『それなら会うだけ会ってみる』ということに。3回一緒に食事をして、ようやくOKが出ました」(30歳/保険)反対されたカップルの話を聞くとよく出るのが「最初は会ってもくれなかった」という話。会ってもらうまでに、順調なカップルと比べ一段階ハードルがあるようです。
親戚の仲介
「2年付き合った後でプロポーズされましたが、その後、彼の両親から、家柄の違いを理由に反対が……。最初は会ってもらえなかったけれど、彼のおじさんが食事会を開いてくれて、そこでご挨拶。2人で気持ちを伝えました。1年後に入籍して、今ではすっかり打ち解けています」(27歳/美容)親子だけでは解決できない場合、親戚の力を借りるという手もありますね。
数年間かけて説得
心配されがちな国際結婚ですが、時間をかけての説得は効果がありそう。何より2人の絆を深めそうです。
彼の男気を見た……!
「お父さんはすでに亡くなっている彼。プロポーズの数日後、彼のお母さんと一緒に食事をして結婚のご挨拶をしましたが、『女手一つで育ててきた息子を取られる』という気持ちがあるからか、いい顔をしてくれませんでした。そうしたら彼が『お母さんの気持ちもわかるけれど、自分にとっては2人とも大事だから、2人には仲良くしてほしい』ときっぱり。渋々でしたが(笑)、OKをもらいました」(28歳/教育)どちらか一方の味方をせず、「2人とも大事」と伝えるのがポイントかも。なかなか難しいことですよね。
反対された話を聞いてみると、いったんは反対しても、「結局は子どもの気持ちを尊重しよう」とわかってくれることが多い様子。また、「お父さんが娘の結婚を聞いてさみしく感じて拗ねる」といったような、「プチ反対」エピソードも結構ありました。本人たちにとっても結婚は一大イベントですが、それは親にとっても同じ。複雑な親心を理解することも、大人の階段を上がる1歩なのかもしれません。
(田口美玲+プレスラボ)
※この記事は2014年12月23日に公開されたものです