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冷凍庫は詰め込むほど消費電力を抑えられる!

冷蔵庫の消費電力を抑えるためには、食べ物を「腹七分目」に詰め込むのが目安と言われています。それに対して冷凍庫は食べ物を詰め込めば詰め込むほど、消費電力を抑えることができるのだそうです。それは一体なぜ!?

 

冷凍庫の中の物が、保冷剤代わりに

冷凍庫の中に物をたくさん詰め込んでおくとそれが保冷剤の代わりになり、お互いにお互いを冷やし合う効果が見込めます。また物をパンパンに詰め込んでおけば冷凍庫を開閉したときに入り込んでくる暖かい空気が物の隙間に入り込んでくることを防げるため、冷凍庫内の温度を一定に保つ効果が期待できます。

冷凍庫内の空気と外気の温度差はかなり大きいもの。冷凍庫内の温度を一定に保ち、消費電力を抑えるためには物をパンパンに詰め込んでおくのが肝心なのです。

ただしだからといってむやみに冷凍庫内に物をいれるだけでは、あまり効果がないのだとか。それは常温のものや熱いものを冷凍にするときに、電力が多く使われるため。では冷凍庫の消費電力を抑えるためにはどのような点に気をつければいいのでしょうか。

熱いものは冷ましてから。常温のものは冷凍スピードに気をつける

冷凍庫の中に入れるものは、熱いものは必ず冷ましてから入れること。また常温になったものを冷凍するときは、なるべく冷凍スピードが速まるようにちょっとした工夫が必要です。

冷凍スピードを上げるのに役立つのが、金属プレートとアルミホイル。金属プレートやアルミホイルは熱伝導率が高いため、冷凍スピードを速めてくれる効果があるのです。食べものを冷凍するときはなるべくアルミホイルに包んだり、小分けにしたものを金属プレートに乗せて冷凍したり等して、冷凍スピードを速めるような工夫をしてみましょう。

空いた隙間には保冷剤を

冷凍スピードを速める工夫と共に気をつけたいのが、冷凍庫内の空いたスペース。冷凍庫の開閉時に空気が入り込むと、冷凍庫内の温度が不安定になるからです。こんな空いたスペースには保冷剤を詰めておくと安心。空気が入り込んでくる隙間をなくし、効率よく冷凍庫を使えます。

また冷凍庫を開閉するときはなるべく素早くして、外からの空気がなるべく入ってこないようにするのも大事です。冷凍庫を上手に使って上手に節電し、電気代の節約にチャレンジしてみてくださいね。

※この記事は2014年10月27日に公開されたものです

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