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OKはしたけれど……ちょっぴり引いてしまったプロポーズ

男性にとって、プロポーズは一世一代の大舞台。何ヵ月も前から計画を練って、セリフを考えて、予行練習をして備える男性もいるほどです。そんな気合いの入ったプロポーズが、残念ながら女性に引かれてしまうことも。「結果的にはOKしたけど、本当はちょっぴり引いてしまった」というプロポーズのエピソードを集めてみました。

お洒落なバーラウンジにて

「グランドピアノのあるバーラウンジで、彼がおもむろにピアノの前に座って、私の好きなジブリの曲をジャズアレンジで演奏。1曲弾き終えてからプロポーズされた。なんかみんなに見られてるし、しかもあの雰囲気の中でジブリって……うれしい前に、いろいろ恥ずかしかった」(28歳/不動産)

「思い出に残るものにしたい」「相手に喜んでほしい」とがんばる男性の気持ちは嬉しいものですが、ちょっとナルシストっぽくなってくると女性は引いてしまいますよね。ジャズアレンジというところにも、ややツッコミどころがありそうです。

手の甲にキス

「きれいなレストランで、彼がひざまずいて、私の手を取ってプロポーズを。ここで既に店内の注目を集め始め、恥ずかしかったけど勇気を出してOK。すると、手の甲にキスされた。恥ずかしさもあいまって内心『うわっ…』って思っちゃいました」(26歳/建設)

欧米の文化では、男性がひざまずくのがプロポーズの正式なスタイルですが、「日本人のあなたに急にそんなことされても」と思う女性もいるようです。もちろん、このスタイルのプロポーズに憧れる女性もいますから、このあたりは意見の分かれるところでしょう。彼女の気持ちとしては、他人の目もはばかって欲しかったですよね。

瀕死の状態でプロポーズ

「メタボ解消のため、東京マラソン完走を目標に日々ジョギングに励んでいた彼。いよいよマラソン本番を迎え、ボロボロになりながら無事ゴール。そこまでは私も感動していたけど、彼がおもむろに婚約指輪を取り出して『完走したらプロポーズしようと思っていた』と。呼吸は荒いし顔色は悪いし汗だくだしで今にも死にそうな感じがして心配になり、プロポーズなんかいいから、少し休んでから言ってほしいと本気で思った」(31歳/情報通信)

これ以上はないくらいに劇的な様子のプロポーズ現場かと想像できますが、瀕死の状態でのプロポーズはちょっと心配になりますね。

いきなり英語で

「クリスマスのディナー。バイリンガルの彼が急に英語で『Will you marry me?』と。いきなりで何を言われているかわからず聞き返すと、もう一度同じことを言われてやっとプロポーズに気づいた。発音はすばらしいし、そこだけ見ればかっこいいんだけど、『なんでいきなり英語なの?』とツッコミたかった」(30歳/製造)

「ひざまづいてキス」と同様、やはり欧米流のプロポーズは、ロマンチックなものとして人気があるようです。この男性も「急に」ではなく、自然な流れの中で言えていたら女性の印象も違ったかもしれませんね。

特技を活かしたり、人の注目を集めたりするプロポーズは、ドラマチックになりすぎる可能性があるよう。でもちょっぴり引いてしまったとはいえ、それまで培ってきた2人の絆が、若干の「引き」を乗り越えさせ、プロポーズ成功へと導いたのでしょう。女性の皆さん、あなたの彼がやってしまいそうなプロポーズはありましたか? また、これからプロポーズをされる予定の男性は、くれぐれも「やりすぎに注意」です!

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2014年10月02日に公開されたものです

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