お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

あなたの街にもある? あまり知られていないけど、実はスゴイ“日本一”自慢

伝統あるお祭りや特産物など、日本の各都道府県にはそれぞれに“自慢できるもの”がたくさんあります。そのなかにはもちろん“日本一”と称されるものも。そこで今回は、あまり知られてはいないけれど実はスゴイ、“日本一”をピックアップしました。


■ウミガメの上陸数が日本一:鹿児島県
上陸するウミガメの数が日本で一番多いのが、鹿児島県。特に屋久島には多くのウミガメが集まり、この場所で卵を産み落とします。また鹿児島県では、1988年に、ウミガメの捕獲や卵の採取を禁ずる日本初の「ウミガメ保護条例」を制定。県を挙げて、この生物を大切に守っています。

■たったの数m!? 日本一短いトンネル:群馬県
JR吾妻線の岩島駅~川原湯温泉駅間にある樽沢トンネルは、全長約7.2mと日本一短い鉄道トンネルです。このような長さになったのには、強固な岩を崩すより、トンネルにした方が工期が削減できたなどの諸説がありますが、はっきりとした理由はわかっていません。ちなみに電車に乗ってこのトンネルをくぐることができるのは、近隣のダム工事の影響により今秋までとなる見込み。一瞬の楽しみを体感したいならお早めに!

■ギネス世界記録!超巨大こま犬:岐阜県
世界一の大きさとしてギネス世界記録にも認定されているのが、岐阜県瑞浪市の八王子神社にある、巨大なこま犬。高さはなんと約3.3m、幅は約1.5mにもおよび、迫力のある姿で訪れる人々を迎えてくれます。またこのこま犬は、地元名産の美濃焼で作られていることも大きな特徴。地域に暮らす人々の手により、50日間をかけて製作されました。

■日本一短い川“ぶつぶつ川”:和歌山県
和歌山県の那智勝浦町粉白を流れる“ぶつぶつ川”は、全長わずか13.5mしかありません。2級河川に認められた2008年10月21日に、「日本一短い川」となりました。なんともユニークなこの“ぶつぶつ川”という名前は、水源の清らかな泉が、川底から“ぶつぶつ”と湧き出る様に由来しているのだとか。

■2県にまたがる日本一長い学校名:高知県、愛媛県
最後にご紹介するのは、日本一長い2つの学校名です。その名も「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校」と「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校」。実はこの両校は、高知と愛媛の2県に校区がまたがっているという、珍しい県境の学校です。2007年に合同校舎となったため、現在は異なる年齢の子どもたちが、同じ場所で一緒に成長しています。

ここに挙げたのは、数ある”日本一”のなかのほんの一部。みなさんの身の回りにも、意外と知れられていない“日本一”があるかもしれません。ちょっと調べてみてはいかがですか?

参考
鹿児島県ホームページ:http://www.pref.kagoshima.jp/index.html
群馬県ホームページ:http://www.pref.gunma.jp/01/b2110220.html
瑞浪市ホームページ:http://www.city.mizunami.gifu.jp/
和歌山県ホームページ:http://www.pref.wakayama.lg.jp/index.html
高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小・中学校ホームページ:http://sasayama-e.esnet.ed.jp/

※この記事は2014年05月21日に公開されたものです

SHARE