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メンタルの乱れが部屋にでる!散らかりチェック

部屋には自分の「今」がストレートに反映されます。忙しいとき、悩んでいるとき、体調がすぐれないとき、部屋が思うようには片付きません。もしも、そのままにしていたら・・・・・負のスパイラルまっしぐら。身も心も軽くなる片付けスイッチに切り替えましょう。

部屋の乱れに道具は不要
まずは、部屋の散らかり具合をチェックしましょう。これだけは毎日できると思えることを、一つだけ続けてみると生活の流れが変わります。
□部屋干しの洗濯物がそのままで、そこから選んで使っている
□季節の違う服が入り乱れて、積み上がっている
□引き出しや戸棚に詰め込んで満杯
□テーブルや床の上に、モノが出したままになりがち

あれもこれも片付けようとすると、ちぐはぐなことが起こります。見えない所に隠すと忘れる、詰め込むと見つからなくなる、出してあるのに気が付かない。いったいどうしたら、すっきりと使いやすく片付くの?というときに収納用品を買ってはいけません。むしろ、片付ける行動に意識を集中。干したまま出たままのモノをひとまとめにする、種類が混ざっているなら種類別にする、モノが多いなら少し間引くなど行動に移します。「ちゃんと」ではなくてOK。無理なくできることを続けましょう。

リズムの乱れに焦りは禁物
次に生活リズムを振り返ってみましょう。チェックのついた項目が、リズムを立て直すきっかけになります。
□食事時間がバラバラで、3食きちんととれない日がある
□寝つきが悪く、寝起きもよくない
□休みの日にはダラダラ過ごして1日が終わる
□キッチンの流しに洗い物が溜まりやすい

規則正しい食生活と睡眠は、身体的・生理的な安定をもたらす大事な条件です。特に、生活時間が不規則になると、1日どころか1週間、1か月にわたりリズムが戻りにくくなるなど、その期間が長くなれば、そのぶんだけ部屋が片付かなくなります。だからといって焦ってはいけません。当面はモノを買わない、増やさないように心掛けて、散らかりが進まないようにしましょう。

メンタルの乱れには休息が優先
さらに、メンタルの状態を点検しましょう。当てはまる項目について、そこにつながる原因が思い当ったら、根本を探って取り除くことも必要です。
□イライラして、感情的になりやすい
□「やらなくちゃ」と思うことが多い
□捨てるのが不安で、郵便物や書類をとりあえず残している
□探しものが見つからないと、いつまでも気になる

片付けてスッキリさせたいと思う反面、そのことが重荷になってしまうときは、心が疲れているということ。そんな状態で無理に捨てたり片付けたりすると、実は逆効果につながる恐れがあります。持ち物の取捨選択の判断を間違えたり、しまい込みすぎて見つからなくなったり。失敗感が残って、落ち込んでしまうようでは本末転倒です。しばらく心の休息時間をとってから、少しずつ片付けに取り組んでいきましょう。いい気分転換になります。

すはらひろこ
整理収納アドバイザー認定講師・一級建築士・インテリアコーディネーター。インテリアのプロならではの収納術が、オシャレでやる気がわくと好評。片付け講座を定期開催するほかテレビ・雑誌でも活躍。著書「朝、着る服に迷わないハッピー収納術」(大和書房)、「1分からはじめるかたづけ術」(だいわ文庫)、「無印良品で覚える収納のコツ」など著書・監修書多数。【片付けちゃお】http://suharahiloco.wordpress.com/

※この記事は2015年04月21日に公開されたものです

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