お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

北海道・札幌のトンカツ屋でこだわり三元豚の釜飯を喰らう「とんよし手稲店」

手稲店のみで食べられる「三元豚の角煮釜飯」

トンカツ屋さんなのに、なぜか釜飯がおいしいといううわさを聞きつけて、訪れたのが「とんよし手稲店」。こちらは札幌市手稲区にあるお店で、パボッツという複合ビル1Fにあります。早速、入店してみましょう。

【残った「ご飯」復活!冷やご飯を復活させる方法「ライスピザ」】

店内は細長い空間になっており、客席は座敷席、掘りごたつ席、テーブル席とバラエティー豊か。全90席あるそうです。おひとり者だとトンカツ屋はなかなか入りづらいんですが、これだけ席数があれば、ゆったりくつろげそうです。

とんよし手稲店(本店)は創業から今年で16年目に入り、現在では合計5店舗を展開しています。釜飯を食べれるお店が近隣に無かったことがきっかけとなり、2012年9月より手稲店のみで釜飯の販売を開始したのだそう。

店員さんがやってきました。私は釜飯の中から、レギュラーオーダーができるという「三元豚の角煮釜飯」(1,029円)を注文。冬季限定の広島産カキ釜飯と海老ヒレカツ御膳(1,300円)も人気らしく、心が揺れましたが、ここは釜飯一本勝負。トンカツ屋さんがこだわりの豚で作ったという、「三元豚の角煮」にピントを絞ってみました。ちなみにレギュラーオーダーできる釜飯は6種類。うわさ通り、トンカツ屋さんなのに、釜飯の種類が豊富です。

お米の炊き上げ方で「おこげを多めにね!」とか、「釜飯に入ってる卵を抜いてちょうだい!」とか、「卵はトロトロじゃなくて、黄みを少し固めにしてちょうだい!」なんて、わがままも聞いてくださるそうです。本気で釜飯を食らいにくるときには充実した時間が過ごせますよ。

ちなみに、三元豚というのは、三種類の豚をかけあわせてつくられた豚のことで、最高の肉質を追求してつくられた豚なのだそうです。肉質は養豚生産者のこだわりによって、それぞれ違うとか。こちらのお肉はどんなお肉なんでしょう。楽しみです。

そうこうしていると「三元豚の角煮釜飯」がやってきました。

ゴロゴロした角煮の上に、トロトロの半熟卵がのってますよ~。これはおいしくないワケがないでしょってヤツです。釜飯を入れるお茶わんも、ちゃんと温められています。

大きな三元豚の中央には半熟卵。

卵にしゃもじを入れると、中からトロッと黄みが流れ出てきました。この瞬間に恍惚感を抱かない人はいないでしょう。さっくりと混ぜ合わせると、ホカホカご飯から湯気が……。釜飯欲が一気に高まります。

温かいお茶わんに盛り、いただきます。味がしっかりとついた角煮、そして卵の甘み、豚脂のジューシーさ、角煮のほどよい質感、それら全てがあいまって、非常に至福なお味です。癒やされます。

「とんよし手稲店」は、JR函館本線手稲駅より徒歩およそ9分。住所は北海道札幌市手稲区前田3条10丁目2-21 パボッツ手稲1階。気になる方はぜひ一度訪れてみてくださいね。

「とんよし手稲店」http://tonyoshi.com/index.php?id=6

※この記事は2013年12月12日に公開されたものです

SHARE