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あなたの話を誰も聞いていない―話をわかりやすくする方法「つなぎ言葉を入れる」

自分の言葉を相手に分かりやすく説明するためには、つなぎ言葉を上手に使うことが大切です。ポイントポイントで効果的に使えばより説得力が増すので、使い方のコツを覚えておきましょう。

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話した内容をまとめるとき

話をまとめるときには、「したがって」「つまり」「ということは」などのつなぎ言葉を使います。「こういう理由でこうなのだから、結果がこうなるのだ」というように持っていくんですね。例えば、「○○さんは、立派なコイを育てるために毎日骨身を惜しまず世話をされ、こんなに見事なコイを育て上げました。したがって、品評会の最優秀賞は○○さんに贈られます」というような使い方をします。

話した内容と異なる意見を言うとき

それまで話していた内容とは異なる意見を言うときは、「一方で」「ところが」「しかし」などのつなぎ言葉を使います。「さっきはこう言ったけれど、でもこういう意見もあるのだ」ということを相手に伝えるわけです。例えば、「○○さんはこれまでわが社のために誠心誠意尽くしてくれました。できればこのままずっと残って働いてほしいと思っています。しかし、残念ながら体調を崩され、退職して治療に専念されるということです」というような使い方をします。

話の内容が変わるとき

それまでの話題とはちがう話に切り替えるときは、「話は変わりますが」「矛盾するようですが」などのつなぎ言葉を使います。「今まではこのことについて話していたけど、ここからは全く違う話に変わりますよ」ということを相手に知らせるためですね。例えば、「お配りしたプリントに書いてあるとおり、夏休みはお子様のこういうところによく気をつけてあげてください。話は変わりますが、一学期に募集した家族に関する作文で、○○さんが金賞をとりました」というような使い方をします。

プレゼンテーションの達人はつなぎ言葉の達人

つなぎ言葉は、うまく使うと非常に耳障りがいいものです。そのため、つなぎ言葉を効果的に使える人の話には説得力があり、話の内容がストンと入ってくるのです。プレゼンテーションは自分の企画をアピールして認めてもらうことが目的なので、聞き手を話に引き込むことができれば、それだけ有利になります。

※この記事は2013年10月27日に公開されたものです

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