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対立している人とうまく付き合う方法とは?「笑顔で論理的に」

対立している誰かと協力しながら、仕事や物事を進めていかなければならないという時、小さな意見の食い違いでもめてしまって、何も前に進まないということがあります。

【女子が思うケンカっ早い女子「小柄」「男兄弟がいる」】

ささいなことで、ああでもないこうでもないともめてしまう前に、こんなやり方を取り入れてみてはいかがでしょうか?

「対立している」という先入観を外して、まずは相手を見てみよう

対立している相手と面と向かい合った時、あなたは自然とほほ笑むことができるでしょうか?恐らく、ほとんどの人がNOと答えると思います。

「相手と対立している」ということを意識するだけで、無意識に体が戦闘モードになり、緊張で筋肉がこわばってしまったり、警戒心で相手と距離をとったりしてしまうからです。

戦闘モードで相手に会うと、相手もそれを感じて戦闘モードになってしまいます。お互いに緊張し、対立関係がよりはっきりしてしまうのです。

これを回避したいなら、まずは自分から先に武器を捨て、「自分は敵ではない」、「仲間として協力しよう」という姿勢を見せなければ始まりません。

まずは「相手と対立している」という先入観を、持たないようにすることから始めましょう。

相手との意見調整は、論理的に行おう

誰かと衝突したり、対立したりするのは「意見が違う」からです。しかし考え方が違う人は、対立している相手だけではないはずです。それなのに、なぜことさらに対立相手を敵扱いするのかというと、相手の考えが「気に入らない」からです。

対立は、自分の好き嫌いが原因で起こることも多いのです。

好き嫌いという感情で相手の意見を判断せずに、まずは相手の意見を論理的に把握してみるようにしましょう。例えば相手の意見をわかりやすく、メリットやデメリットだけを挙げてみて把握してみるのです。

お互いの意見のすり合わせを、論理的に行おう

相手の意見の中からメリット・デメリットを挙げて把握したら、自分の意見も論理的に考えてみます。自分の意見のメリット・デメリットを把握できたら、相手の意見とのすり合わせをしてみましょう。

例えば相手の意見が「手間はかかるが、利益が増える」という案で、自分の意見が「手間が省けて、売り上げは現状維持」なら、「手間をかけて、得られる利益」と「手間を省いた分の、実質的な利益」を明確にして2つを比べてみるのです。

問題点も同様です。

お互いに客観的になって、お互いの案のメリット・デメリットを把握できたら、本当の目的をはっきりさせ、よりよい案を選びましょう。

本当の目的がはっきりしており、それが一致すれば、対立している関係から、協力関係へと発展させることができます。

お互いに自分の意見に執着し、相手が間違っていると思い込んでいるだけでは、いつまでたっても対立関係は解消されません。

ぜひまずは自らの武器を捨てて協力態勢を示し、論理的にお互いの意見を検証してみることから始めてみてください。

※この記事は2013年09月28日に公開されたものです

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