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イクメンに変化!? 「子どものためだけでなく、パパも一緒に楽しい」がイマドキ

「FQ JAPAN」2013年秋号(VOL.28)

9月13日、14日の2日間、日本最大級の育児をがんばるパパのための祭典「イクフェス2013」が、東京ビックサイトにて開催される。英国初の父親向けライフスタイル雑誌であり、日本唯一の“イクメン”雑誌「FQ JAPAN」編集部は、同フェスティバルにちなんで、217名を対象に、「イクメンに関する実態調査」を実施した。

父親ならではの育児として、外遊びを中心に、アクティブな育児を実践している父親が多くなってきていることから、同編集部では“育児×アクティブ=イクティブ”として、新たな育児スタイルの象徴と捉えている。同調査では、子どもが成長していく上で、変化していくイクメンの育児方法やコミュニケーションの取り方などを、子どもの成長過程に合わせて質問した。

同調査において、男女ともに「(自分は)(旦那様は)イクメンだと思う」と回答した人が8割以上。理想のイクメンの条件を聞いたところ、男性の1位は「子どもの時間(趣味)を共有する」(53.8%)、2位「妻への思いやりがある」(48.7%)、3位「自分の時間(趣味)を子どもと共有する」(43.0%)という結果になった。一方、女性の考えるイクメンの条件1位は「自分の時間(趣味)を子どもと共有する」(61.0%)、2位「子どもの時間(趣味)を共有する」「妻への思いやりがある」(同率52.5%)だった。

理想のイクメンの条件【男性】

理想のイクメンの条件【女性】

また、親と子の関係性について尋ねたところ、自分が子どもの頃の親との関係性では、「親子とはいえ、上下の厳しい関係性をきちんと保つ」が57.0%と半数を超えたのに対して、現在の子どもとの理想の関係性では、「子どもと同じ目線を保ち、一緒に体験できる関係性」が77.8%を占めた。

自分が子どもの頃の親との関係性

現在の子どもとの理想の関係性

一方、週末、どのような育児に協力したいと思っているかを聞いたところ、1位「外遊び」(84.2%)、2位「おうち遊び」(77.2%)、3位「お風呂」(75.3%)と、アクティブに体を動かす育児がトップ3に入り、まさにイクティブの象徴とも言える結果になった。また、イクティブパパは、「子どもだけが楽しむのではなく、自分も一緒になって子どもがやりたいことをする」(49.4%)ということを重要視しているようだ。

週末どの様な育児に協力したい?

外で遊ぶ時に重要視していることは?

得意な育児に関して年齢別に聞いてみたところ、3歳以上になると、アクティブな「外遊び」がどの年齢でも1位となった(「3歳~4歳」81.0%、「5歳~6歳」82.3%、「7歳~9歳」80.4%、「10歳~12歳」74.7%)。

得意な育児(年齢別)

子どもと外で遊ぶ時に、何をして遊ぶかを聞いてみたところ、「ボール遊び」「追いかけっこ」「野球、サッカー」という回答が多い中、「家庭菜園」「山歩き」という自然を利用した遊びや、「芸術(音楽や美術)にふれさせる」という回答もあった。

外で遊ぶ時の必須アイテムについても聞いてみると、「ボール」「キッズバイク」という回答のほかに、「日焼け止め」のような子どもの体を気遣う回答や、「必須はない。その時そこにあるものを使う」「アイテムは…自然な笑顔!!」といった回答もあった。

また、子どもの成長を感じられるシーンはどんな時かを聞いたところ、89.8%の人が「日常のヒトコマ」と回答。その大切な成長を記録に残すべきかどうかを聞いたところ、「残したいと思う」と回答した人はほぼ100%。子どもの成長を記録に残すこと当たり前となっているようだ。

具体的に、どのように記録に残すかを聞いたところ、1位「動画で残している」(57.0%)、2位「静止画で残している」(37.3%)、3位「その他」(5.7%)という結果になった。動画で残す方法としては、1位「ビデオカメラ」(82.2%)、2位「スマートフォン」(16.7%)、3位「コンパクトデジタルカメラ」(1.1%)。スマートフォンの普及が広がり、動画や静止画を撮ることが増えてきているが、やはり、大切なシーンはビデオカメラで逃さず撮影したいと思う傾向にあるようだ。

※この記事は2013年09月06日に公開されたものです

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