ヨーグルトを使った離乳食レシピ!いつからOK?加熱の必要は?【管理栄養士監修】

ヨーグルトを使った離乳食レシピ!いつからOK?加熱の必要は?【管理栄養士監修】

食材ごとの離乳食レシピと調理のコツを、離乳食に詳しい管理栄養士の川口先生にお聞きするこのコーナー。今回のテーマは「ヨーグルト」です。スタートの時期や加熱の必要性など、赤ちゃんにヨーグルトをあげる際の疑問にお答えいただきます。レシピは「きなこミルクヨーグルト」です!


ヨーグルトを使った離乳食はいつからOK?

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ヨーグルトとは、乳酸菌または酵母で乳を発酵したもの。製品のパッケージには「発酵乳」と表示されているでしょう。市販のヨーグルトには、副原料を使用していないプレーンヨーグルトのほか、砂糖やフルーツが入ったヨーグルトなどもあります。
赤ちゃんにあげる場合は、基本的には砂糖などが添加されていないプレーンヨーグルトを選ぶといいでしょう。

ヨーグルト、離乳食期ごとの目安(初期・中期・後期・完了期)

離乳初期(5~6ヶ月)

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ヨーグルトはたんぱく質を多く含むので、おかゆや野菜に慣れ、魚や豆腐などのたんぱく質に慣れてから、まずは少量を試すといいでしょう。

  ■ワンポイントアドバイス■
アレルギーに関して、粉ミルクを飲めるのであればヨーグルトも心配なく使えます。粉ミルクを飲んだことがない場合は、少しから様子をみましょう。

離乳中期(7~8ヶ月)

バナナなどと混ぜたりすると赤ちゃんも大好きな味に。

離乳後期(9~11ヶ月)

レーズンを入れて一晩くらいするとやわらかく食べやすくなりますので、試してみて。

離乳完了期(12~18ヶ月)

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朝ごはんやおやつの定番としてOK! 甘味が欲しいときは、砂糖よりも果物を足すといいですね。

離乳食のヨーグルト、よくある疑問・質問

ヨーグルトも加熱してからあげた方がいい?

ヨーグルトは冷蔵庫で保存しますので、そのままあげると赤ちゃんには冷たすぎます。
赤ちゃんの胃腸はまだ弱いので、冷たいものはびっくりしてしまうことも。初めのうちだけでも、できたら育児用ミルクのように「人肌」に温められるといいでしょう。

  ■ワンポイントアドバイス■
ラップをかけずに電子レンジで数秒だけかけて、人肌程度に温めて食べるといいですよ。

ヨーグルトの種類はなんでもいいの?

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同じプレーンヨーグルトでもいろいろな種類がありますが、まず肝心なのは「一般的に市販されているものかどうか」です。
というのも、ヨーグルトを自家製にすると雑菌が入ってしまうこともあります。自家製のヨーグルトは、無糖といえども赤ちゃんには避けましょう。

もちろん、購入したヨーグルトの場合でも保存方法に気をつけ、フレッシュなものを使用しましょうね。

おすすめレシピ!きなこミルクヨーグルト(6ヶ月~1才ごろ)

ヨーグルトをそのままあげるのもいいですが、他の食材と組み合わせることで酸味が緩和されて食べやすくなったり、ヨーグルトの魅力が引き立ったりして、よりおいしく食べることができます。

材料

(乳児分:約1回分量)
プレーンヨーグルト  大さじ2
粉ミルク       小さじ1
きなこ        小さじ1

作り方

ヨーグルトに粉ミルクときな粉を加え、混ぜ合わせる

  ■ワンポイントアドバイス■
粉ミルクをいれることによってヨーグルト独特の酸味がやわらかくなり、食べやすくなります。

まとめ

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さっぱりとした味と、なめらかな食感が赤ちゃんにも人気のヨーグルト。魚や豆腐などに慣れたら始めてみてもいいでしょう。フルーツだけでなく、相性がいい食材も多いので、ヨーグルトと一緒にいろいろな味を体験させてあげてください。

この記事の執筆・監修管理栄養士
川口由美子(管理栄養士/母子栄養指導士)
一般社団法人母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。
◆一般社団法人母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

(文・写真:川口由美子先生)

※クレジットありイメージ写真:getty

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
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