お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【第3話】知らない一面が増えていく。「完璧なアイドル妻」が“本当の素顔”を見せる瞬間

#私たち結婚しました5考察

ミクニシオリ

もしもあの芸能人同士が結婚したら…? 芸能人夫婦の結婚生活をお届けするABEMAのオリジナル結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました5』。今回の夫婦は、堀未央奈・百瀬拓実、白間美瑠・永田崇人の2組。海外から始まる出逢い、結婚式、そして新婚旅行まで、2人の結婚生活をライター・ミクニシオリさんが考察します!

※このコラムはABEMAで配信中の『私たち結婚しました5』エピソード1~3のネタバレを含んでいます。

初対面から始まる結婚生活には、マンネリという言葉は無縁だ。まだ知らない一面や素顔が見られるワンシーン、初めてのキス、ボディタッチ……。どんどん距離を縮めていく眼福カップルを眺めていると、最高の恋に溺れていたあの頃の自分が懐かしくなったり、映画のような恋愛に憧れて、マッチングアプリとか登録してみたくなったり。とにかく感情は忙しいのだけど、その分夜は爆睡できる。それが、わた婚配信中のルーティンになる。

デートを重ねて、お互いのことを理解しつつある第3話では、2組の夫婦の距離がいろんな意味でグッと近づく。どちらの妻も、もともとは「完璧なアイドル」だった。そんな2人の知らない一面、知らない表情を引き出していく夫との、関係性の変化にも注目したい。

(C)AbemaTV, Inc.

頭ぽんぽん、おでこキッス。キュンの嵐にほころぶ妻の表情

第3話のたかみる夫婦は、ハワイでの新婚旅行最終日。帰り支度を踏まえてか、2人とも前回とは打って変わって違うカジュアルな装い。白間さんは、前回永田くんが「好き」と言っていたポニーテール姿で登場。永田くんの反応も大正解であった。好きな人のためにおしゃれして、喜んでもらえるのってすごい嬉しいもの。男性はもっと、パートナーにヘアスタイルとかメイクとかをリクエストしたらいいと思う。おしゃれするのが好きな女性なら、きっとすぐに実行したくなる。服はけっこうお金がかかるので、清楚服が好きな子に「カジュアルなコーデが好き♡」とか言うのは、ボーナス後にしてほしいけど。

(C)AbemaTV, Inc.

ジップラインデートでの「妻はゴールまでに夫の好きなところを言えるだけ言う」というラブミッション。車に乗る時ドアを開けてくれたり、階段で手を引いてくれたり……と白間さんが叫んでいたが、どうやら永田くんはカメラに抜かれていない瞬間も、超紳士的らしい。そういうところをもっと見せてくれ……と思ったそばから繰り出される、必殺頭ぽんぽん。好きな人になら、されて嬉しくない人はいないはず。

ハワイの最後は、ビンゴで負けた白間さんから、改めて夫へのプロポーズ。夕焼けで赤らみはじめた海を見ながら、数度目の「ハモった(笑)」2人を見ていると、一周回って胸が苦しくなる……! 人は遺伝子の違う相手に惹かれるものとも言うけれど、共通点の多い人にも、無意識に惹かれるものじゃないだろうか。

(C)AbemaTV, Inc.

気が使えて、笑顔がすてきで、面白くて……白間さんが叫んだ夫の好きなところは、白間さん自身にも共通しているものばかり。出会ってすぐにこんなにたくさんの共通点が見つかったら、運命を感じてしまう。こんな出会いが私にもあったらな〜! と、思わずテレビの前で叫んでしまった。まさに、映画か少女マンガかのようなワンシーンだった。

それに「この気持ちはもっと膨らんでいくと思う」という、白間さんのプロポーズの言葉も良かった。結婚はゴールではないのだから、これから先もっともっと、好きになっていくべきだ。プロポーズのお返しは、ハワイに咲き乱れるブーゲンビリアの花。花言葉でメッセージを伝えられることに、憧れがある人も多いのではないだろうか……プレゼントはなんと、これだけじゃない。

たった一言のメッセージでも、手紙は嬉しい。それに、最後のプレゼントもロマンチックすぎた。こんなに特別なキスがあっていいのだろうか。毎日を一緒に過ごす夫婦にとって、キスは日常茶飯事かもしれないけれど……新婚旅行先で、見たことがないくらい素敵な景色をバックに、プレゼントとしてもらうキスはきっと、特別だ。

(C)AbemaTV, Inc.

キスの後、白間さんの嬉しそうな顔、照れるでもなく「おいで」とか言っちゃう永田くん。3話時点でここまで急接近してしまったら、このあとどうなっちゃうのか。キスの後の、幸せそうな2人の顔が忘れられない。

天然な年下夫が引き出す、アイドル妻の誰も知らない一面

一方のみおたく夫婦は韓国旅行の準備からスタート。お互いにマイペースで、同棲中のご飯にもこだわらない。パックごはんにスーパーで買ったお刺身を乗っけて、お茶漬けの素をかけただけで、観光地で食べたら一人1,300円くらいしそうな海鮮茶漬けが完成。夜になると半額で売られるお刺身を使っても、湯通しで臭みが気にならなくなりそう。思わぬところでおさぼりごはんハックを発見してしまった。

(C)AbemaTV, Inc.

さて、食事の準備中の堀さんは「握力が9キロしかない」から、お茶漬けの素を上手く絞り出せない。百瀬くんの天然っぷりにばかり目が行きがちだったけど、今回は堀さん独自のリズム感も気になった。

まずは、作ったばかりの海鮮お茶漬けを食べながら、百瀬くんに競歩の練習をさせようとする堀さん。これにはさすがの百瀬くんも「え、今??」とツッコんでいて笑った。しかも「競歩は真顔がいいよ」と真剣に教えた後、真顔で競歩する百瀬くんを見て「コワイ」と一言。登場当初、外見の雰囲気もあって大人っぽくクールに見えた堀さんだけど、意外とノリで生きている人なのかもしれない。

(C)AbemaTV, Inc.

けれど、そういった素の一面は、完璧なアイドルだった堀さんのイメージとはまた違っていて、きっと心を許した人しか、見ることはない姿なのだろう。そういう堀さんを引き出せたのは、百瀬くんの真っ直ぐさゆえなのかもしれない。

そして、念願の韓国旅行へやってきた2人。1回目のデートより雰囲気もこなれて、写真を撮りながら爆笑する姿も新鮮だった。夕食中のミッションでは、カニの絵を書く百瀬くんが水色のペンを使っているのが気になってしまった。カニといえば、の赤色もあったのに、2人とも使っていなくて、そういうところもみおたく夫婦らしさがあふれている。上手にカニを描けなかった堀さんが、百瀬くんにカニを「あーん」するシーンでは、またも百瀬くんから「え、今??」の一言。カニは、その時で良かったと思う。口癖なのだろうか。

(C)AbemaTV, Inc.

「アイドルが好きだったし、自立したかった」という堀さんと「引きこもってた自分のような人を救いたかった」という百瀬くん。お互いに学生時代から芸能活動をはじめていて、いわゆる「普通の青春」は送れなかったのだろう。2人には他人がいても変わらないマイペースさがあって、それが強さでもあるけれど、恋愛経験は圧倒的に少ない。

握力のない堀さんのためにカニを取り分けてくれた百瀬くんは、この数日だけでも少しずつ変化しているし、堀さんもどんどん「素顔」を見せてくれるようになった。2人はここから、夫婦としてどう成長していくんだろう。

カニか、おでこキッスか……第3話のハイライトは?

初対面の結婚からはや3話、初々しかった2組の夫婦の距離は、どんどん縮まりつつある。次回は絶対にキュンキュンしかしない、みおたく夫婦の遊園地デートと、オトナの恋愛あるある・義兄弟との対面ということで、全く違う魅力を発見できる30分になりそう。

安定してキュンを量産してくれるたかみる夫婦はもちろんすてきだけど、発展途上ではありながら、他の人には見せない一面をさらけ出していくみおたく夫婦の今後も気になりすぎる。とはいえ、第3話の個人的ハイライトはやっぱり、夕焼けの海でのおでこキッス。そこだけ切り取って待ち受け画面にしたい。

(C)AbemaTV, Inc.

『私たち結婚しました 5』番組概要

毎週金曜23:00~23:30放送
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL
第3話URL:https://abema.tv/video/episode/90-1949_s5_p3

(ミクニシオリ)

※この記事は2024年04月06日に公開されたものです

ミクニシオリ

1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。ハッピーとラッキーがみんなに届きますように。

Twitter:https://twitter.com/oohrin

この著者の記事一覧 

SHARE